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一眼レフデジカメで曇りの環境をかっこよく撮る方法
- オランダ在住の一眼レフ初心者が曇りの環境での撮影方法を知りたい
- 薄暗い曇りの日が続くオランダで、一眼レフデジカメで雰囲気のある写真を撮りたい
- 鬱々とした雰囲気を残しつつ、ヨーロッパ絵画のような写真を撮るためのアドバイスを求めます
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多重回答禁止なので、一応一度だけということでお願いします。 WB:これは個々人で違うところがあるのですが、RAWモードで撮る場合、私は「太陽光(晴天)」です。 理由は、フィルム時代の踏襲というか、フィルムは太陽光の色温度を基準としていたものなので(5300ケルビンほど)そこからどれくらい色がずれているか?ということですね。 私の場合は厳密な管理はしないので、これでソフトで現像して調整する形です。 絞り:レンズの焦点距離で違います。 いわゆる中望遠(35ミリ換算85mm~100mmほど)では、絞りを絞る効果が出やすいのです。 それ以上の焦点距離だとだんだんと圧縮効果が高くなってきて、絞る必要がなくなってきます。 しかし、それだけの焦点距離だと広い風景には使えなくなってしまいますよね?。 なお、前回の回答で書いたことは「雨や雪、霧などをどうやってそれらしく表現するか」について書きました。 雨でも霧でも「実体」で、形が存在しますので、絞ればそれだけ近くから遠くまでピントを合わせられます。 被写界深度の作用ですね。 中望遠だと、絞りを絞る効果が出ますし、あまり画角が狭くないですから、風景に使いやすく、なおかつ、雨や雪なども表現しやすいってことですね。 全体をボカす場合は、フィルターを使うか、ソフトでフィルターをかけます。 レイヤー:ここがいいでしょうか。 http://aska-sg.net/pstips/manual/030-0010_layer-index.html 少し現在のエレメンツとは違うかもしれませんけど、基本は同じです。 これの「乗算」とか「スクリーン」とかについて、前回は触れました。 他にもオーバーレイとかいろいろありますよ。 一番最初の元になるデータ(画像)が「背景」です。 これをコピー(複製)したのが「レイヤー」です。 コピーは複数できますよ。 私が良く使うのが乗算とスクリーン(加算)です。 乗算はコントラストが増します。 スクリーンは「明るさ」とようは同じですが、スケールで加減できますし、詳しい説明は省きますが、両者とも画質を落とさないで処理が可能なところがいいのです。 重ねあわせが出来ることで、レイヤーを一部削って(消しゴムで消して)、下の背景を見せることも出来ます。 テクニックが上がれば上がるほど、使いこなしが楽しくなるソフトです。
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- hayasi456
- ベストアンサー率40% (2402/5878)
追伸 お節介ついでに 日本にいるご実家近くにネットプリントをしているカメラ店があれば オランダから注文してご両親が受け取りに行くと言う方法があります。 私は子供の写真を宇都宮から東京でしたが注文し実家に電話をすると 親父が取りに行っていました。 プリント料は親父の負担ですが昨日の孫の写真が今日手に出来ると喜んでいました。 オランダだとEメールで連絡でしょうか? ご参考に http://www.kitamura-print.com/digicameprint/webOrder.html https://www.fdinet.fujifilm.co.jp/fdinet/entrance.do?asp_id=15
お礼
hayasi456さん お返事おそくなりすみませんでした。 ウチは海外赴任が始まるのと同時にブログを開設しました。アクセスを両家・家族親戚に限定して、内輪なコメントをやりとりしています。 でもネットプリントも、たまにはサプライズでいいかもしれませんね。情報ありがとうございました。
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
Nikonのカメラは、比較的「明るめ」に撮れます。 特に18-105や18-55はその傾向が強いです。 また、ホワイトバランスの頭がよくないので、 自動にするととんでもない色になることがあります。 ですので、まずは他の方も言われるとおり、 「ホワイトバランス」を「晴天」にすることです。 本当は色温度を細かくいじる方がいいんですが、 少なくともそれだけで「曇ってる感じ」は出ます。 そのうえで露出補正を「-1/3~-2/3」位にしてみて 下さい。こうすると「曇りの日の感じ」は強く出ます。 ただ、そうやっちゃうと「肌の色」はどうしても くすんできます。子供と一緒に撮りたい場合は、 子どもだけにストロボが当たる「デイライトシンクロ」 というテクニックが必要になります。 デイライトシンクロについてはマニュアルを見れば 書いてあります。一度挑戦してみると面白いと 思いますよ。
