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本や映画の展開の仕方について
漠然とした質問で申し訳ないのですが、こういった作品を見たことがある気がするのに、それが何だったか思い出せないというモヤモヤ感に数日間悩んでいます。 本であれば、Aさんの持っている本にBさんが出ていて、話がBさんにうつり、Bさんの持っている本にCさんが出ていて、話がCさんにうつり・・・という形で展開していく作品を何かご存じないでしょうか。 映画であれば、Aさんの見ている映画のなかにBさんが出ていて、話がBさんにうつり、Bさんの見ている映画のなかにCさんが出ていて、話がCさんにうつり、という・・・ ご存知の方、どうぞ教えてください。宜しくお願い致します。
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いわゆる劇中劇の無限(多層)版という所ですが... 作者不明「千夜一夜物語」 井上ひさし「珍訳聖書」 http://blog.livedoor.jp/y7952ca-inouehisashi/archives/3464781.html 恩田陸「中庭の出来事」 http://www.shinchosha.co.jp/book/123419/
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- hp_1200
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たぶん、メタフィクションというジャンルの作品だと思うので、いくつか紹介しておきます。 竹本健治「匣の中の失楽」 筒井康隆「巨船ベラス・レトラス」、「パプリカ」 ロバート・クーヴァー「ユニヴァーサル野球協会」 メタフィクション - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
お礼
hp 1200さま、ご回答ありがとうございました。メタフィクション、勉強になりました。
質問者様がイメージしているのと、 ちょっと違うかもしれませんが、 「グランドホテル形式」と呼ばれる展開に近いような・・。 所謂群像劇です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E6%96%B9%E5%BC%8F あるエピソードでは脇役だったひとが、次のエピソードの中心になり、 その人物に関係する人が次のエピソードに出てくる・・という感じを繰り返して物語が進行していく。 と言う感じですね。 で、はじめのエピソードと最後のエピソードが繋がったりすることもあります。 ぱっと思いついただけなので、ご参考まで。 あまり参考にもならないような気がしますが。
お礼
riosanpo さま、ご回答ありがとうございました。『プレタポルテ』という映画が、そうだったなと思い出せました!
お礼
mshr 1962さま、ご回答ありがとうございました。「千夜一夜物語」もそうだったのですね。井上ひさしさんの「珍訳聖書」、今回はじめて知りましたが面白そうです!ありがとうございました。