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NYダウと先物の乖離について
- NYダウと先物の乖離について質問させていただきます。
- 先週金曜日の夜、NYダウ現物と先物の価格に200ドルもの乖離が生じました。
- この乖離の理由について教えていただけないでしょうか。
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回答が付かないようなので僭越ながら、 なお、実際にDow先物は取引していませんので一般論で回答しています。 あらかじめご了承ください。 >「ダウ現物は1時間半も約定がない」という意味でしょうか? 30銘柄の【平均株価】が下げていたと解釈すればよいと思います。 『現在の工業株30種採用銘柄』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%A0%AA%E4%BE%A1#.E7.8F.BE.E5.9C.A8.E3.81.AE.E5.B7.A5.E6.A5.AD.E6.A0.AA30.E7.A8.AE.E6.8E.A1.E7.94.A8.E9.8A.98.E6.9F.84 >先物と200ドルも乖離がある現物指標をどう見たらいいのか悩みました。この乖離が発生する理由について ご覧になっていたのは「E-mini Dow先物」の9月限(きり)だと思いますが、9月限ということは最終取引日の9月16日の価格を予想して取引されている先物です。 ですから常に取引最終日を意識して取引されるので乖離することはありますし、NYSEオープン前は思惑が交錯しますから下げを予想する向きが多ければ先行して大きく下げても不思議ではありません。 NYSEが開けば当然、現物やETFとの裁定取引が入るでしょうから、乖離(価格差、サヤ)は縮小し、指数と先物価格は互いに近づきます。 なお、先物価格は指数そのものの値ではなく、指数から算出した理論価格が取引のベースになっています。 理論価格は残存日数や金利などを参考に算出されます。 『E-mini Dow ($5) Futures』 http://www.cmegroup.com/trading/equity-index/us-index/e-mini-dow_contract_specifications.html 『理論価格(株式先物)』(225先物の場合) http://money.infobank.co.jp/contents/R200038.htm ※間違いなどありましたらご指摘ください。
補足
ありがとうございました。 詳しく調べてみました。 9月2日のダウ指数は、取引開始9時30分(日本時間22時30分)に、始値11,492.06ドルでスタートし、その後10分で11,255.70ドルまで下落していました。 ダウ先物は米国市場スタート時に、11,27800.0ドルにて取引され、約10分後は11,24100.0ドルとなっておりました。 寄付直後の乖離は214ドルあったことになります。上記より、9月2日米国株式市場の取引開始10分で現物のダウ指数が先物価格に鞘寄せする形で乖離を解消したものと思われます。 また、取引開始後30分となる10時の時点では、ダウ平均は11,276.7ドル、ダウ平均先物は11,262.0ドルにて取引されており、この価格差は先物市場にて通常に見受けられる価格差でした。 1時間半も下落したと見られるチャートは実在しますが、実際は10分程度で乖離は解消しており、チャート表示のエラーかダウ指数の計算方法が違ったのかもしれません。