原発事故の不手際を前首相のせいにするのは卑怯では？

質問

福島原発事故対応の不手際を管前首相のせいにする論調が産経等一部マスコミにあります。
まったく的外れで技術の何たるかを理解していない素人の論調だと思います。
津波が想定外の大きさだったのは仕方がありません。しかしその後、東京電力は間髪を置かず次々に対策取るのが当然です。
政府（原子力保安院を含む）が何か言ってくれば「ど素人は黙っとれ」と一喝するしかないのです。
それでも黙らん場合は殴るしかないのです。
「首相が間抜けなことを言うので有効な対策が取れなかった。」とはお笑いです。
ならば東京電力社員に聞く「あなたは首相が死ねと言えば死ぬのか？」と
今回守らねばならぬのは自分の命より大切な他人の生命、財産であり、日本の国土なのです。
でも実際は違うのでは？東電はどうしていいのか分らず保安院に相談したのでは？
役人の仕事は書類のチェックと予算の獲得です。事故対応のノウハウはありません。
どうしていいのか分らず相談したのならその時点で東京電力は終わっています。
前首相のせいにするのは太平洋戦争の敗因をレイテ湾に突入せずサンベルナルジノ海峡で引き返した栗田艦隊のせいにするのと同じです。
（東京電力が不死鳥のごとく再生することを信じています。下品な表現があるのはごめんなさい）

回答No.8

mdhcf960

Ａｎｏ．１さんの「問題は会議室で起きているのではなく現場で起こっている」は全く正しい。菅さんが迅速に福島第一原発の事故現場にヘリで急行したのは正しい。そうしていなかったら被害はもっと大きくなっていたことは確実だ。

それに引き換え、菅さんが現場に言ったのは間違いだという愚かなことをいっている人は技術音痴ばかりです。自分たちができないことを菅さんがやったから妬んでそういう足引っ張りをしているのではないかと推察します。菅さんが現場にいったのが間違いだと思っているような無能な奴らを私は「無能の大群」と呼んでいます。実際はこういう連中が一番足引張りをして事故を拡大させた原因になったと私は考えています。

ＡＮｏ．３さんの「前首相は事故対策妨害罪」というのは見当違いです。実際に事故対策をしたのは菅さんの側であり、事故対策の妨害をしたのは「事故対策統合本部」の方です。事故対策統合本部の言う「事故対策」とは国民を守る為の事故対策ではなく、自分たち官僚のこれまでの嘘をいかにごまかすかということを考える対策です。国民の一大事のときにそんなことを考えている「事故対策統合本部」が一番悪いので、菅さんが責められる理由はないと思います。

ＡＮｏ．４さんの「言うだけじゃあなく、ヘリで邪魔しにきたわけですよね。」に対して、「わけですよね」と同意を求めていますが、これに対しわたしは、「そんなわけないだろう。あほか。」と答えます。
「彼が来なければ、福島原発は爆発していなかったかもしれない。」というのは根拠のない妄想です。実際はその逆になっていた可能性もあります。つまり、１号機・３号機・４号機からも２号機と同じくらいの放射能が放出されて、未だに事故は収まらず毎日数十京ベクレルの放射能の放出が未だにつづき東京を含めた東日本全体はゴーストタウンになり西日本も甚大な放射能汚染に見舞われていた可能性は非常に高かったです。これを簡単に妄想だと決めつけるひとは科学の基礎を理解できていない人たちです。あてになりません。

ＡＮｏ．５さんの「要約すると、東電社員は内閣総理大臣の指示を全て無視して独自に原発の事故対応をすればよかった、ということでＯＫ？」にたいして、そんなわけないでしょうと答える。それ以前に、東電は既に対策方法がなくお手上げ状態になっていたことを知っていますか。それで総理に泣きついてきたんですよ。それは大変だということで総理がなんとかしようといろいろやってくれたんですよ。それを国民が批判しているわけで恩知らずも甚だしいわけなんですね。こういう無知な国民の暴走を黙認していたら日本は滅びますよ。政府は言論の自由を認めているのでこのような阿呆国民どもの頓珍漢な屁理屈を規制できない。これは国民が国民を制御するしかないのです。事実がなにかもわからず、科学の知識もなく妄想でデタラメまくしたている狂った国民の暴走を抑えられるかどうかは国民の側にかかっているというのが今の日本の現状でしょう。

