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将棋を知らない人に将棋の魅力を文章で説明
将棋を知らない人に、将棋の魅力やプロ棋士のすごさを文章で説明したいと思ってます。しかし、どのように書けばうまく伝わるのか分かりません。 将棋のような、専門性(?)が高いものをうまく伝えるには、どのように書けばいいでしょうか。
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世界に将棋に類するゲームは数多くあります。チェスは有名だと思うけど、中国のシャンチーや韓国のチャンギなどいろいろあります。しかし百数十名のプロを擁するプロ競技として確立しているのは日本だけなのです。チェスは世界中に広まっているけど、それっでもプロの世界は確立されていません。チェスには賞金大会を渡り歩くセミプロのような一匹狼がいますが、日本のようなプロ棋士はいないのです。 わずか百数十名ですから大変狭き門です。難関で知られる弁護士でも数万人いるのですから、プロ棋士になるのがどれだけ難しいことか。 どうしてプロ棋士の生計が成り立つのか。興行ではないのでチケットを観戦者に売りさばいているわけではありません。プロ棋士の主な収入は読売新聞、朝日新聞、毎日新聞などの誰でも知っている大手新聞社の契約金に支えられています。新聞社はプロ棋戦の棋譜を新聞に掲載しています。それを全国の将棋ファンが楽しみにしているわけです。老人から子供まで、なんとなくでも気になるわけです。また毎週日曜日のNHKの将棋の時間を楽しみにしている将棋ファンも多い。つまり全国の将棋ファンがプロ棋士の生計を支えているわけです。完全実力主義の世界です。中学生でも先生と呼ばれるプロ棋士もいれば、70歳でも現役のプロ棋士もいます。それはアマチュアでも同じこと。盤を挟んで向き合えば年齢に関係なく対等の条件です。何十歳離れた祖父と孫でも対等にコミュニケーションできるのが将棋です。それが日本の伝統文化です。プロ棋士は卓越した技術が将棋ファンに認められ尊敬を勝ち得ています。プロはアマチュアが100年考えても思いつかない妙手を指します。どうしてそんな手を指せるのか。アマチュアは説明を聞いてもよく分かりません。しかし、その凄さはなんとなくでもわかるのです。対局に表現される着手が様々な驚嘆、感動、興奮、神秘を呼ぶのです。 戦後の一時期、日本はGHQに統治された時代があります。ある時、日本将棋連盟はGHQに呼び出され、関西本部長代理の升田幸三を派遣しました。 GHQは「将棋はチェスとは違い、敵から奪った駒を自軍の兵として使う。これは捕虜虐待という国際法違反である野蛮なゲームであるために禁止にすべきである」ととんでもない難癖をつけました。 升田幸三は堂々と反論しました。 「チェスは捕虜を殺害している。これこそが捕虜虐待である。将棋は適材適所の働き場所を与えている。常に駒が生きていて、それぞれの能力を尊重しようとする民主主義の正しい思想である」 「男女同権といっているが、チェスではキングが危機に陥った時にはクイーンを盾にしてまで逃げようとする」と反論したのです。 これにはさすがのGHQもぐーの音も出ずにすごすごと退散しました。その時代にGHQに臆することなく対等にものがいえた人間など何人もいません。 これは将棋の価値、プロ棋士の価値を端的に表現したエピソードだと思います。 そうだ。日本には将棋があるではないか。日本は戦争ではアメリカには負けたけど、将棋はチェスには負けていないのだ。それが日本人が誇りと自信を取り戻し、世界が驚く戦後復興を成し遂げた秘密のひとつでもあるのです。
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- B-juggler
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σ(・・*)は 囲碁なんだけど^^; 聞いたことあることを少し。だいぶん重複するのでしょうが。 「コマの動かし方さえ覚えれば、誰でもできる」 #実は囲碁も一緒なんですが、囲碁のが抽象的? 「とにかく、王様を倒しゃ勝ち!」 #これはチェスやシャンチーもそうだけど。 これが一番の違いらしいんです。 「81マスの盤面上を、常に40個の駒すべての移動や打ち込み (いくつかの制約はあるけど) があり、相手の王様を除く39枚の駒が動かせる可能性がある」 これはどこ行ってもないようですね。 相手の駒のリサイクル?って考え方がないので、ディープブルーも将棋では歯が立たないようです。 #これは囲碁にもないもん。 その前にσ(・・*)は将棋が死ぬほどダメで^^; 普通は、ほとんどのゲームは引き算なんですよ。 囲碁は打つ場所が減っていく。 チェスやシャンチーは駒が減っていく。 その代わり、移動できる場所は増えるかもしれない。 ところが将棋は 減らないんです。 「打つ」って言う概念がある以上、移動できる場所も減りませんし、 駒数も減らない。 これが一番大きい特徴だ! って聞いたような気がします。 お邪魔しました。 (=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=) PS.その点で 囲碁は絶対に増えない、マイナスのゲームです。
お礼
なるほど、言われてみれば大きな特徴ですね。参考になりました。
- kyo-mogu
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将棋の基本は戦場です。 で、今あるゲームなどと比較する感じで説明するとわかりやすい。カードバトルとか。 将棋のコマをカードバルトのカードとして置き換えてみる。そうすることでイメージが沸くかな。 将棋の中に戦いがある。その戦いは棋士によって進められる。コマの一つ一つが戦いに臨み、敗れ去った物は相手のコマとなる。駆け引きはゆっくりと、そして大胆に進められる。目的は王手の一言を告げるために棋士は常に盤の中で戦いを繰り広げている。チェスではコマは失われるが将棋は使われることもあるので、コンピュータではチェスより多くのパターンを予測しなければならない複雑な仕組み。 今、ここに王将、金将、銀将などが並んでいる。他にも沢山のコマが居る。さぁ、相手の王を取れ! という感じではどうかな。ちょっと大げさに書いてみたけど。 動きとか、歴史的な物。変わった将棋とかも紹介するとおもしろくなりますね。人間将棋とか。
お礼
将棋を分かりやすいものに例えたりして伝えるのは良いですね。将棋の激しさを言葉で伝えるのは中々難しいそうですが、参考にします。
- akaginoyama
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チェスや他のテーブルゲームはコンピューターに人は及ばないが 将棋はコンピュータがまだまだ人間の力に及んでいない。 最高峰の人間同士が戦い頂上を決する名人戦ともなれば一局に2日も掛けて対戦し 「1回の対局で3キロぐらいは痩せる」と言う棋士もいる程の死闘が繰り広げられる その中で数々のドラマが生まれてくる。 こんな奥深いテーブルゲームは他に無い。 質問の経緯が解らないので手軽に出来るゲームと言うことは捨ててますが 伝えるならば将棋の奥深さ、プロ棋士の勝負の凄まじさ、でしょうか?
お礼
目を引くエピソードを紹介するのは良いですね
お礼
実際に書いてくださったのですね。参考になりました。