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あなたに起きた信じられない話
あなたには人に話しても「ウソでしょう?」と一笑に伏されるけども、実は本当に本当なんだという話を何かお持ちですか。 「こんな物を目撃した」「こんなのに遭遇した」「こんな奇跡が起きた」等信じ難い話をお持ちの方、宜しくご披露御願いします。
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小学校6年の夏だった。 私の住んでいたところはいわゆる都市近郊というところで 田舎といえば田舎であり、まだ山も残っていたし昔ながらの農家も点在していた。 友達の家に遊びにいき、某農家の裏山で花火をして遊んでいた。 いわゆる打ち上げ花火というものである。 火をつけるとピューッという音を立てて飛んでいくあれである。 山の斜面に突き刺し火をつける、何本も飛んでいった。 いずれも農水地に向けて発射していたので安全といえば安全だったが ついに最後の一本になった。 そこで、ふと周りを見回すと丁度枝に山鳩が止まっていた。 子供の考えそうなことである、 「おい、あれ狙って打ってみねーか?」 「おし! やってんべぇ!」 で農水地ではなくその山鳩を照準に入れ花火をセットした。 火をつけたら勢い良く飛び出した! ヨシ、当たれ!当たれ!と思ったがわずか0.5秒後には 残念ながらかすめはしたもののハズレてしまいそのまま飛んでいった。 「あーはずれちゃった!」 そのままその花火の行く手を見ると農家の屋根に落ちたのが見え、 そこでパン!という音がして破裂したのだった。 それは破裂が先で音がほんの少しあとからしたような気がした。 花火がなくなってしまったので 山をおりその友人宅の庭に戻ってベーゴマで遊ん出いた。 小一時間たったろうか、どこからともなくサイレンが聞こえる。 パトカーかな? 「おい、お前を迎えに来たらしいぞ」などと 昔のオッサンが言うような冗談を飛ばしていると そのサイレンがだんだん大きくなり、こちらのほうに向かっている のがわかった。 目の前を消防車が通り過ぎてゆく。 「火事だったのか~」 するともう一台、今度は地域のアンちゃんたちが乗ってる地元消防団の消防車。 「おい火事は近いぞ!」 地元の消防団が出るということは歩いても10分程度のところだということは知っていた。 「見に行ってみねーか?」で 二人で消防車のあとを走って追いかけた。 現場の約100メートル手前で俺達のスピードが落ちた。 その友達もヤバイ!と思ったのだろう。 お互い顔を見合わせた。 「あの花火が落ちた屋根なんだけどよぉ・・・」 「ワラ屋根だったよな?」 「うん、かやぶきだ」 そう!あの花火が原因かも・・・。 いやほとんど間違いなくその花火が原因だったに違いない。 よくよくまぶたの裏を探ると屋根に落ちただけはなく 藁屋根に刺さってしまってそこで破裂したことまで写っていた。 我々は怖くもあったが、再度スピードを上げて現場まで走った。 50m手前ではじめて見る家一軒の火事に度肝を抜かれ その炎のすさまじさにおそらく口をあんぐりあけていただろう。 腰を抜かしそうになった。 「あーやっべぇ!」 「すんげー炎じゃん!」 消防の人たちがケンカ腰で現場を走り回っている、放水している。 「おらー!そっち行くな!そっちに崩れるぞ!」 「こっちだ!こっち!バカやロー!早くホースもってこい!」 「鳶口ー! 何やってんだ!早く窓壊せ!!」 その怒鳴りあいが我々には自分達が叱責を受け怒鳴られているような気がした。 あー、俺達どーなっちゃうんだろ?と単純に思った。 やがて火事はおさまり、その時には我々もたくさんいて なんとなく心強く、野次馬の一人のような顔をして その場を離れた。 あとで聞いた話だが、藁屋根に火が付くと現場検証しても どこが出火元だかわからないらしい。当時はそうだったのだろう。 現代の家であれば出火元が一番こげているらしいのだが、 とにかく丸焼け。 田舎だったのでその家は人通りから離れていておまけに留守だったため 通報が遅く、消防車が着いたころには紅蓮の炎を巻き上げ 屋根は焼け落ちていたらしい。 柱一本残ってないしワラ屋根など全部灰になっちゃってる。 現場検証の末、出火元不明!ということになった。 しかし、子供が山で花火をしていたという目撃者が現れた。 