読みごたえのある本を教えて下さい！

質問

自分の好きな作家・ジャンル以外の本にチャレンジしようと思っているので、よい本を紹介して下さい。

軽く読めるようなものでももちろんいいのですが、できれば、読みごたえがあって、何度読んでも楽しめるような「座右の書」と言えるような作品だととてもありがたいです。

一応、ぼくの好きなジャンルは科学読み物、歴史小説ですが、全然気にしなくて結構ですので、よろしくお願いします。

回答No.16

chapanese · ベストアンサー

shotaさん、こんにちは。
またまたお邪魔します。

shotaさん質問の常連回答者になってしまいそうですねえ。（だって、いつも答えたくなるようなご質問ですものね）

軽く読めるようなものでももちろんいいのですが、できれば、読みごたえがあって、何度読んでも楽しめるような「座右の書」と言えるような作品だととてもありがたいです。

chapaが読んでいるのはおそらくshotaさんも読まれているかもしれません。歴史ものならおそらくchapaよりもはるかに多いでしょうね。なので「宮城谷昌光」さんのは省略します。（＾0＾）

おっと、山崎豊子上げられてますねー。
chapa好きなんですよ。次は「沈まぬ太陽」にチャレンジするつもりですが、「大地の子」「白い巨塔」はいかがでしょうか？「大地の子」は残留孤児のお話ですから、考えさせられますよ。また涙なしには読めません。
「白い巨塔」は医学界にメスをいれ、また財前と里見の関係もとてもよかったですね。

他ですと
ユン・チアン（張戎）の「ワイルド・スワン」は読まれましたか？

chapaも古代が好きなのであまり現代史には目を向けてなかったんですが、これは「文化大革命」の激動期を生き抜いた壮絶なドラマです。祖母、母、作者、三代の女性、そして文革の迫害で命を落とした父、その人間模様から感じ取れるものはあると思います。

他には吉川英治。
「三国志」はきっと読まれているでしょうから、「平家物語」10巻ありますよ。源平の合戦はやはり面白いですし、どちらも「諸行無常」。個人的には巴御前と平徳子（建礼門院）に興味がありますね。

お礼

あ，いつもありがとうございます．

多くの歴史小説家は，史記にベッタリなのですが，宮城谷さんは一線を画したストーリーを構築しているので，新鮮で面白いです．まだ読んでない楽毅と晏子は注文中です(笑)．

宮城谷作品の人気ランキングは
http://multianq3.uic.to/mesganq.cgi?room=m118
こんな感じのようですが，著者のイチオシは太公望のようですね．

山崎豊子さん，オススメなんですね．これは是非読んでみます！白い巨塔は田宮二郎のテレビ番組を見たような記憶があります．原作も読んでみたいですね．

ワイルド・スワンは読んだことがないので探してみます．

吉川英治は，最も尊敬する作家の一人です．文章の美しさが好きなんですよ．平家物語は読もうと思って2巻まで買ってあるのですが，どこか途中までしか読んでません(^^;)．どうも，日本史はスケールが小さい気がして読む速度が遅くなるんですよね．まだ読んでないシリーズがいくつもあるので，必ず読む予定です！

どうもありがとうございました．

回答No.18

adelaide

ほい！こんばんは！
過日はとても楽しいご質問をありがとうございました。わたしも勉強になりました。
（ああそれなのに、それなのに・・・もしかして、わたしが原因？どうも理由がイマイチよくわかりません）

さて、わたしのお薦めは、他の方々もすすめていらっしゃる作家・山崎豊子氏の作品で「不毛地帯」全４巻です。
確かこれは太平洋戦争時、陸軍参謀で、後にシベリア抑留者であった元・伊藤忠商事の（確か副社長までなった）瀬島龍三氏がモデルとされている作品で、読み応えがあります（瀬島氏も興味深い人物です）。

後は、船戸与一氏の「砂のクロニクル」全２巻。
船戸氏の作品は、男性が大好きな冒険物が殆どです。どれも痛快で面白いです。
しかしながら、この作品は、何か物悲しさもあります。

興味深い本はたくさんありますが、遅読のわたしとしては、やはり「よみごたえ」となると、ボリュームが頭に浮かび、この２作品をお薦め致します。
いずれも文庫化されていますので、裏表紙の凡そのあらすじをご覧になれば、きっとソノ気になられると思います。

「・・・おい、何で女がこんな本を読んで面白いんだぁ？」と思われるかもしれません。男友達によく言われますから。女性に稀な、ロマンチストなんですよ。

お礼

やはり，山崎豊子さんですか！
「沈まぬ太陽」ともども，読んでみますね．

船戸与一さんの「砂のクロニクル」も読んだことがないので，チェックします♪

「女性なのにロマンチスト」っていうのは笑いました．女性は先天的に「生きること」を最優先する設計になっているので，本質的にリアリストなんですよね．我が意を得たり，という感じでした(笑)．

