どうなんでしょうね・・・。私は別の観点からの推測ですが、全面移行は東大だけになるんじゃないか?と思っています。
というのも早稲田・慶応などの野球部にとっては、秋入学はデメリットでしかないからです。
まず選手の観点から立ってみると、高校球児は夏の選手権(甲子園)が終わると引退します。
その後、早・慶・東大に進学を考えるとなると、通常半年となる野球のブランクの期間が1年に延びます。
さらにその後のプロを目指してる選手にとっては、春入学の場合は4年でドラフト解禁になるのに対して、秋入学では5年で解禁と1年長い。
選手にとって1年というのは非常に重要なものになりますし、そこまでリスクをとるぐらいなら春入学の大学に・・・と考える選手は多くなると思います。
そうなってくると、早慶は野球の実力で学生を集めてますから、デメリットの多くなる選択肢を取るか?という疑いが出てきます。
東大の野球部は、あくまで「部活動」なので、プロのことはそこまで気にせず秋入学全面移行というのは納得できるんですが。
早慶もほぼすべての学部が秋入学に移行することはありえるでしょうが、実質特待生で固める学部は春入学として残すんじゃないかと思います。
・・・仮に全面的に秋入学が起こった場合、取られる選択肢は「4年の10~11月にドラフトにかかる」という所だと思います。4年の秋、つまり進級してすぐですね。
よく誤解されがちですが、大学に在学中でもプロ野球選手はできます。
ですから4年生の2月~卒業までは大学生兼プロ野球選手という肩書きでいいと思うんですよ。
ただし、その場合は4年春の最後の大会には出られません。
その辺の気持ちの問題だったり、大学生という本分がありながらプロとは如何に!?というお堅い問題は出てきますが、まぁ逆に言えばその程度の問題だけだと思います。
お礼
少なくとも東京6大学に関しては東大、早大、慶大の3大学が秋入学になる可能性が高いので 他の3大学(明治、法政、立教)も追随せざるを得なくなるでしょうね。 そうなると東都や首都大学等の主要リーグも東六に合わせる可能性が高くなります。 8月に卒業、9月に入団というスケジュールで大事なペナントレース終盤戦で いきなり実戦デビューなんてのはさすがに出来ないので 選手枠の確保の問題等、大学生の扱いは難しくなりそうですね。 プロ入りした選手と社会人で野球を続ける選手、志望漏れの選手をかき集めて 混成チームを編成してフェニックスリーグに参戦する等、新たな工夫が必要でしょうね。