語尾にolがつくのは、アルコール類の名前で,キシリトールはキシロースという糖がアルコール化したものです。
キシロースは、木糖という和名の糖類で、グルコースが炭素数6個の6炭糖なのに対して、炭素数5個の5炭糖です。
練り製品に焼き目をつけるのに、このキシロースがよく使われます。
キシリトールは虫歯菌の生育を阻害するような作用もあるようです。
ブドウ糖(グルコース)を還元してアルコール化したものはソルビトールですが、名前が保存料であるソルビン酸と似ているので混同されます。
構造式は、参考にあげますが、エタンのアルコール化したものはエタノール、メタンはメタノールで、還元させてアルコール化したものと元の化合物は違うものです。