「菅首相には責任がないとなると、責任者って言うのは誰で、どういう立場の人なの？」・・・これは明らかに、当時の「事故対策統合本部の官僚幹部」です。国民の被害を最小限に抑えることに協力せず、逆に実質的な妨害をしていたのはこいつらです。それ以前に、原発の推進をしてきた主体もこいつらですし、安全の為に有効な規制の手段も十分に理解できず職責を怠ってきたのもこいつらです。菅さんの責任追及はまずこいつらを処罰したあとでじっくり考えればいいことでしょう。俺は菅さんは真実がわかったときには国民がまともな国民だった場合は責任追及どころか英雄として讃えられると思いますけどね。

ＡＮｏ．６さんの意見に全く同感です。

ＡＮｏ．７さんの「保安院は素人ではない。」という意見にはあきれます。阿呆かといいたくなります。保安院がなにか有効な対策を打ち出せるわけはないです。素人ですから。保安院は原発に関しては素人ですが、屁理屈に関してはプロです。いかにして、国民を犠牲にして自分たちの責任を誰かに擦り付けるかを考えるプロです。東電が保安院の言うことに表面的にはしたがっているというのは、何かあったときに自分たちの責任をとらなくてよいようにするためです。つまり、「俺たちは保安院の支持にしたがってきたのだから俺たちに責任はない」と言い逃れするためです。保安院も実際は責任を取れるわけではないので、いざとなったらいろんな屁理屈をこね回してもみ消したり、責任転嫁したりする作戦を常に考えています。いろんな制度や法律もその悪巧みにあわせて作られてきます。要するに、いざとなったときに言い逃れする仕組みをつくるプロが保安院ということであり、原子力の技術的な問題に対処する能力という点では全くの素人であることは間違いない事実です。

車の事故にたとえると、原子力メーカーは自動車メーカー、原子炉は車、東電は運転者、保安院はやくざで、事故の被害者を脅して慰謝料なしでだまらせるヤクザみたいなものです。ヤクザが自動車の技術的な混み入ったトラブル自体には対処できないということは明らかでしょう。その意味で明らかに「素人」と断言できます。

質問者の「東京電力が不死鳥のごとく再生することを信じています。」について、東電が事故に対する補償の責任を完全にまっとうして、原発の安全性と信頼性があると確認された暁には不死鳥のごとく・・・というのもありえると思いますが、到底現実的な話ではないです。自己責任は莫大であり、東電は既に破産状態です。国全体ですら責任とりきれない可能性すらあります。官僚が出している「安全デマ」の真の意味は「安全だ」ということではなく、「すでに責任はとりきれない。お手上げ状態だ。」ということです。責任がとれるみこみがなので安全デマで事実をもみ消そうとしているのです。このようなことでは原発の安全性も信頼性も全くないわけで、東電が再生するなどというシナリオというのは到底考えられません。

お礼

回答有難うございます。

回答No.7

zxzzxz

＞政府（原子力保安院を含む）が何か言ってくれば「ど素人は黙っとれ」と一喝するしかないのです。

保安院は素人ではない。

例えるなら、弁護士が法務大臣や警察の命令に対して「素人は黙っとれ」と言うようなもの。

結果はどうあれ法務省や警察の指示には従わなければならない。
それは治安維持のために必要なこと。

東電が東電の意思だけで好き放題出来てしまったらそれこそ震災当時言われてたように
「もったいないから廃炉にしない」なんてことも出来てしまう。

日本が終了してから「東電がすべて悪い」なんて騒いでも何の意味も無い。

キミは「有効な対策を取る」という前提で話をしているが、
利益優先にした結果、有効な対策を取らずに日本滅亡というケースをキミは想定していない。

それを避けるために優先的な命令権を持つ第三者機関が存在する。それが保安院だということ。

だから絶対に東電は従わなければいけない。
そのために政府や保安院は完璧な対策を作っておかなければいけなかった。

キミの言ってることは政府を擁護するための詭弁に過ぎない。

補足

回答有難うございます。

>結果はどうあれ法務省や警察の指示には従わなければならない。

発電所が故障したらそれを修理するのは政府ではありません。電力会社です。

回答No.6

localtombi

結局は誰かが貧乏くじを引かないといけないのだと思います。
原発政策を考えた時、国策として推進して問題点に目をつぶり盲目的に推し進めてきた責任は自民党のかつての歴代政権です。
そこでは運良く事故は起きませんでしたから、何かを見直す気運など生まれませんでした。
で、民主党政権で事故が起きた。
当然、東電はじめ関係機関は“事故など起きない”という前提で仕事をしてきましたから、右往左往するのは当たり前で、政権初心者マークが取れない民主党も、「過去の国策の遺物」を突然突きつけられた格好で、まさに貧乏くじということでしょう。

