当方、物好きなだけの素人のせいか、詩の一部だけ出されると正しいのかどうかいっそう自信がなくなるのです。
全部紹介してもらったほうがよかったかもですね。
俳句とか歌とか詩とかは、表面的な意味合いだけなぞっても本当の意味は出てこないので、私のような素人はともかく、なんらかの自負をもっておられる方は回答をつけにくいかもしれませんよ。
外と中で「対」にはなっているようですが、「韻」は踏んでないみたいみたいですよね。
★ 一篷山色斜陽外
「篷」越しに外を見ると、山の景色は西日に染まっている
★ 半夜雨声春夢中
夜半の雨音を聞いていると春の夜の夢の中のようだ
というようなところで、どうでしょう。
おそらくこれは3句めと4句めではないかと思うのですが、ほかの部分と整合性はとれませんか?
※ 篷 は 辞書を引いたところ、竹などで編んだコモ状のもので、この「篷窓」という言葉もあるようですので、早い話、明かりは入ってくる(景色は見える)が雨は入らないように篷をかけた窓の事と推測。
※ 「斜陽」といい、「春夢」といい、あまり人生に残り(あるいは希望)がない人が作った詩みたいです。
しかし、これが予想通りの3句4句めではなくて1句2句めだとすると、3句めにどんでん返しで人生を高らかに歌うような句が来ることになりますので、3句め4句めがこの訳と雰囲気が違っても、「整合性がとれていない」ことにはなりません。
お礼
早速の回答ありがとうございます。そうですね、たしかに詩の一部でしょうから、全文がないと全体の解釈に影響するものなんでしょうね。でも、本当に助かりました。ありがとうございました。