「公共のマナー」
最近ネットを使っていると、質問疑問をみんなで解決するサイトをみました。そこではいろいろな人が持ち寄った疑問を、それぞれ得意分野の人が回答して助け合っていました。
ところが毎年、夏休みになると子供達が宿題の丸投げをし始めます。
宿題というのは夏休みの間にも学習意欲を継続し、将来本人のためになるように本人に課せられた義務のはずです。それなのに、自分は夏休みの間に積極的に宿題を行わず、休みが終わるギリギリになってそういったサイトで宿題をやらせるのが平気な人間が多くいます。
あくまでも善意で成り立っているサイトですから、困っている人を助けてあげたい人が集まっています。それなのに、自分が怠け、更に宿題まで他人にさせる小中学生が増えてきているのです。
マナーというのは、ルールではありません。しかし、誰かを楽にさせるためにそう言ったサイトは存在してるのではないのです。中でも一番ひどかったのが「公共マナー 作文」という質問です。他人に意見を聞くのであればまだしも、他人に宿題そのものを託しています。それも600文字です。半分を他人にやらせるつもりなのです。まさに他人の善意を利用しようとする内容です。
これでは何のための宿題なんでしょうか?本人はこれでも平気なんでしょうか?このままでは日本の将来が本当に心配です。
公共のマナーを守れない人間が増えている昨今、質問サイトで回答するのも深く考えてから行う必要があると感じます。
これで600文字です。