しかし、その山まで歩けば8分くらいのところ、 わざわざ花火をしに行くにはその友達のところから距離があった。 大人ならそう考える。 多分1kmくらいは離れていただろう。 したがって我々には疑いがかからなかった。 あの辺の子供なのだろうと思ったに違いない。 その後警察も入って調べたらしいが 丁度その家で相続争いの最中だったということがわかった。 何しろ昔の農家、兄弟連中が10人もいてそりゃ熾烈な争いだったらしい。 そうこうしているうちに、相続争いで誰かが放火したのだろう、 という極めて大雑把な結論に達し、犯人探しはそこでチョンとなり 我々はそんな事件をすっかり忘れ、いつもと同じようにベーゴマに夢中になっていた。 というわけで家一軒燃しちゃッたことがあります! もう、いくらなんでも時効でしょ! 今から44年前の話です。
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- kyouma222
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姉2人の子供達の誕生日が奇跡といってもいいかもです。 長女の子供(兄妹)達、月は違うけれどみんな16日生まれ。 次女の子供(兄弟)達、月は違うけれどみんな21日生まれ。 家族の中では奇跡と言ってた時の昔の事を思い出しました。
お礼
回答有難うございました。 誕生日が同じ日にちが重なるというのはすごい偶然の一致ですね。たまたま自分と誕生日が同じ人は世の中いますが、これほどの偶然性はなかなか無いと思います。
- gldfish
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近所に野生の鹿の大群が出る。 ・・・同じ市内在住の人にすら冗談だと笑われることがあります。 ちなみにこの地域では過去に狸や鹿の目撃話もありましたが、確かに自分もここに住み始めた当初は「嘘でしょ」って思いました。自然や農村もありますが、結構な都市部なのです。 まだまだ日本の野生の力も捨てたものではないですね。 「自然を破壊」とか「支配」とか「自然を守れ」なんて所詮人間のうぬぼれなのかもしれません。
お礼
回答有難うございました。 回答者様のお答えを拝読し、以前見たテレビ番組を思い出しました。ある農村が猿による農作物被害に苦しんでおり、猿害対策にあの手この手を使って対処しているという内容でした。 みかんや柿の2、3個なら自然へのお裾分けとして笑ってられますが、被害金額が何千万にもなるともう洒落ではすみません。電気ショックや爆竹で猿を追い払うが、また時間が経つと猿が出没し結局いたちごっことなってました。 見ていて猿が何だか可哀想になってきました。そもそも野生動物が安心して生息してた領域に後から足を踏み込んだのは人間の方ですよね。野生動物との共生を第一に考えると自治体は言うが、所詮無理な話。今後野生動物を駆除して殺害し続けた結果、農作物被害とは比べものにならないくらい自然からのとばっちりを受けないことを切に願うばかりです。
- jagtd54mwp
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僕には友達も彼女もいません。金もないです。 でもパチンコにあいされてます。 パチンコっていいもんですねぇ
お礼
回答有難うございました。 パチンコに愛される人生も結構ですが、一方で生身の人間から愛される人生も今後の選択肢のひとつとしてお考えください。
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お礼
44年前の話とはいえ、こうして正直にご披露されたその勇気に拍手です。なかなか出来る事じゃありません。 また拝読して感心しましたのは、44年前の出来事をさも昨日起きたことの如く回想されてる事です。大変な記憶力ですね。それにも脱帽です。 腕白ざかりの少年には中には命を落とすのも紙一重だったいたずらをした経験の持ち主も多いですが、回答者様はそれらより数段レベル上ですね。聞いた事ありませんよ、火事起こして44年間も胸にしまっとくだなんて。私の昔の仲間に中学生ながら車運転して隣の県まで行った猛者がいましたが、この火事話にはある意味とても及びません。やはり存在するんですね、すごい経験談をお持ちの方が。面白い話を伺いました。 教えて!gooに質問して良かった。 回答有難うございました。