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魅力的な女性が出てくる本、女性の生き方を考えさせら
魅力的な女性が出てくる本、女性の生き方を考えさせられる小説を教えて下さい。 出来れば比較的 昔に書かれたものが良いです。 【今までに読んで、好きだったもの】 ●嵐が丘 ●ジェーンエア ●椿姫 ●たけくらべ ●にごりえ ●或る女 宜しくお願いします。
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ロマン・ロランの「魅せられたる魂」はどうですか。
- mshr1962
- ベストアンサー率39% (7417/18945)
S&Aゴロン「アンジェリク」全26巻 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1855719 ギュスターヴ・フローベール「ボヴァリー夫人」 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463216 アンリ・トロワイヤ「女帝エカテリーナ」上下巻 http://www.chuko.co.jp/bunko/2002/06/204044.html エクトール・マロ「家なき娘」上下巻 http://www.kaiseisha.co.jp/books.html?page=shop.product_details&flypage=flypage.tpl&product_id=1805&category_id=19&keyword=%E5%AE%B6%E3%81%AA%E3%81%8D%E5%A8%98
武田百合子『富士日記』。武田泰純の妻が富士山の別荘暮らしを日記にしたもの。 平野レミ『ドレミの歌』。明るい料理研究家にしてイラストレイター和田誠の妻。その正体はシャンソン歌手のレミさんが半生を綴ったエッセイ。 高峰秀子『私の渡世修行』。天才子役ーから大女優へ、突然の渡仏と外国暮らし、そして木下恵介との結婚。その小さな肩と背中で母親から親族まで養った苦労。仕事優先で学校も満足にいけなかった女性がその時々自分に足りないもの、いずれやってくる引退後の人生に必要なことを懸命に探して生きてきた自伝的記録。 『人見絹枝物語』朝日文庫。日本女子陸上界の偉大な先人、人見絹枝の物語。 今井通子『私の北壁』『私のヒマラヤ』。日本女性登山家の第一人者の登山記。男性登山家たちに混じっての登山では女扱いされるのは登頂選抜メンバーから除外される時くらい。 武田百合子『富士日記』。武田泰純の妻が富士山の別荘暮らしを日記にしたもの。のらくら作家とてきぱき奥さんの対比だったり、地元の人との交渉にユーモアかあったりで不思議な魅力がある日記。 平野レミ『ドレミの歌』。明るい料理研究家にしてイラストレイター和田誠の妻。その正体はシャンソン歌手のレミさんが半生を綴ったエッセイ。 高峰秀子『私の渡世修行』。天才子役ーから大女優へ、突然の渡仏と外国暮らし、そして木下恵介との結婚。仕事優先で学校も満足にいけなかった女性がその時々自分に足りないもの、いずれやってくる引退後の人生に必要なことを懸命に探して生きた自伝的記録。 『人見絹枝物語』朝日文庫。日本女子陸上界の偉大な先人、人見絹枝の物語。 和泉雅子『笑ってよ、北極』。女優和泉雅子による北極点到達への挑戦記。 澤地久枝『石川節子』。啄木の恋女房節子の評伝。ろくでなし啄木に苦労かけられっぱなしの女の一生。 足立倫行『北里大学病院24時』。北里大学病院で働く主に裏方の仕事にスポットをあてたノンフィクション。女性勤務者が多くとりあげられています。 渡辺淳一『花埋み』。日本の女医第一号、荻野吟子の評伝小説。 山田詠美『風味絶佳』。恋愛小説短編集。異色作のバーのマダムをするおばあちゃんの話、若い娘と再婚する火葬場のおじさんの話が明るくて心に残ります。 野上彌生子訳『ソーニャ・コワレフスカヤ』。ロシアの美人数学者の自伝小説。ドストエフスキーに片想い、ノーベルを袖にする波乱の人生。
- sunnyblue7
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・緋文字(ナサニエル・ホーソーン) ・テス(トマス・ハーディ) いずれも古典的名作。暗くて重いけど、嵐が丘やジェーンエアが好きならいけると思います。 ちなみにテスは映画版も、ナスターシャ・キンスキーが壮絶に美しくお薦めです。 他、古典的名作として ・イディス・ウォートン「汚れなき情事」 ・ジェーン・オースティン「高慢と偏見」 ・トルストイ「アンナ・カレーニナ」 ・ヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」「デイジー・ミラー」「鳩の翼」 (どれを薦めるか迷うところ。入手できたのを選べばよいと思います。) ・バージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」 (「灯台へ」の方が、個人的には好みだけど。) ・シオドア(セオドア)・ドレイサー(ドライサー) 「シスター・キャリー」 (もし手に入れば、だけど。ていうか、この手の古典文学は、 図書館にいけば入手可能だけど、びっくりするほど品切れが多いですね。 入手が簡単なのは、アンナ・カレーニナ、高慢と偏見、灯台へ、あたりでしょうか。) 