お礼

回答有難うございます。

＞原発政策を考えた時、国策として推進して問題点に目をつぶり盲目的に推し進めてきた責任は自民党のかつての歴代政権です。

「電力会社は原発が危険なことを知りつつ、政府の指示に逆らえなかった・・・」ということですね。
そのような甘ったれた論理が社会で通用しますか？

回答No.5

williumblake

要約すると、東電社員は内閣総理大臣の指示を全て無視して独自に原発の事故対応をすればよかった、ということでＯＫ？

　それだとすると、物資が足りない、人材が足りない、情報が足りない、というときはどうすれば？
　自衛隊の出動判断と避難指示や周辺道路封鎖とかも、全部東電がやるの？
　法的根拠は？

　菅首相には責任がないとなると、責任者って言うのは誰で、どういう立場の人なの？
　責任を負うから責任者なのではないの？

　世の中の出来事には全部現場があり指揮系統があり責任者がいます。
　責任者が現場を知らないのはある程度やむを得ず、的外れな考えや指示命令が下されることもあります。
　それでも、責任者が判断して指示することに従わず、個人が自分勝手に行動していたのでは、ものごとがうまくいかないばかりか、別の問題が発生したりします。
　だからこそ指導者には責任があり、賢い、物事に通じた人物が指導者になるべきなのです。

補足

回答有難うございます。

＞それでも、責任者が判断して指示することに従わず、個人が自分勝手に行動していたのでは、ものごとがうまくいかないばかりか、別の問題が発生したりします。

発電所が故障したら、修理するのは政府ではなく電力会社です。

回答No.4

lv4u

>>首相が間抜けなことを言うので有効な対策が取れなかった。

言うだけじゃあなく、ヘリで邪魔しにきたわけですよね。彼が来なければ、福島原発は爆発していなかったかもしれない。
確かに「首相なぞ無視しておけ！」と東電が判断すべきだったとは思います。

>>前首相のせいにするのは太平洋戦争の敗因をレイテ湾に突入せずサンベルナルジノ海峡で引き返した栗田艦隊のせいにするのと同じです。

いや、前首相の責任は、レイテの栗田艦隊じゃあなく、主力空母4隻と多くの熟練ゼロ戦パイロットを失ったミッドウェー海戦の南雲レベルではないでしょうか？あのときは、彼は航空機に搭載する兵器を魚雷にするか爆弾にするか迷って、時間のかかる兵装交換を何度もやり、飛行甲板に爆弾、魚雷が散乱してしまい、危険な状態を長く放置することになってしまいました。

そのため、急降下爆撃によって、甲板の爆弾・魚雷が誘爆し、主力空母を４隻も失うことに・・・

米軍との情報収集能力の差もありましたが、状況判断ができないバカなトップを持った組織は、どこも悲劇を迎えるものです。

お礼

回答有難うございます。

回答No.3

Mokuzo100nenn

前首相は事故対策妨害罪ですが、東京電力は事故対策失敗罪です。

妨害罪は懲役３カ月、失敗罪は無期懲役が妥当ですね。

お礼

回答有難うございます。

回答No.2

mekuriya

で、事故調査委員会の中間報告は読まれましたか？

お礼

回答有難うございます。

＞で、事故調査委員会の中間報告は読まれましたか？

いいえ読んでいません。産経新聞を図書館で読んだだけです。前首相の誤った指示が事故を拡大したという内容で怒りで精読出来ませんでした。

設備をメンテする技術者なら誰でも経験があると思います。
最も設備に精通しているのは現場担当者です。
設備が故障したら現場担当者は機械のごとく正確に故障復旧のプロセスを開始するだけです。
もたもたしてたら、社長（素人）の誤ったな指示が出て事故復旧は遅れます。

原発事故も同じです。
東京電力が津波襲来の直後に１００％完璧な復旧作業を開始したら政府の付け入る隙はありません。
もたもたしてたから政府（素人）の誤ったな指示が出て事故が拡大したのです。

回答No.1

sekihaujingu

まさに同感です！

この国の悪い見本ですよね

問題が落ち上がるとすぐに責任転換！

そんなことは後回しにし、目の前の問題に取り組む姿勢が政府には無い！

いつもその場凌ぎの対策！

結果、あとから是正しやり直しで無駄な税金使い放題！

見本が仮設住宅です！

震災時慌てて造った仮設が冬対策していないから慌てて寒さ対策！

結論、所詮国のトップは自分の足元がぐらつかないと重い腰を上げない！

私は思います未曾有の大災害が東京都心に早く来て欲しいと！

直撃されなければ災害の対応の仕方を学べない情けないお国の代表ですから！・・・

現場を知らなすぎるんです

映画で有りましたね

問題は会議室で起きているのではなく現場で起こっていると！

国のトップの人たちはまだこの映画の意味が解って無いですね（＞＜）・・・

お礼

回答有難うございます。