触媒による生ゴミ分解とバイオガス
ゴミ処理問題に絡み生ゴミの分解を行う装置について様々な製品が開発されています。乾燥式・バイオ処理方式・触媒方式といろいろな処理方式が提案されていますが、処理対象物・処理量・処理時間・減容率・悪臭等の周辺への影響・メンテナンス性・ランニングコストを比較してみると触媒方式が優れているのではないかという印象を持ちました。但し比較といっても各企業のホームページに載っている比較表や謳ってある性能を確認した程度です。また触媒方式の場合大体どの製品も生ゴミを水と二酸化炭素に分解して残渣は1%以下であるとアピールしています。さてここから質問なのですが、
1. 触媒方式にて生ゴミからメタンガスを取り出すことは可能なのでしょうか?
バイオ処理の場合嫌気性環境を利用してメタンガスを取り出すという技術は読んだことがありますがバイオ処理は触媒式と比較して処理に関する制約やメンテナンス性に劣るのではないかという印象を持っています。触媒方式でかつメタンガスを取り出すことができれば例えば新興国や途上国の農村地帯といった場所で燃料用目的として比較的容易生ゴミ処理機を普及させられるのではないかと考えています。これらの地域でも将来は生活水準があがりゴミ処理問題が顕在化してくると想定して今から手を打つことができれば将来起こり得る環境問題を未然に防ぐ一助になるのかなとの思い(まだ興味・関心の段階ですが。。。)から質問した次第です。
2. 触媒方式は本当にかなり完成度の高い技術なのでしょうか?
インターネットで調べた程度ですが、金属・プラスチック・石といったもの以外ならなんでも分解して水等の無害なものになるとあります。またメンテナンスにもそれほど苦労しない、触媒を一年に一回程度取り換えるのみとかなり耳に心地のよい謳い文句となっています。本当なのでしょうか?既に取り扱って経験がある、もしくは触媒について知見をもっておりその面から理論的に説明できるという方がいらっしゃればアドバイスをお願いします。
3. 初期投資費用とランニングコスト
そんなに万能ならなぜもっと話題となって普及しないのかなというのが疑問です。初期投資費用とランニングコストが以外に高いのですかね?もしなにかご存知の方がいらっしゃればアドバイスをお願いします。
以上長くなりましたがよろしくお願いします。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >エコなんて人間のエゴですから おっしゃるとおりです。 部品交換をしなくて済むなど、実益があると思ったのですが。 なるほど。勉強になりました。