お礼
FEX2053さん 初心者向けのわかりやすい回答、ありがとうございます!! これまでのご意見を総合すると、 望遠レンズを使って、三脚は必須。 WBは晴れにして、補正はややマイナスに設定。 微調整はPCでやることにする。 さらに1歩上級に進むならば、AEBでHDR合成をしたり、部分的なレベル補正、コントラスト調整をする(ための知識を身につける)。 子供たちを撮るにはデイライトシンクロですね。(日本のじじばばたちが喜びます!) という感じでしょうか。 それと、構図の決め方、モノクロの効果、空気遠近法の取り入れ方、、、課題は山積みですね!笑 これから冬本番に向けて勉強します! 3回目のオランダの冬ですが、初めて、暗い日々がくるのを楽しみにできそうです。 これまでご回答くださったみなさま、ありがとうございました。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
見た感じのイメージで撮影したいならホワイトバランスはオートや曇りではなく太陽にするといいですよ。このへんはRAWで記録して後からパソコン上で自由に変更できるので、ホワイトバランスを変えると感じ方がどのように変わるか試してみましょう。 ヨーロッパ絵画の雰囲気というのが具体的にイメージできませんが、露出の重点を空にするか建物にするかで変わってくるはずです。 どちらも・・・というのであればAEB機能を使用してHDR合成というのもひとつの手段です。 1枚の写真でどうにかしたいのであれば、PhotoshopElementsをお持ちのようですから、Photoshopの機能を使用してハイライト部分だけのレベル補正、シャドー部だけのレベル補正ができるはずです。 Elements10は持っていないのでどんな名称かは分からないのでご自分で探してみてください。 他には、レイヤーを駆使して建物と空を分けそれぞれでコントラストなどを調整すると絵画っぽくすることも可能なはずです。
お礼
bardfishさん 曇りを撮るのにWBを太陽に設定とは、目からうろこです。取説を読んでいるだけでは考えもつきませんでした。みなさまがいかに経験を積まれているか、つくづく感じています。 「AEB機能を使ってHDR合成する」というのも、初心者向けの取説ではお目にかかりませんでした。ネットで調べたらいろいろと解説が出てきたので、勉強してみようと思います。tombanさんがおっしゃっていた、「レイヤーを重ねる」というのもこのことでしょうか。 なんとなく、撮ったあとに操作するのは、ズルをするような感じで気が引けていたのですが、これはアートの世界であり、今までバカちょんデジカメでパシパシやっていたのとは違うんだ、ということを改めて認識しました。積極的にソフトを活用しようと思います。 ありがとうございました。
- hayasi456
- ベストアンサー率40% (2402/5878)
緯度が高く白夜に近く湿度が高いのでしょうか? どんよりしたヨーロッパで検索して見ました。 http://jca-surf-casting.blog.ocn.ne.jp/diary/cat10170666/ http://yokohamaokiraku.seesaa.net/article/140154868.html 絵画の空気遠近法のように遠くほど空気の層が厚くなり青白くぼやける感じならば 手前にハッキリしたものがあるとより強調されるようです。 WBは曇天にしないで晴天にした方が青っぽさはより強調されるかもしれません。 窓越しで撮るとまた変わります。 夕方街に光が灯りだした頃もいかも? 曇りの屋外でお子さんを撮る時はストロボを発光させると(日中シンクロ) 手前のストロボの当たったお子さんとどんよりした風景とのコントラストが 表現できるかもしれません。 ヨーロッパには行ったことが無いので 添付画像は車中から撮った宇都宮の朝霧の風景です。左側だけPhotoshopの自動コントラストで補正して見ました。
お礼
hayasi456さん 白夜は夏の短い期間だけで、秋冬は朝9時ごろからようやく明るくなり始め、午後3時には暗くなり始めるという感じで、グレーか黒か、という空です。(ウツになる人続出です。) 空気遠近法、面白いですね。ネットで調べてみました。この技法を写真に取り入れるとなると、けっこうな経験が必要なのではないかという印象ですが、積極的に意識してみようと思います。 青っぽさを強調するならWBを晴れにする、というやり方、参考にしてみます。雨や雪のとき、夜の街灯に反射した感じは確かにいいかも!試してみます。 ありがとうございました!