削除については，本当に申し訳なく思います．とても有意義な回答がたくさん寄せられていたのに…メモをとっていなかったので貴重な情報が失われてしまいました．今回は，ちゃんとメモをとってますので削除されても大丈夫です(笑)．

削除の原因は，回答の内容ではないですよ！もしそうだとしたら，回答だけが削除されますから☆

貴重な回答，ありがとうございました．これからもよろしくお願いしますねー♪

補足

この場をお借りして・・・
みなさん，本当にありがとうございました．
メッセージ性のある重厚そうな作品を，たくさん推薦して頂きました．

やはり，自分から選ぶ可能性の少ないジャンルの本が多く，とても参考になりました．質問してよかったです．

ポイントはみなさんに差し上げたいのですが・・・
山崎豊子さんの作品を推薦して下さった方々の中から選ばせて頂きました．

みなさんに心からお礼を申し上げます．

回答No.17

noname#21649

＞あるシリーズですね？
ご指摘の通りです。岩波の講座物は入門としては優れた総説なので.新しい分野を見る場合には比較的便利です。

お礼

ありがとうございます．関心のある分野の成書を１冊手元に置いておくと，安心感が違いますね．

回答No.15

noname#21649

岩波講座　http://www.iwanami.co.jp/
ならば何でも良いのでは。
ただ.かたいのが問題で.「難しくて何がなんだかわからない」なんて事にもなりかねません。

お礼

岩波はよくお世話になりますが，講座は
http://www.iwanami.co.jp/series/index.html
こちらにあるシリーズですね？
このぐらいまでなら多分読めると思います．今度，図書館を探してみますね．ありがとうございました！

回答No.14

masatoshi-m

最近は仕事に追われて読書もままなりません。(>_<)　ホント、年間に数冊かなあ・・・
　そんな私が今年読んだ中で最も面白かったのが、かなりべたですが、「模倣犯」上下二巻。まさに巻置くあわたず、という感じで、一挙に読み終えました。ストーリー展開が巧みで、本当に面白い。著者は言わずと知れた宮部みゆきさんですね。

　ただし、「座右の書」となるかどうかについては自信がありません。(^_^;)

　まだ挙げられてなかったようですので参戦してみました。壮大な歴史小説とはまた別の味わい、感興があるのではないかと思うのですが・・・

お礼

回答ありがとうございます．

模倣犯は読んだことがありません．確か，映画化されましたね？
映画化された作品って，たいてい，原作の方が面白いと思うのですが，きっと模倣犯も原作の方が奥が深くて面白いんでしょうね！

気楽に読めそうなので，読んでみます♪
どうもありがとうございました．

回答No.13

m-0-m

今、高橋克彦さんの「火怨(かえん)上・下」を読んでいます。
これで4回目です。
こんなにハマッテしまった本は初めてです。
物凄い展開、涙・涙・涙・・・最後は号泣です。

これを読み終わったら、また当分は他の本が読めなくなります。(年内あと2～3回読むつもりです)

もし、気が向いたら読んでみて下さい。
好んで頂けると嬉しいのですが・・・。

お礼

そんなにスゴい本なんですか～．今度，是非読んでみますね．楽しみです♪

回答No.12

karrin

#11です　　補足です

ここの　見出しは　こんなふうに　始まります

　☆実録！！スイスからの生還記☆
　２００１年の７月、スイス旅行に彼女とウキウキで行きました。
…しかし、楽園のスイスで待ちうけていたものは…

　頭に　第１話から　第43話の　リンクがありますが
これは　現在　有効に　働いてないので　過去記事の
ボタンを　押して　２００１年の７月まで　戻して
読まれたら　いいです
　それだけの　手間をしても　おもしろいと　思いますよ

お礼

あ，何とかたどりつきました・・・
後でゆっくり読ませてもらいます．

回答ありがとうございました．

回答No.11

karrin

参考URLのページにある　日報(通信)のコーナーに
海外旅行の　旅行日記が　あります
　A4で　70ページ　ほどですが　機内での　やりとり
海外での　病院での　やりとり　奥さんに対する　思いやり　など　いろいろと　興味深く　いっきに　読め　もう一度　読み直したいなと　思う　読み物ですよ
　ちなみに　作者は　歯科医さんのようです

参考URL：

http://pura2.gaiax.com/home/pasay806pilip/main

お礼

リンクが外れていますね・・・

回答No.10

noname#136764

ＳＦですが、ダン・シモンズの４部作「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」「エンディミオンの覚醒」など、いかがでしょう。

近年文庫になったので手にとりましたが、久しぶりに寝食惜しんで読みました。(^^;

