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作業員が急性白血病で亡くなった事
今日ネットのニュースで作業員の方が急性白血病で亡くなったと見ました。内部被曝はなく作業と因果関係はないと記載されてました。 因果関係ないって言われて納得できますか?急性白血病が発症する確率を知りたいです。 ついに死者が出ました。今後も因果関係を認めないムチャクチャな姿勢を東電や国は貫いていくのでしょうか。 作業員の方のご冥福を心から祈り、今後被害が拡大しないように対策と隠蔽がなされない事を強く望みます。
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連投失礼します。 その作業員は東電で働く前に原発関係の仕事をしていたかどうか不明のようです。 したがって生涯の被曝総量は発表された限りでは不明です。 また、福一で働く前に、白血球数、白血球百分率、赤血球数、血色素量、白内障、ヘマトクリット、皮膚の検査といった電離健康診断を受けたということで、異常ないとのことでした。 内部被曝についてはWBCを受けたと松本さんは言っていました。本当かどうかあなたが疑うことは自由ですが嘘という根拠もありません。 外部被曝が5mSv(8月上旬の1週間)ということから、一度に大量の被曝をしたわけではないことになります。線量計を外せば記録が残らないという可能性もありますが、医師が遺体を確認すれば本当かどうかは明らかです。したがって、複数が確認したという医師が嘘をついているか、東電に情報を出した元請企業が嘘の情報を出した場合しか考えられないと思われます。医師がそんなことをするほどの動機があるでしょうか? 電離健康診断を受けて問題なかったのに作業1週間で急性白血病になったということから、その間の生活が関係していると疑うのは自然だと思いますが、医師の診察によって否定されているのだろうと思います。線量から考えて東電のいうことに嘘があると考える材料が今のところないため、嘘はないだろうという考えを2番で述べました。 未だに過去作業に携わった人のうち100人以上の行方がわからないというずさんな管理体制と、プライバシーという言葉を盾にしてある程度以上の情報を出さない態度を考えると、不信感をもたれても仕方ないとは思いますし、追求の必要はないというつもりもありません。
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- titus_an-
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記事(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110830k0000e040075000c.html )によると、 ---一部引用--- 東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。 ---引用終了--- ということらしいので、作業員としての被曝から死亡までは最大でも16日間しかないようです。 また最初の白血病細胞が出来てから発症するくらい増殖するまで1ヶ月近くかかるものらしいので、16日では時間が足りないということになります。 ですから、(もしこの方がそれ以前に原発作業員をやっていないのなら)今回の白血病による死亡と原発作業中の被曝に因果関係が無いというのは、それなりに筋が通っているような気がします。
お礼
なるほど。作業歴とか明かされたらいいですけどプライバシーといって記者会見で事実を明らかにしない姿勢がみられたそうです。
- Mumin-mama
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昨日もBSニュースだったと思いますが、浄化装置のフィルター交換で2人、高濃度の被曝と言っていました。 以前、心臓麻痺で60歳代の作業員が急死していますが、彼の妻が死因が被曝によるものと訴えているようです。 また、3月24日、3人の作業員の一人が長靴を履いていないで被曝をしたことがありましたが、彼らも170~180mSvのベーター線熱傷を負ったそうです。 ベントの際に配管に溜まった10Svもの放射性物質が報告されましたが、そういうのは敷地内にまだあるそうです。 そして、3号機のプールから飛んだ燃料のかけらも敷地内で見つかるそうです。 放射性物質はまだ、水蒸気と一緒に敷地内に漏れているそうですので、どんな健康被害が起きても不思議では無いと思います。
お礼
知らない事実が沢山ありました!!大メディアが積極的に報じないのも恐ろしいですね。 あんな高濃度汚染地帯で大量の作業員が作業して被曝被害がないなんておかしいですよ。地雷が沢山落ちてる場所で、武器の訓練もあまり受けてないにわか兵士の方々を派兵してる様な状態ですよね。 部外者としてはもうただただ皆さんの無事を祈るしかないです。
東電の発表によると、作業員といっても実際に現場で作業する人ではなくて、休憩所でドアの開閉をしたり、放射線管理をしたりするのが担当の方だったようです。 おそらく、内部被曝するような作業に従事していないからWBCで測っていないのではないかと思われます。 因果関係について、「因果関係があるとはいえない」という言い方でなく、はっきり「ない」と言っていました。契約会社を通じて情報を得たそうです。 松本さんが隠しているのか、その契約会社が隠しているのか、診察した医師が隠しているのか、と疑いだすとその可能性はあるかもしれませんし、松本さんの言うとおりなのかもしれません。 解せないのは、「プライバシーに関わる」ため公表できないという言い方ですべての質問をシャットアウトしていた姿勢です。何か隠しているのではないかと疑いたくなります。社内で判明したのが8月16日なのに内閣総辞職で細野大臣が辞職するタイミングで発表するというのも作為を感じます。 ただ、個人的な印象を述べますと、東電松本さんの人命を軽視する態度は非常に印象が悪いものの、嘘はついてないように思います。思うだけなんですけどね。 あの態度では嘘ではないかと疑いたくなる気持ちはよくわかります。もし隠蔽があったとすれば、それが明らかになるのは故人の遺族の方の行動次第ではないかと思います。
お礼
例えばの話ですが、コレラが蔓延している病棟で働いてる受付事務さんが、コレラが原因で起きる病気にかかって休止したとします。あなたは、病院で感染してはいないと院長が弁明して信じる事は出来ますか? 私はこのニュースをみて、半年でいよいよここまで来たかと思いました。
白血病の発生率は10万人当たり約5.9人。男性なら7.1人だそうです。 これをどう評価すればいいのかはわかりませんが、必ずしも珍しい病気ではないそうです。
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お礼
非常に分かりやすい回答で、理解出来ました。ついつい、今までの東電や政府の隠蔽体質をみてきて不安になってしまいました。