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ひた号について
福岡~日田間を運行しているひた号なのですが、運行会社は西鉄バスと日田バスの2社。しかし西鉄便も日田バスの乗員が運行していると聞きました。 つまり実質西鉄便も日田バスと変わらないことになると思います。 どうしてこんな複雑なことになっているのでしょうか? メリットってなんなんでしょうか?
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ひた号は知りませんが、路線バスに分類されるのだと思います。 路線バスは、営業許可を申請して許可されたものだけが運営できるのですが、その際にバスを保管する場所と運転手の休憩などが出来る場所を確保する必要があります。 市内を走るバスなどは、終点に休憩場所などを設置しておけば対応できるのですが、長距離になると整備などの都合もあり、両方の拠点(ひた号なら福岡と日田)に休憩場所やバスの車庫などを設ける必要があります。 このため、ほぼ高速バスを運行している路線ではその両端の路線バス会社が共同で路線を申請し、お互いの拠点を利用しあって運行しているのです。 わたしは関東に住んでいますので身近なもので言えば ・東京-岡山間 マスカット号(関東バス・両備バスの共同運航) ・横浜-弘前間 ノクターン号(京急バス・弘南バスの共同運航) などがあり、ほとんどのバスが関東と終着点のバス会社の運行になっています。 だから、2社共同で運行するのは普通なことだといえます。 ひた号に関して、結局日田バスが全て運行管理しているというのは、結局のところ ・日田バスが福岡までの便を開設したかったら、西鉄バスに協力してもらった ・人員のシフトの都合上、西鉄バスから人員を出すと人件費が高くなるので、日田バスがすべて運行している。 というような経営的な事情があるのだと思います。
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ていねいな回答ありがとうございました。