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バルコニー屋根
この度新築を立てたのですが追加でバルコニーに屋根を付けようと思い見積もりを取り始めたのですが、屋根の取り付けにあたり上止め、下止めがあるようですが、いったい何が違うのでしょうか?
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こんばんは! 施工方法(屋根ふき材の固定方法)の違いになります。 バルコニー屋根に関しては2階以上となると思いますので、 「上から施工」だと危険が伴います。 そのため施工時の安全性を考えて、「下から施工」の商品が出ています。 具体的に説明すると、 屋根ふき材(通常はポリカーボネート樹脂)を屋根部に置き、樹脂押え材でポリカを抑えビス止めするのが今までの通常施工「上から施工」になります。 この場合、最後のポリカを固定する(押え材をビス止めする)時に足場がない状態というのがほとんどです。 以前はこの施工方法しかなかったのでかなり危険な状態で無理矢理ビスを止めていました。 現在ではバルコニー屋根の屋根ふき材(ポリカ)の施工はほとんど「下から施工」で行っています。 垂木 → ポリカ → 垂木 ポリカ → ・・・ と順番に組み立てて 最後に垂木の溝部とポリカの隙間を固定用のアタッチメント(樹脂製)をはめ込んでいきます。 これらはすべて下からの施工が可能ですので、足場の心配をする必要がありません。 見た目には屋根ふき材押えの上部にビスが見えるか?見えないか?だけの違いです。 家の軒との隙間がなくて上からのビス止めが困難な場合(ドライバーが入らない場合)も この「下から施工」の商品を使えば軒天ぎりぎりまで屋根を上げて施工することが可能です。 尚、波板の屋根の場合はこの施工方法はありません。 ↓のURLに載っているようなポリカの場合の施工方法になります。 http://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/vecter/item_balcony.asp バルコニー屋根に限らず、1階部分に施工する「テラス屋根」にも同様の施工方法の商品があります。 以上、参考になれば良いのですが・・・m(_ _)m