少し毛色が違うけど、「女性の生き方」というので、 ・バベットの晩餐会(アイザック・ディネーセン作、イサク・ディネーセン、カレン・ブリクセンという表記のことも) 貴族に寵愛されていた天才料理人(女)が、フランス革命にあい、デンマークの漁村に逃れる。 そこには、神に人生を捧げた姉妹が清貧な生活を営んでいて…。 「アフリカの日々」も、女性の生き方本として、お薦め。こちらも「愛と哀しみの日々」として映画化されてます。 ・樋口一葉の、にごりえ、たけくらべがお好きなら、十三夜もいかがですか? ・ジーン・リース「サルガッソーの広い海」 裏ジェーン・エア。ジェーン・エアが好きなら、対で読むべき必読作品だと、個人的には思います。 池澤夏樹監修の文学全集で、これと上記ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」がセットになっていますね。 ・幸田文の「着物」 代表作品は「弟」あたりなんだろうけど、女の生き方、となると思い浮かぶのがこれ。 あ、でもこれ未完だ。よい作品なんだけど…。とすると「流れる」あたりがよいのかなあ。 小説だと上記だけど、本当は随筆が絶品だと思います。 ・トレイシー・シュヴァリエ「真珠の耳飾りの少女」 フェルメールの名作「真珠の耳飾りの少女」を主人公にしたお話。 古典とは言えないけど、当時の少女の生き方を描くので古風な雰囲気は味わえるかなあと。 さらについでに ・エイミ・タン「ジョイ・ラック・クラブ」 一時、マイノリティ文学流行の時に出てきて、映画化までされたけど、その後忘れられちゃった作品。 でも米国の中国系移民の女性の生き抜く力みたいなのを味わえるので、個人的にはお薦め。 多分図書館には在庫がだぶついていると思われます。 「名作案内」的なブックガイドには乗らずに終わっちゃうと思われるので、あえて挙げてみました。 古すぎるかもしれないけど、源氏物語(とついでに蜻蛉日記)。 女の生き方として読んでも、色々思う事あります。 源氏物語は、これほど様々に魅力的な女性を取り揃えて、それぞれなりの生き方の難しさを描ききっていて、 本当にすごいと思います。読む度面白いので、お薦め。 樋口一葉の文語まじりの文章(樋口一葉につまづく人って大抵そこな気がする)が読めるなら、源氏物語もハマるんじゃないかなと。 小説ではないけれど、与謝野晶子、エミリ・ディキンソン、シルヴィア・プラス、アメリア・ロックハート、キュリー夫人、ココ・シャネルの評伝は? (なお、アメリア・ロックハートの評伝を読む際は、ジョニ・ミッチェルの「逃避行」というアルバムとセットでお願いします。 凄まじいです。) あと、赤毛のアンも、有名な1作目だけじゃなくて、シリーズ全体を通して読むと、なかなかに感慨深いです。 さらにさらに脱線すると、ムーミンの作者の他の作品や、ピーターラビットの作者の生き方もなかなか面白いです。 個人的にはムーミンママの偉大さを噛み締める最近です。
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
書かれた時期は古くありませんが、 魅力的な女性・女性の生き方 を鍵に、 楽しんで読める作品を。 以下おすすめです。 『をんな紋―あふれやまぬ川』 『をんな紋―はしりぬける川』玉岡かおる 新潮文庫 引用:母から娘へと受け継がれ、嫁しても変わることのない「をんな紋」。 女が自分を殺し、家のために生きねばならなかった時代、この小さな紋が彼女たちの矜持を支えていた。 何があろうとも女たちの絆と誇りは侵されることなく、永遠に守られると…。 時は昭和十九年に移り、太平洋戦争は混迷の一途にあった。 播磨の一地方で、大店のお家はんとして平穏に暮らす柚喜、そしてその家族の人生も、激流の只中に巻き込まれていく。 女三代の血脈を描いた『をんな紋』 『天涯の船〈上・下〉』玉岡かおる 新潮文庫 ・明治中期から昭和初期、神戸・米国・ヨーロッパが舞台。 主人公は姫路藩家の下女ミサオ、光次郎(松方幸次郎/川崎造船所社長、美術収集家、後に政治家がモデル)との出会い。ミサオはオーストリア貴族と結婚して欧州に向かい、若くして未亡人。 主人公はターデンホーフ・光子がモデル。スケールが大きく、日本と日本人がエネルギーに溢れていた時代の話です。ミサオは大変魅力的・・・な女性と私は感じました。 著者『天涯の船』を語る http://tamaoka.info/kako/essay/essay29.html 『お家さん〈上・下〉』玉岡かおる 新潮文庫 ・鈴木商店の女将の話。大正から昭和の初め、鈴木商店は日本一の年商を上げ、ヨーロッパで一番名の知れた巨大商社だった。扱う品は砂糖や樟脳、繊維から鉄鋼、船舶にいたるまで、何もかも。 その巨船の頂点に座したのは、ひとりの女子だった。妻でない、店員たちの将でもない。商店のトップとして生きた女が、その手で守ったものは…。 『梅咲きぬ』山本一力 文春文庫 ・江戸深川の料亭の女将に育つ主人公を幼少より描いた。小説ではあるが、著者のどの作品にも通ずるのは、時代の生活風景と人情の精緻な描写。 上記とは全く異質ですが、 『武家の女性』山川菊栄 岩波文庫 ・幕末の水戸藩下級武士の娘だった母、武士の家庭と日常の暮らし。母の思い出話に沿ってご子息(著者)が描いた生活史。派手さはないが女性の暮らしの記録として貴重な書。昭和18年の著述。
こんなのどうでしょう。 ジェーン・オースティン『高慢と偏見』 マーガレット・ミッチェル『風とともに去りぬ』 ヘンリック・イプセン『人形の家』 林芙美子『放浪記』