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日本の格差はアメリカよりも緩いですか
日本の格差はアメリカに比べて緩い、という論がある。 決まって、国内では普通の人の生活を見て、アメリカでは貧困のホームレスを見ている。 決して山谷、釜ヶ崎、横浜なら寿町の現地を踏んでいない。 私が日本の格差を思い知ったのは学生アルバイトをしていた配ぜん人紹介所からホームパーティに派遣された時である。 一流ホテルのケータリングサービスでコックも数人、ボーイは私も含めて5名ほど、贅沢さには驚いた。300人未満の未上場企業のオーナー一族であった。 すでに40年の昔だが、派遣が普通になった今はもっと格差が広がっているのはご存じのとおりである。
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まだ、アメリカより日本の格差は緩いです。 しかし、生活に貧窮している方の状況は非常に厳しく、国の格差を論ずる前に、直ちに生活を保障するべきと思います。
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- hiroki0909
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『相対的貧困率』などを元に、日本はもうダメだと主張する輩がいるようですが・・・ そもそも相対的貧困率とは「国民が得る年収の中央値の半分未満の金額である人口が全人口に占める比率」をあらわします。つまり、その国家が全体として裕福な国であれば、いやが上にも数字は上がってしまうのです。 但し、その数字は文字通り「相対的」なものなのであって、世界水準で見て今日明日にも飢えて死にそうな水準かどうかははなはだ疑わしいものがあります。 最新の2010年の統計では日本の自殺率は世界第6位です。 この数字自体は国際的に見ても由々しき問題ですが、これを貧困と結びつける論法はあまりにも短絡的です。 日本より自殺率の高い国、例えばハンガリーなどは、GDPなどは確かに日本より下かもしれませんが、決して「貧困にあえいでいる」というイメージはありません。さらに世界ベスト20位ぐらいまでを俯瞰すると、フィンランド・ベルギー・スイス・フランスといった欧州の主要国・高福祉国までもが名を連ねます。 もっと言えば「自殺率」などという統計さえ出すことができない貧困国、政情不安な国家がアフリカや東南アジアにはゴロゴロあります。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2770.html 小生は山谷は存じませんが、釜が崎、及び寿町はこの眼で見ています。最近のドヤってすごいですよ~、冷暖房・エレベーター完備なんて珍しくありませんから。 日本の平均的経済水準から言えば、確かに『貧困』の部類に入るでしょうが、少なくとも『餓死者』はほとんど出ていないはずです。日本の国家、社会構造はまだまだ貧困者を見捨てるほど落ちぶれてはいません。 そもそも、日本の餓死者数が毎年どのぐらいか、質問者様はご存知でしょうか?平成11年~20年の10年間で、703人だそうですよ。 http://nhjournal.blog37.fc2.com/blog-entry-714.html 年間百人もいない、と言っても、そこは人命の話ですから軽々には語れませんが、アメリカでは3千万人が日々飢えに苦しんでいる、という話もあるそうです。少なくとも、子供の餓死者というのは児童虐待案件以外ありえない、というのが、日本社会の安定ぶりを語る上で最も参考になるでしょう。なにせ、学校に行けば少なくとも1日に1回『給食』が食べられるのですから。 http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html 質問者様の叔父上がどのような困窮状態にあって、どのように悲惨な末路を迎えられたのか、そこは小生には想像すらできません。 ただ、年間百万人以上が亡くなっているこの国で、わずか1つの実例をもとに、国全体の貧困度を推し量ろうとしても、統計学上あまりにもムリがありすぎると考えます。 『アメリカと日本の貧困度を比較するのが嫌いだ』という質問者様の心情は理解しないでもないですが、そうであればなぜこのような掲示板にご質問などお立てになるのでしょう?その矛盾には、小生も頭をひねらざるを得ません。 結論:この国は、まだまだ捨てたものじゃありませんよ。 ただ、比較的若い連中が、色々な要因で勤労意欲や社会参加意欲を無くしているのには大いに危惧を覚えます。 ただ、それも貧困などが要因ではないのが気になるところです。 ニートやフリーターと呼ばれる連中の中には、実は仕事があるのに業種を選り好みしている、または、精神科医に診断書でも書いてもらって、失業手当や生活保護で暮らしたほうが楽だ、などと安直に考える者が増えてきている現実には、勤勉で鳴らしてきたこの国の将来を本当に憂える時が来ているのかも知れません。
お礼
丁寧、かつ多くのデータに基づくお答えに感謝します。 絶対幸福が大事だと思うわけです。 世界で何位かはどうでもいいことです。 隣人に恵まれれば死なずに済む命があります。 実際に私の傍で起きたことです。 ある中年の猫好きな女性がおりました。野良猫に餌を上げるので批判を受けておりましたが、里親を探し、自腹で避妊手術をしました。 さらに感動したのはこの女性は近所に住むゴミの残飯を漁る人にパンをあげては「あなたは人間なのよこれを食べて」と励ましていたことです。 この残飯を漁る人は20代で肢体満足でした。 働けようと働けまいと、汚い臭い人への躊躇なき愛、それだけです。
相対的貧困率で比較すると、2008年のデータで、アメリカが世界ワースト3位、日本が世界ワースト4位です。世界トップクラス、大差はないです。しかし、自殺率では、日本は、最近、韓国に抜かれて世界ワースト3位には落ちましたが、米国は、世界ワースト・トップ10にも顔を出しません。日本は、貧困率も高く、自殺率も高い。特に、自殺率においては、他の諸国よりもダントツ抜きん出ています。アメリカより緩いとは言えないでしょうね。年金が現役時代と比べてどれほどか、という総所得代替率も33.9%で、世界ワースト2位です。もちろん、政府債務残高は、他に肩を並べる国が無く、他を寄せ付けない、世界No.1です。 今や、日本は、ケツから数えた方が早い国家に落ちぶれました。日本は、既に破綻状態と言えると思います。 OECD http://www.oecdtokyo.org/pub/statistics_japan.html
お礼
感謝! 私は家族愛、隣人愛が一番不足していると感じます。
- hamanaka25casis
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山谷、釜ヶ崎、横浜なら寿町の実態より遥かに酷いものがアメリカにはあります。 日本の格差を思い知ったのは有益な体験でしょうが、アメリカのそれはどうでしょう? 日本の格差の現状だけで「比較」を語ってしまっては、貴方が批判している 国内では普通の人の生活を見て、アメリカでは貧困のホームレスを見て日本の格差はアメリカに比べて緩い、という論をとなえる人と同じではないですか?
お礼
同意できませんね。 私の叔父が職を失い、貧困のうえ行き倒れで死にました。 アメリカを見て、まだ日本はましだと言う論が嫌いです。 比較することが嫌いです。
お礼
ありがとう。 そうです。 最低限の生活を保証できるかどうかが先進国のリトマス試験紙です。 やる気を起こさせるのはそこから始めるべきです。