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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:そして二人だけになった(ネタバレ注意))
面白いミステリー小説のラストについての疑問
このQ&Aのポイント
- 「そして二人だけになった(ネタバレ注意)」はとても面白いミステリー小説で、読後感は大満足です。しかし、ラストが釈然とせず、宮原と知り合いの博士の言ってることに疑問が残ります。宮原の手記に戸籍の改竄について書かれていますが、潤の発言と矛盾しています。個人的には宮原の手記の内容が間違いだと思いたいです。
- この面白いミステリー小説「そして二人だけになった(ネタバレ注意)」は読了しましたが、ラストについては解釈が難しいです。宮原の手記には戸籍の改竄についての記述がありますが、エピローグで潤が自分が改竄していたと発言しています。一見すると宮原の手記が間違っているように思えますが、医師が直接潤と会っていることを考えると、多重人格者の妄想という解釈も有力です。
- ミステリー小説「そして二人だけになった(ネタバレ注意)」は面白く読むことができましたが、ラストには疑問が残ります。宮原の手記には戸籍の改竄について書かれていますが、潤が自分が改竄していたと言っていることと矛盾しています。個人的には宮原の手記が間違っているという解釈が妥当だと思いますが、多重人格者の妄想という考え方もあります。どう思われますか?
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質問者が選んだベストアンサー
私もあのトリックに「そんなのあり?」と良い意味で裏切られたのですが、考えるほどに訳が分からなくなったクチです。英文タイトルの「Until Death Do Us Part(死が二人を分かつまで)」も、とても意味深に感じられます。 釈然としない回答かもしれませんが、私が読後に思ったのは、 「何が真実なのかは誰にも分からない」 「真実はそれを体験した人それぞれの捕らえ方で何通りも存在する」 「そも、客観的真実などというものは存在しないし、考えるだけ無駄」 ということを言いたかったのかな、と。 極端なことを言ってしまえば、宮原にしても、彼の視点から見た現実を語っているだけで、真実を語っているかどうかは読者からは分からないわけで。 順当に考えれば潤の単独犯で、「潤の中」と「現実世界」の二重構造のトリックになっていたということでしょうか。最初に「潤の中」のトリックを明かしておいて読者に「なんと!」と思わせておいて、でも実際は「そんなことは起こっていなかったんだよ」とどんでん返しで読者に再度「なんと!」と思わせるのが狙いとか。
お礼
読後の興奮感も冷めてきた今日この頃です。 >何が真実なのかは誰にも分からない やはりそうなってしまうのでしょうね。 何となく哲学的でかっこいいと思ってしまったりします。 僕はバルブのトリックだけでも大満足なので あとが意味不明でもOKと思えてきたのですが(笑) 貴重なご意見ありがとうございました。 あまり返答は期待していなかったのでとても感謝しています。