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秀才アリの話
読売新聞に掲載されていたそうですが、ある大学の教授がアリを使って面白い実験をしたようです。 内容はアリのエサ集めの効率実験なのですが、秀才のアリばかりでエサ集めをさせるよりもどんくさいアリが多少いた方がたくさんのエサを集めることができるそうです。 理由は秀才ありは忠実に仕事をこなすのですが、見る範囲も真っ直ぐで狭い。しかし、どんくさいアリはうろうろしながら、予想外の場所からもエサを見つけてくるからだそうです。これは人間にもあてはめることができるかもしれない。特に今のような状況の変化が著しい時代は・・・。 皆さんはどう思いますか?
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「秀才」と言う言葉には抵抗を感じますが、 常識にとらわれるかどうかと言うことなら人間にも当てはまりますし、 日本の過去の歴史がそれを証明しています。 会社でも国家でもいいですが組織は、 安定している時はその状態をきちっと維持できる人が多い方が発展します。 でも何か変革が求められる時は、常識にとらわれることなく破天荒な考え方ができる人がいた方が発展します。 江戸時代、徳川幕府は社会のシステムを整備して、200年強国内を治めました。これは前者ですね。 でも、黒船が来た時に徳川幕府はなすすべも無く、 日本を近代国家に導けたのは坂本竜馬や西郷隆盛といった 当時の社会から言ったらはみ出した人たちです。これは後者です。 今の日本、きっと坂本竜馬みたいな人が必要なんですよね。 もしかしたらいるのかもしれませんが、 江戸時代と違って土地に縛られることがありませんから さっさと日本を見限って外国に行ってしまってるのかもしれません。 ただ、一つ気をつけないといけないのは、 坂本竜馬も西郷隆盛も、世の中の常識に縛られない考え方ができるのであって 世の中のことは大変まじめに考えていたと言うことです。 決してどんくさいわけではありません。 決められたことをきっちりやる人 自分から道を切り開く人 何もしない人 多分こんな分類ができて、今は上の2つしか議論の対象にしてないように思います。 読売新聞の記事は大阪府立大大学院の研究ですが、 一方で北大では、働かないアリは、 働かないアリばかり集めてもやっぱり働かないという発表をしてます(参考URL) こちらは、上の2つと、3番目を比較しているように思います。
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- serious
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私もこの記事に非常に興味を持ちました。 一生懸命働いている者の集団より、適度に気の抜けた(?)集団の方が生産効率が高いだなんて・・・そんなバカな!ですよね、普通。 でもこの図式はそのまま、人間の文化が裕福な(ゆえに時間のある)人達中心に発展してきたことに似ているような気がします。 まじめアリ→時間が無い→どこにも行けない →新たなエサ場を見つけられない 不まじめアリ→時間が有り余る→どこにでも行ける →新たなエサ場を見つける 人間の社会に当てはめると、 労働者→時間が無い→勉強する時間がない →新たなアイデア浮かばない 支配層→時間が有り余る→勉強する時間がある →新たなアイデア浮かぶ どうでしょうか。この図式、似てないでしょうか? やはり発展を求めるには、時間をもてあました存在が必要なんだと思います。 アリの場合は-裕福云々はともかく-淘汰の過程でその存在が必要だと気づいたんじゃないでしょうか? だから働かなくても許されるんじゃないでしょうか? はっ! 今、思いついたんですけど、ひょっとして不況下の日本に時間を持て余したフリーターがゾロゾロ・・・っていうのは新しい日本発展の前ぶれ? ・・・まさかね。(いや、わかんないですよ^^;)
お礼
有難うございました。
こんばんわ、 仕事を忠実にこなすのが秀才アリで、うろうろするのがどんくさいアリ と言ってるこの教授がイマイチな人間のような気がしますが、 だいたいアリに秀才もなにもないでしょう、こんな教授のような 視野の狭い人間が型にはめて言ってるだけで、 こんなアリの例を取り出すまでもなく人の社会は それこそ千差万別なタイプの人が絡み合ってうまく回ってるわけですからね。
お礼
有難うございました。
- kyo-sya
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こんばんは! 興味深い話題提供、ありがとうございます。 アリの話は、私と恋人に全くあてはまる!!と驚きました。 私=極度の方向音痴 彼=方向感覚がかなりしっかりしている という二人なんですが、お店を見つけたりするのはいつも私なんですよ。 「ご飯どうするー?」 「あ、さっき美味しそうな洋食屋あったよ」 「え?どこ?」 「さっき通って来たとこの、パチンコ屋の前」 な~んてカンジで結構、合理的です。 アリもそんな風にしてるのかもしれませんねー。 うろうろしながら、予想外の場所から・・・というのも、本当にそうなんです。 迷子になったけど、新しい店が見つかったってラッキーこと、よくあります。 世の中は、いろんな人がいるから成り立ってるんだと、私も思います。 いくら秀才でも同じような人ばかりだと、 新しい発見(進歩)もありませんよね。 取り得のない人もいないし、必要のない人もいないんだと思います。
お礼
楽しいコメント有難うございました。
お礼
非常に詳しくご説明して頂き有難うございました。北大の新聞記事も早速、見させて頂きます。また、機会がありましたら的確なアドバイスを宜しくお願い致します。