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東電の国有化について

東電が国有化されるかもしれないということですが、国有化(国が大株主になる)と減資は必ずセットなのですか? 今夏の国有化も、減資が必ず行われるのでしょうか? 国有化と上場廃止もセットですか? 東電は否定していますが、東電がNOといってもごり押しでできるものなのでしょうか?

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回答No.2

国有化と上場廃止は必ずしもワンセットではありません。しかし、廃止になった銘柄も多くあります。例えば、日本長期信用銀行やJALがそうです。そうでないケースはりそな銀行があります。しかし、そのりそな銀行は大幅な減資となりました。 東京電力の場合、大株主に東京都があることで都財政に大きな損失負担が掛かる事や、また、放射能被害者の救済の円滑な処理のため、今後の上場維持のあり方は難しいものがあります。 国からの資本注入がなければ、債務超過となって破綻処理しかない以上、あとはその資本注入がどの様な方法でおこなわれるかです。当初考えられた優先株方式ではなく、普通株式発行で行われることも決まりました。3月の株主総会で決議され、普通株式発行と引き換えに資本注入が行われ、現取締役はすべて入れ替わります。これだけの大きな社会負担を引き起こした会社として当然の処理です。 国民の血税を使っての、それもあまりにも多額な兆単位の資本注入にはその額をおさえるためにも株主資本の減少や銀行からの借入金の返済減額は当然要求されることが予想されます。 ズバリ質問者の意図に答えますと、日本長期信用銀行やJAL型の100%減資になるか、りそな型の大幅減資になるかはわかりませんが、いずれにせよ現状の株主にとって大きな損失になることは間違いありません。 本来、信用取引でカラ売りを掛ければ大きな利益が見込めます。所有株式が毀損することがわかっている以上その銘柄でカラ売りして利益をあげて損失を取り戻したいところですが、今まで信用取引経験のない一般株主には現在逆日歩も発生している東京電力のカラ売りは難しいでしょうね。 9501東京電力株をお持ちなら残念ですが、100%減資や大幅減資が決定発表される前に、損きり処分されるのが普通です。 多くの株主がそうされています。自分だけの不幸と思われないことです。

回答No.1

減資は、株主総会での合意がないとできません。なので、国のごり押しはできませんが、国の支援がないと確実に倒産をする場合、株主が利益を少しでも守るための選択肢として、減資を受け入れる可能性はあるかと思います。 国有化される企業が、上場をしているというケースはまずないです。というのも、一定数以上の株式を国が持ってしまうと、上場条件を満たせなくなるからです。国が東電を助ける場合、おそらく半数近くまたはそれ以上の比率で株を持つでしょうから。

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