平成22年7月期 損害保険募集人試験について

質問

今度、損害保険募集人試験を受けるにあたり過去問を解いているのですが、
その答えがなく、ネットで調べても前回（平成23年8月期）の答えしか見つからずで
全てテキストと照らし合わせて自己採点をしました。

その中でどうしても答えがわからない問題がありまして・・・

平成22年7月期の試験問題なのですが、

■問題
被保険者が自転車を運転していたところ、
道路の端に停車していた自動車に追突して転倒し、
腕を骨折して通院した場合、保険金支払いの対象になりますか？

上記の成果は「×」だと思うのですが違いますか？

⇒「停車していた自動車」とあるので、損保の保険金支払いの大前提である
　『急激かつ偶然な外来』に当てはまらないと思うので保険金は支払われないですよね・・・？

すみませんが、どうぞよろしくお願いいたします！

回答No.1

ライフ ＊ﾟ+｡(σ‐σ)｡+ﾟ＊（@InTheLife） · ベストアンサー

ご質問の例は、免責事由(保険金をお支払いできないケース)に該当します。
問題文の『道路の端に停車していた自動車に追突して転倒』が、その判断ポイントです。

道端に停車中の車両が自転車通行の妨げになる場合は確かにありますが、追突事故発生の危険性は、被保険者自身の運転技術と努力によって抑えることが予測可能なレベルです。
にもかかわらず、事故を起こしてしまったという第１ステップにおいて、被保険者自身の前方不注意(過失)が、まず疑われます。
また、その衝撃で転倒という第２ステップも、同じく被保険者自身の技術と努力で回避可能だったのではと予測できる範疇です。

このようなケースによって発生した傷害は、「被保険者等の行為に関する免責事由」のひとつ「保険契約者または被保険者の故意あるいは重大な過失」として扱われ、保険金支払いの対象外となります。

おっしゃる通り、正解は×です。

傷害保険金を支払えない例として、他に挙げられる免責事由には

被保険者の自殺・闘争・犯罪行為
被保険者の無資格運転・泥酔・心神喪失状態・脳疾患により招かれた事故
被保険者に対する刑の執行
被保険者の自覚症状を裏付ける医学的他覚所見のない傷害

などがあります。

お礼

丁寧なご回答ありがとうございました！
やっぱり、『道路の端に停車していた自動車に追突して転倒』がポイントだったんですね。

正解と言っていただけて安心できました！

本当にありがとうございました。