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妖怪人間ベムの最終回を見た人(ネタバレ注意)

あのラストについで超マジな意見を言います。ちょっと付き合ってください。 最後、ベム達三人は名前の無い男を取り込めば人間になれるのに、人間達が悪の道に入り込むのを防ぐために、あえて妖怪人間でい続けて、名前の無い男を殺すことを選びましたが、これはちょっと悲しすぎるラストだなと思いました。ベム達が人間を愛するあまり人間になることを諦めたのももちろん悲しかったんですが、むしろ名前の無い男が一番かわいそうな存在だったと思うんです。ベム達と違って彼は名前さえない、人間達の悪を解放する事が自分の正義だと強がってはいましたが…彼は悪しかない存在なのだからやるしかなかったんだと思います。名前の無い男は自分も人間になりたい、名前が欲しいと言っていました。その気持ちにベム達と違いはなかった。ベム達と関わる人間達を次々と悪の道に誘い込んでいたのも、もしかしたら嫉妬していたのかもしれない。やり方は間違っていたのかもしれないけど彼にはそれしかできない、ベム達にそれは仕方がないことなんだよと受け入れてもらいたかったんだと思います。 そしてもしそれが無理なら死にたいと最初から考えていた。だからわざわざ自分の殺し方を丁寧に教えたわけです。 名前の無い男が死ぬとき、安堵の表情を浮かべていた気がします。そしてベム達のこれからの人生を考えると皮肉って笑いもこぼれた。 悪そのものの存在というのがもしあったとしたらそんなに楽で強いものとかではないと思うのです。むしろ弱々しく孤独しかない。 名前の無い男とベム達はもともと一つの人間なわけですからベム達が彼にもう少し理解を示してもよかったんじゃないかと思います。 あのラストは自分的にそういった意味でちょっと納得できなかったんですが皆さんはどう思いますか??

みんなの回答

  • kamichank
  • ベストアンサー率17% (14/79)
回答No.6

この作品の作者は、「どうかこの世から正義が無くならないでいてほしい」と願っているようで、全部見終わったあと「切ない気持ち」になりました。

  • adb1990
  • ベストアンサー率63% (263/412)
回答No.5

名前の無い男を葬った時、ベムは「こうするしかないんだ!」と言っていました。 理解や同情をしたところで、両者が共存する道はなかったということだと思います。 自分の中に善と悪の共存を受け入れ、時には大切な存在を守ることができないかもしれない無力さも受け入れ…すべての運命を受け入れて人間として生きる道はありましたが、 そうではなく、正義の心と不死の身体で永遠に人間たちを見守り続ける道を選んだということですね。 その道を選んだ以上、悪を解放する彼の存在を許すわけにはいかなかったのでしょう。 ただ、先のベムのセリフからも、苦渋の決断のようには感じましたので、頭ごなしに拒絶したわけではなかったと私は思いました。 悲しいラストだったかもしれませんが、結末が悲しいからこそ人の心に強く残る作品もあります。 ドラマの最終回などの感想で、「○○は死んでほしくなかった」とか「○○に幸せになってほしかった」というような意見をよく見かけますが、 見る側に迎合し安易な着地点に収まる作品よりも、 何故このような結末にしたのか、そこに込められたメッセージは…など 後からいろいろ思いを巡らせられるような作品の方が、個人的には好感が持てます。

  • papapa0427
  • ベストアンサー率25% (371/1472)
回答No.4

そうですね。 でも元々一つだから受け入れられないということもあると思います。 一卵性双生児が片方が犯罪(薬中)などに走った場合でも受け入れられるか?親兄弟でも受け入れられるか? でも、逆にベム達は人間を守るのは自分たちだと信じその道を選びました。アメリカ人は直ぐに白黒をつけたがる国民性ですがこれはキリスト教の悪と天使の対立論から来ています。 日本人は八百万の神ということで清濁併せ飲む事のできる国民性だから、ご質問者のような考え方も否定はできません。 確かにベム達以上に名前の無い男は人間になりたかったのでしょう。その点ではまったくの同感です。なにせ体も無い名前も無いのですから、その思いは計り知れないでしょう。 ですが人間に成れないなら死にたいとも考えていた節があります。結局ベム達の選択にかかっていたわけですね。わたしはそう思います。

回答No.3

読んでいてまさにそのとおり!だと思いました。

blackjobb
質問者

お礼

ありがとうございますm(_ _)m

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15358)
回答No.2

 アニメの最初の作品を見れば分かりますが、人間に成っていないのです。後にリメイクされたアニメでも同様です。妖怪人間として誇りを持っているのです。差別されたりしていても、自分という存在を自分で認めたことにもなります。  色んな職業に就きたい、いろんなことをしてみた。でも、自分を偽って生きていくより。自分を認めて、自分の力を使って行く方が良いのではというメッセージが有ると私は思っています。  妖怪人間という形を借りた人間ドラマとして私は楽しませて頂きました。受け入れたら楽だったかもしれない。でも受け入れられないという事も多いですよね。人間関係ってね。

  • AI-Pi-Pi
  • ベストアンサー率29% (27/91)
回答No.1

私も妖怪人間ベム,見ました!あなたが書かれたように                         あのラストは納得できませんでした!同じように思っていますね*                   同じ人間だから名前のない男に理解を示してもよかったと私も思います!                結局私は,あまり納得いきませんでした!

blackjobb
質問者

お礼

同じように考えている人がいて嬉しいです。 面白かったですよね。 ただラストはどうベム達が名前の無い男を受け入れていくのを描くのか期待していただけに残念でした。

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