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心電図のT波について
T波(再分極)はR波とは違って細胞内陽イオン(Kイオン)が流出しているのにどうしてR波と同じ陽性のグラフなのでしょうか?
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すいません。もっと単純だと思いました。 説明の前に、膜電位と心電図を並べる解説書が多いように感じますが、馬鹿説明、誤解の元です。 心電図の波形は電位の大きさを比較すれば分るように細胞膜電位の変化ではありません。 細胞膜電位(細胞膜の内外)と心電図(心臓の立体)の電位差は別物ですからね。ただ発端が同じだから同期させる説明法として並べられる事が多いのです。かえって混乱を招いている面が大きいでしょう。 心電図の陽性・陰性は、心電図(心臓の立体的な電位差)の陽性・陰性です。 心筋細胞の心基部→心尖部における細胞膜外電荷の分布の経過。 Q + + + + + + R- + + + + + R- - - + + + - - - - - - S (ST間の平坦な部分は、細胞内に入るカルシウムと出るカリウムが相殺して細胞膜内外に電位変化はほぼない。やがてカリウムが優勢になり、心尖部の方から細胞膜外が+の再分極状態として元に戻って行く) T- - - - - + T- - - + + + + + + + + + 以上において、説明の為に(患者と対面しているように) 右- - - + + +左 のように見ると丁度、 右手が左に比べてプラスという状況はありません。-と+の混在する時(脱分極時と再分極時)はいつも右がマイナス(低い)です。 この心臓内の電位差を起電力にする電流を想定すれば(心臓を【-+】の電池とみなせば)、R波もT波も同じ電流の向き(→)になり+極側である左側の電極において陽性の電位差が記録されます。
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- thegenus
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1×(↓)=(-1)×(↑) 心臓壁において、脱分極と再分極は、進む向きが反対。 心尖部側(外膜側)から膜電位が再分極していく。 これは心電図に基づく循環論法なのかもしれないがたいていそんな解釈で落着させている現象だと思います。
お礼
本当に理解できたかどうかは分かりませんが、イメージはできました!
お礼
詳しく説明して頂きありがとうございました