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大学は何のためにあるのですか?
最近の発表。 大学生の就職内定率は、約7割とのこと。 一生懸命に勉強して、大学へ入って、専門分野を学習したのに、就職内定率は7割・・・・・ 3割は未定・・・・ 折角、大学で勉強した意義がないように思われます。 大学で学んだ経験が社会で生かせません 夢を持って大学へ進学した人も多いでしょう。 しかし、現実は、約7割しか内定がもらえない。 いったい大学はなんのためにあるのですか?
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各大学や学部によって,かなり事情は異なります。 理系の学部については,研究室で産業の発展に役立つ研究が行われ,その成果が企業の実務に活かされるという関係が概ねあるのでしょうが,文系ではそのような関係すらもあまり見られません。 一部個人的な感想も入ってしまいますが, 法律学→大学の研究者は,多くが法曹資格すら持っておらず,法曹実務とはほとんど無関係に独自の理論を構築し,判例を批判しているだけ(しかもそのような態度こそが研究者の美徳だと考えている)。現在は,法科大学院制度により,法曹を目指す人は基本的に法科大学院の修了が義務づけられているので辛うじて存在意義を保っているが,それがなくなったらただのゴミ。 経済学→フィッシャー以降,複雑な数式を使用した様々な経済理論が流行しているものの,現実の経済がそれで動いていないことは誰でも知っている。企業経営者で,日本の研究者による経済学や経営学の理論を実際に使っているという話はほとんど聞いたことがない。 政治学,経営学→やっていることは研究というよりただの批評。 大体こんな感じです。 もっとも,大学で学ぶこととはかなりずれがあるとしても,社会人として企業などで働いていくためにはそれなりに難しいことを勉強していく必要があるのもまた事実で,たとえ大学で勉強すること自体はあまり役に立っていなくても,難関大学を卒業した人は,それなりに勉強する力があることを証明できるという意味で,何とか存在意義があります。 これに対し,あまり学力が無くても簡単に入学でき,遊んでいても簡単に卒業できてしまう低レベルの大学では,卒業してもそのような証明の役にすら立たず,当然ながら社会からも評価されません。 大学も他の教育機関と同様,自らの存在意義を社会に問いつつその在り方を模索していく必要があり,それを怠った大学は社会から淘汰されていくに過ぎません。その在り方が研究機関なのか人材育成機関なのかは,大学やそこで学ぶ学生自身が決めていくべきことでしょう。
お礼
>,あまり学力が無くても簡単に入学でき,遊んでいても簡単に卒業できてしまう低レベルの大学では,卒業してもそのような証明の役にすら立たず,当然ながら社会からも評価されません。 これが、現実なんだ。。。 低レベル大学を削減するとか、陶汰させれば、卒業時には、学生皆に内定を貰わせることは可能になるのかなあ。。。。。?