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茶道の家元への上納金は必須ですか?
茶道をやっています。 お免状と看板を頂くために費用を支払いました。 そのお代は、料金表が教室に貼ってあったのでその金額を用意し、先生に渡しました。 先日、免状と看板が出来たと連絡がありました。 ところが、免状と看板を受け取る際に家元にお祝いという名目で祝儀袋にお金を用意して くださいと言われ、驚いています。 免状と看板費用は提示された金額を払ったのに、なぜに更にお金を支払うのですか? その上納金をを支払わないと免状と看板は頂けないのでしょうか? 私は、上納金が必須ならば、料金表に明記すべきだと思います。 不明瞭なお金の受け渡しは、怪しい宗教のツボや怖い団体への上納金みたいで すっきりしないのですが。
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- tarohkaja
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基本的には、こうしたお金の動きはよろしくないと、他のお答に同感します。 名の通った流儀は財団法人になって金の動きを透明化しています。 さてそこで、こうした世界の和洋を問わない 「弟子の負担」 について、これが 「パトロネージの大衆化」 という側面があることも承知していないと、腹が立つばかりです。 音楽でも美術でも、ファインアートはパトロンなしには成立しません。 メディチ家、ローマ法王庁、多数の王侯貴族、大商人などがパトロンでした。 日本では、ファインアートの能は武家式楽として幕府や大名家の禄を得ていました。 大衆芸能である歌舞伎は庶民の入場料によるギャラで飯が食えました。 現代でも、例に挙げるのは一昔前の人にしますが、ひばり御殿という豪邸を建てるほどのギャラを得られたのは、大衆芸能の人達です。 文学の世界でも、大衆小説を書く流行作家は豪邸に住みますが、ファインアートの文学を目指した人は貧窮のうちに亡くなったりしています。 パトロンなしにはファインアートは成り立ちません。 そこで江戸時代、もっと前に成立した家元もありますけど、日本人は 「大勢で月謝を払う」 という方法で、メディチ家や王侯貴族が担っていた芸術家のパトロネージという役割を、大衆化するという大発明をしたのです。 その中のピラミッドは、素人の手ほどきができるくらいの下層の師匠がいて、これは横丁の師匠で 「稽古屋」 とも言われ、若旦那が恋慕する清元の師匠なんてのが落語にも出てきます。 それからベテランの素人に教える師匠がいて、さらに玄人にしか教えない師匠の師匠がいます。 このクラスは教えて商売にするのでなく、舞台に立って演奏するとかのレベルになり、大衆芸能ならば大勢の客から入場料を取ることができてギャラで飯が食えますが、ファインアートの場合は 「パトロネージとしての入場料」 を払ってくれる客がいてくれないと食っていけません。 こういうピラミッド組織によって、大勢の素人の弟子が月謝を払うことで、ピラミッドの上の方の 「芸術家」 を支えるのです。 それが、ピアノやバレエを習うと先生のチケットをたくさん買わされる理由です。 家元に金が吸い上げられるのは、本来の目的は、玄人が玄人に教える玄人稽古では月謝は取らないものだからです。 そして若手玄人の勉強のための発表会を家元が主催する、その費用にもなります。 という 「きれいごと」 だけではないのも世の中です。 だから大きな流派は財団法人になって透明化、主務官庁の会計検査を受けることで誤解の生じないように、まあそういう姿勢を取っています。
- gyoutei
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誠に失礼ですが、習っているのは小さなお流儀ですか? 表、裏千家ともそのような「ならわし」は有りません。 そもそも「免状」の代金に、家元へ納めるお金は 含まれているはずです。 ですからその怪しい上納金なるものは、先生が個人的にとる。 あるいは更に先生の又先生に納める、などではないでしょうか。 小さなお流儀では「何が行われても不思議はありません」
お礼
確かにメジャーな流派ではありません。 先生が、裏千家よりは費用がかからないとおっしゃったので、 どの流派にも上納金のシステムがあるのかなと思っていました。 私の上納金を先生が預かって家元に届けるそうです。 それを個人的に取るとは思いたくないなぁ。 このシステムにすごく違和感を感じるので、お稽古も続けにくいかもしれません。
- misawajp
- ベストアンサー率24% (918/3743)
すっきりしなのなら、その世界から離れることです その程度で驚くようでは・・・・・・・・・・
お礼
そうですよね。 私は単にお茶を楽しみたいだけなのですが、 どの流派もそうなんでしょうかね。 残念です。
- pupPeTeer119
- ベストアンサー率30% (633/2077)
伝統的な作法のある諸々の習い事・・・あの世界は基本的に怪しい宗教、団体などと変わらないですよね? 別に伝統的でないものでも、習い事となると同じ側面を持ちます。 例えば日本においてそれほど伝統的ではない、ピアノや声楽、バイオリンなどの音楽関係などでも同じようなことが見られます。即ち、自分が師事した方のコンサート、リサイタルなどという時にはチケットを買ってばら撒かなければなりません。 ということは、・・・・結局そういうことなんです。 そうして、そういうことなんだと理解した上で、自分も汁を吸う立場になろうと上を目指すか、まぁ世間的な体裁を整えることができるレベルで良いや、と、ある種悟って程々のところで距離を置くようにするか、そんな世界だとは思わなかった!やってられない!! と、すっぱりと縁を切るか、の三つに一つでしょう。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 お茶の先生になるつもりはなくお稽古に通っていたのですが、 先生から、免状が頂けると言われると欲が出てしまい免状の申請をしてしまいました。 看板を頂くつもりはなかったのですが、先生から免状と一緒に看板も申し込んだと言われ、不本意ながらお代を支払いました。 もし、そのあとに上納金が必要になるということを知っていたら、免状や看板を 頂かなかったのに・・・と思っています。 このままお茶を続けるとしたら、払うしかないですね。 上納金が今回だけではないかも・・・と新たに心配になってきました。 そういうのが気になるようでしたら、お稽古は続けられないですね。 ただ、お茶の世界を楽しみたいだけなのに。 三つに一つの決断がまだ出来ないです~
- toshipee
- ベストアンサー率10% (725/7148)
おもしろそうだから、消費者相談センターだったっけ、相談してみたら?法的には払わなくてももらえるはずだからね。破門だろうけど。どうなるか知りたい。
お礼
回答ありがとうございます。 料金表に書いていないので、いわゆる心付けってものでしょうが、 ○○万円用意してくださいと金額を言われると、興ざめしてしまいます。 看板や免状のお金は支払っているので、上納金を支払わなくても法的には頂けるはずですが、支払わないと私の先生の面目丸つぶれかな。 私が直接に家元にお金を渡すのではなく、先生が 届けに行く事になっているんです。 払うか、辞めるつもりで拒否するかですね。その場合先生に顔向けできない。 一番いいのは、こういう慣習は良くないので止めましょうって家元が言ってくれることですね。ありえないだろうけど。 消費者相談センターとか消費者庁?が指摘してくれないかな。相談することも考えてみます。
お礼
とても参考になりました。 実は本部に問い合わせたところ、免状と看板代以外には費用は請求しないそうですが、もし“御祝”が届いたら寄付金として受け取るとのこと。 先生が、慣習で私にお金を用意するようにおっしゃったのでしょうが、正直にお金が用意できない旨をお話しくださいと本部の方に言われました。 でも、これを話した後の、先生との関係は気まずくなりますよね。 私みたいに上納金にケチをつけるようなら、そういったお稽古は出来ないってことですね。ちょっと残念ですが、社会勉強になりました。