こんばんは。
公務員の給与と民間の給与との比較というのは非常に難しいので一概には言えません。
国家公務員の場合、人事院が民間の給与水準を調査して平均的と思われる給与水準を決めています。以前は給料が下がることは無かったのですが、さすがに今の御時世では公務員の給料・ボーナスも年々下げられています。
この民間との比較ですが、民間の中でも給料の低い会社に勤めている人からみれば「公務員は給料高くていいナ!」となるでしょうし、景気の良い会社に勤めている人なら「お前らこんな安い給料でよく公務員やっていられるなぁ」となります。
日本のサラリーマンの給与水準体系が仮に完全なピラミッド型だとすれば、三角形の重心はどこにありますか?下から1/3のところですよね。じゃあ公務員の給与水準は下から1/3のところにあるのかと言えばそれよりはたぶん高いでしょう・・・(あくまで私の推測ですが・・・)
今は景気が悪いので国家一種になるのは相当な難関だと思いますが、受かればそれはその人の実力(運もありますが・・・)であり、その人が民間に行けばどれくらい稼げる仕事に就けるかということを考えるべきで、景気の良い会社も悪い会社も、楽して暇な公務員も、月に300時間以上も残業する霞ヶ関の官僚(霞ヶ関でも毎日定時退庁する人ももちろんいます)もごちゃ混ぜにして給与が高いとか安いとか、暇だとか忙しいとかいう抽象的な議論をしても全く意味がないですね。
仕事の内容は民間も公務員もいろいろあるのでこれまた比較すること自体無理がありますし、公務員とて今後は身分保障はどうなるかわからないですしね・・・
この手の質問に対する回答は圧倒的に自分の職業が給料が安いとか、忙しくてつらいとかいう説明のものが多いと思いますが、相手を羨ましがったってもねぇ・・・
全然答えになってなくて申し訳ないですが、もう一度言いますと給与水準とか忙しさなどというのは公務員か民間かという程度の漠然とした仕切では比較できませんよ。
まあ、こんな御時世ですし新人の給料なんて民間だろうが公務員だろうがたかが知れてます。それよりも仕事のやりがいとか将来性とかを個別に調べて悩んだ方がいいんじゃないんですか?