- ベストアンサー
補聴器とハーモニカ演奏
- 中度老人性難聴の私が補聴器を使ってハーモニカを演奏する際の問題とは?
- 補聴器専門店で質問したところ、補聴器を使った楽器演奏はあまりないとの回答。
- 補聴器を付けてのハーモニカ演奏について経験を持つ方のアドバイスを求めています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私の現状は、7800Hzから上は聴き取れませんので(音楽的には困って居ませんが)会話では、聞き返しが非常に多く不自由を感じて居ます。 ピアノの88健の一番右端は(4096Hz)←倍音は考えないとして。 日本語は(イギリス英語←上は20.000Hz(アメリカ英語はもっと範囲が狭い)に比べ非常に狭い周波数帯の中で話せるので、音量(音圧的)的には十分聞こえていますが、特殊な子音や拗音は音量的には十分な大きさに聞こえて居るにも関わらず聞き違えてしまいます。 ですから、外国の難聴の人は日本人より、言葉の聞き取りに関してはシビアーでは無いかと思います。 ~~~~ 補聴器とは違いますが、最近のTV等で演歌歌手が耳に(レシーバー)を掛けて、自分の歌も含めて(演奏を)チェックし乍歌って居る放送(場面)を度々見かけるように成りました(森進一も)。補聴器のようにマイクで拾うのでは無く、PAの所から電波(無線で)受け取って居るので(TV放送と同じ内容が聞こえて居るのだと思います) --- さて、ご質問の趣旨がよく判りませんが(ご本人が必要と感じるなら)使えば良いし不必要に感じられるなら敢えて使う意味も無いのでは無いかと感じます。 -- 補聴器と言っても一括(ひとくくり)には出来無い話では無いかと思います。 例え、高価格の品だからと言って、総ての場面に適応出来る品物は無いと思います。 その場面々で状況は違って来る訳ですから、TPOに設定が可能の補聴器なら兎も角、一般的には、補聴器専門店で何度も々調整して、最大公約数的な所へ設定される筈ですから、場所の条件が変われば理想的にはその場所に適合するよう再設定しなければ本来の補聴器の性能は発揮出来無いと考えられます。 --- 一般的結論から申しますと、ハーモニカにも色々な種類が有ります。 一般的な、複音(ご存知の様に上段と下段でほんの少し音をずらし、その差と和から成るビートで)揺らぎを出せるタイプ、クロマチックハーモニカと称する半音を出せ且つ音は単音・10ホールズの様な単音を特殊テクニックを駆使する物等… --- 複音ハーモニカの場合は、最初から揺らぎが有るので顕著な反応は少ないですが、単音の(クロマチックハーモニカや10ホールズ)の場合、補聴器のマイクとの位置関係(距離とか角度)に依って音に変移(周波数がずれる)が起こる様です。←感じとしては、ハンドカバー奏法の時の様な(閉じた時と開いた時の音の変化)変化を感じられます。 併し、これ等は、補聴器使用者本人のみが感じる事で、他の合奏相手や聴衆は関係無い話です。それに、本人に聞こえて来る音と合奏相手との音が極端に異なって困る(演奏し辛い)などと言う事は絶対に無いと思います。 セント表示→1/100←これの1、が感じ取れる様な超人的人は居ないです。 --- 従って、質問の、 >合奏したり伴奏を聴いて演奏する場合など、音程が違って聴こえる心配もあって ↑ と心配されて居るようですが、チューナー(チューニング・メーター)1/100←の範囲で不自然と感じられる程の誤差は無いと言えると思います。 --- 実験では、3種類の補聴器を試し、耳穴式は(マイクも耳穴の為)マイクと音源(ハーモニカ)の位置を変えられない為実際は→「マイク→アンプ→スピーカー」←此の音を補聴器で聞く事で、音源とマイクの距離と位置を色々変えて実験をして見ました。 --- 中度老人性難聴とは、35db程度ですので、音楽(演奏や歌)に関しては、補聴器は其れほど必要無いのでは無いでしょうか。 楽器の王様のピアノの88健の一番右端は(4096Hz)←勿論音には、高調波(倍音)が存在しますが、5000Hz程度が聞こえれば、音楽としては何とか不自由なく聞き取れます。
お礼
大変貴重なお話ありがとうございます。ずーっと悩んでいたことの整理が出来たように思います。 ご指摘の通り、質問の意味?実は自分でも装着したら良いのか悪いのか?です。 それで、以前(数年前)ハーモニカレッスンの先生の前で、比較のため、補聴器(耳穴式)(片側だけ)、を付けた場合と、付けない場合で吹いて、聴いてもらったことがあります。 結果は、付けた方がより丁寧な吹き方で相当上達した感じに聴こえて、先生もビックリしていたことがあります。ところが、吹いている自分の耳には過大に増幅された歪んだ音で、吹いていても心地よいものではありませんでした。自分の細かい息使いまで聴きとれるので均一な息のコントロールが出来て、 聴く相手にとっては上手くなったように聴こえたのだと考えています。 説明が長くなりましたが、貴ご意見によって、気がついたことは、補聴器の設定がその場、その場の 状況にあったように設定が必要だということです。 実際のところ、最大公約数的な調整しか出来ないのが現状ですので、耳元で発生するハーモニカの音は ものすごく増幅されて、歪んでしまい吹いている自分には不自然なものになってしまうのでしょう。 それで、ハーモニカ演奏用に周波数ごとにキチット調整した、補聴器であれば、使う効果がある。 ということになりそうです。 今使っている補聴器を再設定すれば使えるかもしれませんが、それでは日常こまりますし、 もう1セットハーモニカ用に購入すれば、ベストかもしれません。 おかげさまで方向が見えてきましたので、購入も含めてさらに検討してみます。 どうも、ありがとうございました。