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つつじ(躑躅)の花の色について
つつじの花はほとんどが白色か赤色だと思いますが、なかにピンク色や、白いのに花びらの一部だけが赤いものをみることがあります。 これは白い花が赤く変化する過程なのでしょうか? それとも元々そういう種のはななのでしょうか? 教えて下さい。
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参考URLの写真のようなツツジのことですよね? これはキメラ(Chimera)といって、copeさんの推察どおり、一つの植物体に異なる遺伝子をもった細胞が混じっていることによってできる特殊な個体です。 ツツジ以外にも、ウメやモモでキメラが見られるそうです。 たまたま突然変異でできたキメラを株分けで増やして作るんだろうと思います。 倍数体? を使って人為的にキメラを作り出す方法、というのをどこかで聞いたような気もしますが…思い出せません。 これまたお茶を濁したような回答ですみません。 [植物]+[キメラ] で検索をかけてみると、何か解答が見つかるかもしれませんね。
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- sesame
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キメラの作り方、調べてみました。 1.まず接ぎ木をする 2.接いだ部分がいい具合になじんだ頃に、接合部を切断! 3.すると切断面の治癒組織から、親株と接株の両方に由来した細胞が混在したまま成長 という仕組みだそうです。なんかちょっと残酷ですけども。 ということで、前回答の 「たまたま突然変異でできたキメラを株分けで増やして作る」 というのは全く嘘! ごめんなさい!
お礼
おお! そんな方法があるのですか。 機会があればぜひやってみたいです。 しかし、ツツジのキメラ(ひとつの花で紅白両方の色があるやつ)も、みんな色々な偶然が重なってできたのかと考えると、なんだか不思議な気がします。
- gomuahiru
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下の方々の回答を読ませていただき、とても勉強になりました! まったくの蛇足で申し訳ないのですが・・・ 「キメラ」っていうんですね。 実は私のうちに現在咲いているのは、まさしくそれです! (もと、植えた時は完全なピンクだったのに、3年目からそれに混じって真っ赤な花、一つで2色に色分けされている花が出現したり、まあにぎやかです) 私は、勝手に「先祖返り」だろうと思い込んでいたのですが・・・ 一つ有名な例を紹介します。 奈良の「白豪寺」の「五色椿」をご存知ですか? 一つの木から、五色の花が咲くことで有名です。指定記念物にもなっています。
お礼
そうなんですか! 私も去年まで白ばかりだと思っていた道沿いのツツジが今年は随分と赤色が増えていて、なかには赤白がひとつの花の中で混在しているものまであったので、そのうちみんな赤くなってしまうのかなぁと考えていました。 みなさんのご回答から推察するに、たんなるキメラで、赤くなったり白くなったりすると考えていいんでしょうね。
- cope
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こんばんは 補足を読ましていただきました。 白花の株なのに、所々ピンクや一部赤のまだら模様の花が咲いているということなんですね。 うーん。頭を抱えてしまいました。もうこれは、遺伝子の領域の問題でしょうね。すみません。解りません。ただ、園芸種のサツキでは品種改良をしてまだら模様の花の咲くものがあります。どのようにして品種改良をしているのか解りませんが、色の違う花同士を交配させて作り出しているのでしたら、自然界でも自然交配の雑種は出来ますので、この線かもしれません。お茶を濁したような回答になってしまいました。どうもすみません。 どなたか、詳しい方、フォロー願えませんか?。お願いします。
- cope
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こんばんは ツツジにも色々な種類があります。例えば、日本中で普通に見られるヤマツツジとか九州の高山にのみ自生しているミヤマキリシマとか色々です。そして、ヤマツツジだけでも、白色花、紫紅色花、八重咲などの品種があり、ミヤマキリシマだけでも、一般的な淡紅紫、濃紅紫、紅、桃色、白色などの品種があります。又、レンゲツツジの中には、黄花のものもあります。ですから、お尋ねの花の色の変化は、品種の違いであって、変化の過程では無いと思います。
補足
回答有り難うございます。しかし、おそらくヤマツツジだと思うのですが、白い花が咲きほこっているなかで、花びら一枚だけ、あるいは花びらの半分だけ赤いものをみたのですが・・・。
お礼
やはり突然変異なんですね。ご回答有り難うございました。