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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:先受けの問題(矢倉崩しの4一(6九)銀))
先受けの問題(矢倉崩しの4一(6九)銀)
このQ&Aのポイント
- 先受けの問題で、正解は▲6八金引です。
- ▲6八金寄ではいけない理由は何でしょうか?
- ▲6八金寄のほうが6九銀を空振りさせる効果があるので、どちらが良いのか教えてください。
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はい、正解は▲6八金引です。残念ながら▲6八金寄は不正解なのです。「引」と「寄」で何が違うのか。それは自玉と敵飛の間の自駒の枚数です。「引」が2枚なのに対し「寄」は1枚だけなのです。自玉と敵飛の間の自駒の枚数は多ければ多いほど自玉は安全です。1枚だけというのは心細いです。1枚だけということは、その駒は上にも下にも動けないということです。動くと空き王手になってしまうからです。動けないということは6七の金を支えているようで実は支えていないことになります。つまり6七の金は宙ぶらりんの浮き駒なのです。「寄」と指した局面で▽4九角と打ち込まれたとします。次の▽6七角成は脅威です。いきなり詰めろですから。受ける持ち駒が無い場合は▲5七金寄と交わすほかありません。しかし後手に持ち歩がある場合は▽7五歩で攻めが続いてしまいます。▽4九角も矢倉崩しの手筋で、実戦に頻出します。では「引」だったらどうか。今度は▽4九角と打たれてもなんでもありません。▽5九角でもまだ怖くない。もちろん▽6九角とは打てない。間駒が2枚の場合はどちらの駒を上下に動かしても、空き王手にならない。どうでしょうか。「寄」より「引」の方が耐久力があることをご理解いただけたでしょうか。
お礼
「自玉と敵飛間の自駒枚数」 (じきょくとてきひかんのじごままいすう) よーく覚えておきます。 御礼が遅くなりました、ありがとうございました。