お礼

SFは，一時，眉村卓さんなどの作品を読み漁ったことがあります．ダン・シモンズさんは未知の分野ですが，今度探してみますね．映画化されそうなタイトルですね☆

ありがとうございました．

回答No.9

fushigichan

＃８です。すみません、せっかく参考URL貼ろうと思ってたのに
送っちゃいました。貼っておきますね。

モンテ・クリスト伯
http://www.people.or.jp/~fukuchan/monte.htm

三銃士
http://www.gutenberg21.co.jp/sanjushi.htm

悲しみよこんにちは
http://www.ne.jp/asahi/nsm/toshikata/eiga/eiga1.html

アガサ・クリスティー（作品の何と多いことか！最初に読んだのはＡＢＣ殺人事件でした）
名探偵ポワロが大好きです。
http://www.ehon.info/whoswho/AgathaChristie.html

夏目漱石　主な作品
http://www2.odn.ne.jp/~cat45780/soseki.html

森鴎外関連ページ
作品集ではないのですが、漱石との違いのところお読みください。
こういうところの漱石がいいんですよね・・また宣伝してしまいました。
http://homepage1.nifty.com/whotarou/jinbutu/ougai/ougai10.htm

参考URL：

http://www.people.or.jp/~fukuchan/monte.htm

お礼

ありがとうございます！
あとでゆっくり拝見しますね．みなさんに，面白そうな本をいっぱい推薦してもらったので，これから読んでみたいと思います．

歴史についてですが，ぼくは中国の春秋戦国時代が大好きで，逆にそれ以外はあまり知らないんですよね．それと，ぼくは面白くない本を読んだ後の「ガッカリ」感が嫌いで，ついつい，好きな本を何度も読むことになっちゃうんです．三国志や十八史略は20回ぐらい読んでるかな(^^;)．何とかのひとつ覚えって感じなんですよ．

えっと，漱石との違いのページは拝見しました．記事の書き方がとても面白いですね．かなり割り切って書いているので論旨明解で小気味いいです．漱石は江戸っ子だったんですねぇ．またひとつ勉強になりました♪

回答No.8

fushigichan

shota_TKさん、こんにちは。
歴史上の人物の件は、とても面白かったのに残念でしたね～。
今回読書の秋！？ということで色んな本にチャレンジしようとなさっているんですね。

＞一応、ぼくの好きなジャンルは科学読み物、歴史小説ですが

shota_TKさんは歴史にも強いんですね。
＃６さんのところで書かれた「花神」はいいですよ！
中学の社会の夏休みの宿題で読まされました（笑）
上中下と３巻なんですが、１巻だけ読んで、間に合わず後はざざっと読んだのですが
ちゃんと読めばよかったです。中学生には難しすぎました（笑）

科学読み物というと、どんな本があるんでしょうね。サイエンスとか？

日本文学では、夏目漱石（また言ってる）、森鴎外なんか、やっぱり流石だと思います。
何回も読む、というところまでは行っていませんが。
時代背景が明治なので、登場人物が奥ゆかしいんですよ。
「好きなら好きって、はっきりせんかいな」みたいな（笑）
でも、そこがいい。現代との差を感じつつ読むのもいいですよ。

あと、読みやすいということで、推理小説ですが
女性らしい、登場人物の心理描写巧みなアガサ・クリスティーはどうでしょう。
一度読んでから、しばらく経ってからまた読んでも、どきどきします。

アンニュイな気分に浸りたければ、フランソワーズ・サガンはどうでしょう。
「悲しみよ、こんにちは」読んだ瞬間、脱力しました（笑）女性好みですけど。

どきどき・わくわくスリルと冒険ロマンなら、
「モンテ・クリスト伯」はどうでしょう。
愛する人を陰謀のために奪われたエドモン・ダンテスの復讐の物語です。
「岩窟王」という名前で、ジュニア版で読みました。面白かったです。
同じ作者アレクサンドル・デュマの「三銃士」も面白いです。

座右の書なんてカッコイイものではないですけど、ご参考になればうれしいです。

お礼

こんにちは！
歴史上の人物の件，ご迷惑をおかけしてすみませんでした．自分としては「質問」だったのですが，アンケートだと判断されたようです．すばらしい回答をたくさん頂いていただけに，残念でした．

やはり「花神」ですか！これは必読のようですね♪
夏目漱石，森鴎外は，代表的なものを数冊読んだだけです．No.9の参考URLを調べてみますね！

アガサ・クリスティは読んだことがないんですよ．外国の推理って，文化や習慣が違うと謎解きができない場合があるでしょー？あれがもどかしくて(^^;).でも，今度チャレンジしてみます．

モンテ・クリスト伯，三銃士は，簡易版を読んだことがあるような気がしますが，きちっとしたものをもう一度読み直しても面白そうですね！

科学読み物ですが，ぼくが一番好きな本は，マーチン・ガードナーの「自然界における左と右」という本です．『鏡は左右を反転するのに，どうして上下を反転しないのか』という疑問を出発点として，非常に奥の深い議論がなされています．面白いですよ～♪