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タイ・バンコクでは何が起こってるの?
タイ・バンコクで浸水被害が起こってますが、なぜそうなってるの? 雨が異常にたくさん降ったのですか? 高低差が小さく排水がなかなかなされないようですが、 そこは、いわゆる海抜0m(もしくはマイナス)地帯なのでしょうか?
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タイの洪水の原因のひとつに「ダムの強度」の問題があります。 降った雨量も例年の2倍近い量の上、ダムが決壊を恐れて放水を始めたことにより川の水位が上昇し、堤防(日本より貧弱)すれすれまで水が上がったことにより排水路や下水管を逆流して町のいたるところで水が溢れたのが始まり。 海抜も低く、堤防も低い上、雨季の最中で街中でも水溜りが解消できない(排水できない)状況であったようです。そこにダムの放水が加わったから今回の事態になっているのです。 ダムの放水は止まっている様なので少しずつ引いて行くでしょうね。その見込みが30日のようです。
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- nyi-nyi-hello
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田畑を埋め工場等を作ったのも洪水の原因の一つと言われてます。 地面に吸水されるのが少なくなった。 あと上流での乱開発(木などの伐採)も関係があると言われてますね。
- riderfaiz
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グーグルマップでバンコクを見てください。 バンコクのあたりに1本のくねくねした川が見えますね。 これがチャオプラヤ川です。この川の上流のほうで長い間、 大量の雨が降ったために川が氾濫しました。 河口から約100kmの辺りにアユタヤという地名が グーグルマップで見られると思います。その少し南には パトゥンタニという地名が見えると思います。これら アユタヤ、パトゥンタニという所に日系企業の工場が たくさんあります。それらが水に浸かっているということです。 アユタヤから河口までは直線距離で100kmありますが、 高低差は数十センチしかありません。海の水面が上がる 大潮の時には川の水がアユタヤ近くまで逆流することも あると言われています。そういう地形です。 バンコクでの洪水を防ぐために政府はアユタヤ方面にたまった 氾濫水を運河からバンコクの東と西にあるそれぞれ別の川に 分散して海に流そうと考えました。アユタヤからパトゥンタニに かけては多数の運河がはりめぐらされています。そこを通して 東西の川に流そうとしたのです。しかしそれらの川も 今までの大雨で増水していたこと、高低差がないこと、 そもそも北部から大量の水が流れ続けたことから、 運河に入った水は他の運河網に流れていき、また運河には 日本人が考えるような堤防がないためにあっさり決壊して 運河地帯一帯に流れて洪水の地域を広げていったということです。 それらの運河網はバンコク都内の運河網にもつながっており、 しかしバンコク都内では近代化によって運河を埋め立てて 道路を作ったところが多く、運河だけでは耐え切れない 洪水が道路や下水道を通って溢れ始めたというのが現状です。
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どうもありがとうございます。
お礼
それにしても、随分、ひどい状況だし、長く続いてますよね。例年の2倍とはいえ、その程度でこんなにひどい状況になってしまうのはどうかと思いました。