「秀才」と言う言葉には抵抗を感じますが、
常識にとらわれるかどうかと言うことなら人間にも当てはまりますし、
日本の過去の歴史がそれを証明しています。
会社でも国家でもいいですが組織は、
安定している時はその状態をきちっと維持できる人が多い方が発展します。
でも何か変革が求められる時は、常識にとらわれることなく破天荒な考え方ができる人がいた方が発展します。
江戸時代、徳川幕府は社会のシステムを整備して、200年強国内を治めました。これは前者ですね。
でも、黒船が来た時に徳川幕府はなすすべも無く、
日本を近代国家に導けたのは坂本竜馬や西郷隆盛といった
当時の社会から言ったらはみ出した人たちです。これは後者です。
今の日本、きっと坂本竜馬みたいな人が必要なんですよね。
もしかしたらいるのかもしれませんが、
江戸時代と違って土地に縛られることがありませんから
さっさと日本を見限って外国に行ってしまってるのかもしれません。
ただ、一つ気をつけないといけないのは、
坂本竜馬も西郷隆盛も、世の中の常識に縛られない考え方ができるのであって
世の中のことは大変まじめに考えていたと言うことです。
決してどんくさいわけではありません。
決められたことをきっちりやる人
自分から道を切り開く人
何もしない人
多分こんな分類ができて、今は上の2つしか議論の対象にしてないように思います。
読売新聞の記事は大阪府立大大学院の研究ですが、
一方で北大では、働かないアリは、
働かないアリばかり集めてもやっぱり働かないという発表をしてます(参考URL)
こちらは、上の2つと、3番目を比較しているように思います。
お礼
非常に詳しくご説明して頂き有難うございました。北大の新聞記事も早速、見させて頂きます。また、機会がありましたら的確なアドバイスを宜しくお願い致します。