戦争モノの作品を教えてください。
失礼します。
アニメ。特にヒーローやロボット、カッコ良いアクションや必殺技があるのが好きです。
そんな趣味で、ガンダムも好きなのです。
で、ガンダムを見てて、この作品にロボモノとしての魅力よりも、
戦争モノとしての魅力を感じました。
立場や境遇の異なる人達の正位・正当性、エゴイズムが交錯し、互いに互いの存在を相容れようとしない。
殺して奪って相手を不幸にして、自分がなりたくない姿に相手を追いやって、
取り返しの付かないことの連鎖が続き、戦禍が拡大していく。
ガンダムという作品は、そんな中で生きる人たち。
例えば、少年が闘いに巻き込まれ、戦争を知り、
戦争に無自覚ではいられなくなった。
自分の守りたいモノのために、闘いに参加する。
守るために闘って闘って、自分の闘いには正当性があった。
でも、見方が変われば、自分は人殺しをしていき、相手を自分がなりたくない姿にしていた。
まあ、誰かしら感情をぶつける、異なる考えを持った相手がいて、それに諭される・気付かされることになるのがほとんどでしょう。
そうして更に、自分が闘うであろう人のことまで考える。
軍人なんて上の命令に従ってるだけで良い。殺す相手のことまで考えてたら、闘っていけない。
自分達は自分達で、家族や仲間を守るために闘っていけば良い。
そんなことを大人が言うでしょう。
でも、精神的に割り切れない、理想を掲げ夢見る少年らには、それで納得出来るものでもないでしょう。
そこが子供であり、主義主張を掲げて戦う大人とは異なる。
でも、だからこそ。
大人連中が諦め捨てた。平和的に、互いに互いを思いやる夢物語のような世界に対する思いを、
拙いながらも頑なまでに割り切れることをせず、それに尽力することが出来る。
安寧な日常とはかけ離れた戦時に身を置き、
そうして戦争を知り、過ちを知り、人の愚かさや醜さ、欲深さを知る。
それらから成長していき、人間的に大きな成長をする。
他にだって、恋人・友人・家族を殺されて復讐のために闘う人。
政府の隔離施設で、人権を無視した実験を施され、戦争のために生まれ育った人。
人が作り出す環境によって、排他され殺されて行った人達。
そんな人達がたくさん出て交錯し、お互いに自身の感情をぶつけ合い、
何かしらの気付き・成長していくという人間ドラマに、魅力を感じました。
戦争なんて非日常的ですが、極端だからこそ感情移入もし易く、
そんな人達が成長していくのが、とても面白いのです。
長文失礼します。
それでお聞きしたいのですが、このような、戦争における人間ドラマを楽しめる作品はないでしょうか?
映画などはよく見ますが、結構断片的で、なかなか感情移入し辛く、
人間的な成長も微々たるもので、あまり楽しめません。
なので出来れば、それなりに長めのものをお願いします。
大河ドラマなんかも良かったですね。
時代背景はだいぶ異なりますが、感情移入しやすかったです。
ああ、ただ戦争を描写したものでもイマイチです。
出来るだけ端的で直情的な方が、感化され易く良いです。
お手数ですが、ご意見。ご回答お願いします。