傷害保険の 急激且つ偶発的な外因の事故とは？

質問

傷害保険について質問です

先日、自宅床の塗装工事があり、（通常は板を張り替えねばならぬところを、業者が塗装工事で済まそうとして）約20畳のフローリングに対し、約120畳分もの　　大量な塗料、はく離剤を使用し
その際、妻は　約12時間監督作業を行いました。（滞在時間は84時間）

その日から、気分が悪い、肺が焼けると訴えていたのですが、
私はそのうちよくなるから様子を見ればと言っていました。
妻は気分不良で外出できなくなり、約３日間自宅に篭っていました。
4日目に仕事があったため、なんとか仕事に行って帰ってきた後、
幻覚が見える等の急激な異変が起きました。

救急病院では、有機溶剤中毒・薬物中毒　と診断されたのですが、
このような事故のケースの場合
（工事当初から体調が悪くなったが、病院へ行ったのは４日後）

不慮の事故（急激かつ偶発的な外因の事故）に相当するのでしょうか？

どのようなケースが、急激且つ偶発的な外因の事故となるのでしょうか？

回答No.1

rokutaro36 · ベストアンサー

結論から言えば、不慮の事故には該当しないと思われます。

急激＝有機溶剤を使っていると分っている現場に、
１２時間もいたのなら、急激とは言えません。
偶発＝有機溶剤を使っている現場で、有機溶剤による中毒ならば
偶発とは言えないでしょう。十分に予見可能です。

以上の理由により、傷害保険で言う不慮の事故には
該当しないと思われます。

（Ｑ）急激且つ偶発的な外因の事故となるのでしょうか？
（Ａ）急激というのは、短時間ということです。
つまり、じわじわ……というのは、該当しません。
ガスを吸うのならば、ガス漏れとか、ガス爆発によるガス中毒のような
急激な状態であることが条件です。
つまり、ガス臭いなと、感じていても、対策を取る時間がなかった
という場合に該当します。

偶発というのは、予測不能や通常はない、という意味です。

外来というのは、外から加わった力ということです。
例えば、普通に走っていて、骨折した場合には、外来とは言えません。
（疲労骨折など病的な原因が考えられます）
しかし、転んで、どこかに当たって骨折した場合には、外来と言えます。

ご参考になれば、幸いです。

お礼

ご親切に、詳しくわかりやすくご回答頂き、
　ありがとうございました。
　大変参考になりました。