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MSとサムスンがandroidでクロスライセンス

マイクロソフトとサムスンがandroidでクロスライセンス契約を結んだそうですが、 このニュースがよくわかりません。 androidはgoogleが無料で配ってるものなのに なんでMSにお金払うんですか?

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回答No.1

ブログなどでは、マイクロソフト社が悪者のように見られる記事もありますが・・・。ちょっと調べてみました。 Androidの携帯に使う技術にマイクロソフト社やソニー、Appleなどが共同で買収したNortelのライセンスが含まれているか何かでしょう。正確にこのライセンスがというのまでは、分かりませんが・・・。 この2-3年、Googleは携帯電話OS関連の技術開発を進めるために、知的財産権の掌握を急いでいます。簡単に言えば、携帯技術の大半は、既に多くの既存事業者が所有しており、無料を謳ったOSに技術を使うにしても、他社の特許やライセンスの影響を受ける可能性が高まっているのです。 そのため、Googleは今年になって、倒産したNortel Networksの知的財産権の買収を単独で画策し、失敗しています(これをマイクロソフトやAppleの企業連合が買収しました)。その後、知的財産権の一部を掌握することも目的に、苦労してモトローラの携帯電話事業(モトローラモビリティ)を買収しています。それでは、足りなかったというのが答えになるかと思います。 携帯電話のライセンスには、次世代通信網や現行の通信網、さらに基盤となる光通信に関わる、物理プロトコルやソフトウェアスタックの実装など多岐にわたるライセンスがあります。その中には、Nortel Networksという会社が所有していた6000に及ぶポートフォーリオがあります。Nortelは通信基盤では巨大企業の一つでしたから、この特許がとても重要だったのです。 この会社の技術または、OSに関わる何らかの技術をAndroidが利用していた場合、そのライセンス使用料金を携帯電話という形で使うなら、メーカーに支払う必要があります。そこで、サムスンは技術の利用(自社開発を含み共有する場合はクロスライセンス)と応用に対して、ライセンスの締結をマイクロソフト社と交わしたと考えられます。 まあ、少なくともNortelの特許が多少は絡んでいるはずです。 ちなみに、Nortelの知的財産権買収に参加し落札した企業連合は、マイクロソフトを中心に、Apple、ソニー、エリクソン、EMC、RIMの6社連合です。このライセンスに関わるものなら、これら6社は影響を受けないはずです。だから、Black BerryやiPhoneはマ社とライセンスを締結しなくとも、大丈夫と思われます。 いかがでしょうか?

bougainvillea
質問者

お礼

だいぶ事情がわかってきました。以下のように理解しました。 倒産したNortelは業界大手老舗でかなりの特許を保有していた。 androidにはNortelの特許に抵触する技術がかなり含まれている。 GoogleはNortelの特許の入札に参加したが、円周率で入札など ふざけていた。特許はMSやAppleなどの6社連合が購入した。 MSはサムスン等のandroidを搭載してるメーカーに特許料を請求した。 これがクロスライセンス契約になった。 発明・特許に正当な対価を払わずに、GoogleがタダでAndroidを 配布しているところに問題があるように感じました。

bougainvillea
質問者

補足

追記:この記事もわかりやすかったです。 サムスンとMSが特許クロスライセンス契約―グーグルに打撃 http://jp.wsj.com/IT/node_315946