モノクロに挑戦するのもいいかもしれませんね。 最初はRAWで撮影して、JPEGへの現像時にモノクロにする事から始め、段々と撮影時からモノクロの設定で撮れるようになるように練習してはいかがでしょう? そのような気象条件の時にハマれば、とても印象深い写真になります(プリント時も設定を十分に吟味して行ってください。 素敵な写真もプリント時に手を抜くと仕上がりが悪くなります)。
お礼
CBX750Fさん グレー一色の世界を白黒にするなんて、考えていませんでしたが、確かに、いいかもしれません。押しつぶされそうな空の重さも表現できるかもしれませんね。イメージは墨絵のような感じでしょうか。ぜひ試してみます。ありがとうございました。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
曇り日というのは「全逆光状態」です。 光が拡散することで、日陰が消え、フラットな状態になり、コントラストが無くなります。 そして、カメラの露出計は、これを「アンダー」と捉えますので、妙に明るい写真になってしまうときがあります。 ケースバイケースですが、露出はややマイナスにするべきでしょう。 WBに関しては、私の場合は「曇り」で固定しません。 時間や季節などで、曇り日の色温度は違うからです。 私は「RAW」で撮っておいて、PCで現像するときにWBを決定しています。 イメージを重要視しているので、敢えて正確なWBを出さないときもあります。 ガスっぽい状態の時には、広角ではなく、望遠系を使います。 ガスと霧とかでも、ちゃんと実体はありますので、望遠を使って「圧縮効果」を使うのです。 濃さにも寄りますが、それらしく写りますよ。 ちなみに絞りは絞り気味になります(F8くらいから)ので、三脚必須です。 建物や施設の場合、ただまんじりと撮っていると、光がフラットであることもあり「何を撮ってるのか?」がよく伝わらないときが多いですね。 ですので「構図」を特にキッチリ決めていかないと、伝わるものがありません。 構図の勉強と、撮影時にはしっかりと意識をして、ファインダーの中で迷ってください。 ファインダーを四隅まで、眼球を良く動かして確認する癖を付けてください。 フォトショップを使う場合は「レイヤーを重ねる」技術を会得しておかないと弱いでしょう。 レイヤーを複製し、二つの画像を合成させ、原版ではえられなかった「光加減」を作り出す作業です。 重ね合わせ方法にはそれぞれの「特性」がありますので、それは専門書を読みながらソフトを試してみて、体得してください。 最初は難しく感じますが、慣れてくると色々と使いこなしができるようになります。 「こうしたい場合はどうしたら?」というのが、フォトショップを使いこなすコツです。
お礼
tombanさん さっそく回答ありがとうございました。 教科書+ネット片手に考えてみたのですが、よくわからないところがあるので、教えていただけますか? WBについて: なるほど、後で調整すればいいや、と割り切れば、露出や構図に集中できますね。その場合、Autoにしておくのでしょうか?液晶モニターで確認するときに、PCで修正すればイメージ通りになるように撮れたかどうか、どのように判断していますか?これも経験なのでしょうか。 絞りについて: そうですね、三脚は持ってないとだめですよね、やっぱり。買います。 絞り気味になってしまう、ということはボカシはできないと割り切るしかありませんか? 「レイヤーを重ねる」について: 光加減を作り出す作業、すごく興味あります。レイヤーを複製する、とは、1枚の写真を2枚にコピーするということですか?日本語の本をなかなか購入できない環境にいるのですが、tombanさんのおっしゃる技術について、解説しているサイトがあったら教えていただけますでしょうか。もしくは年末の帰国時に本屋でさがしますので、おススメの書籍名など、教えていただけると助かります。 お時間のあるときでけっこうですので、なにとぞよろしくお願いいたします。
お礼
tombanさん 詳しくお答えくださって、どうもありがとうございました。 お礼が遅くなったのは、最近どうも晴れがちで。。すみませんでした。 まだ雨や霧の中では試せていないのですが、日が陰った頃の出来具合から、少し雰囲気がつかめるようになってきました。