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よく、ブックシェルフ型では低音の量感が不足
よくブックシェルフ型だと低音の量感が不足するといいますが、トーンコントロールで、低音の音量を上げれば済むことではないのでしょうか?それでもし、サブウーハーの音量が上がるなら、サブウーハーの音量を下げればいいだけだと思うのですが、それでは済まない問題などがあるのでしょうか?
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トーンコントロールのバスは、400Hzや200Hz程度から下の周波数を緩やかで連続的なカーブで上下させるものです。せいぜい最大6db/oct程度のカーブでしょう。(これはたとえば100Hzに対して50Hzが2倍程度強調されるということです) 一方小型スピーカーの低音域の低下は100Hz位から下が急激に低下します。10db/oct以上もの急なカーブです。 50Hzで10db以上中音域よりも低いというようなものはざらで、50Hz以下ではほとんど出ないのが大半です。これはいくら電気的に持ち上げても出ません。 この低下は150Hzから100Hzあたりで生じ、それよりも上の周波数はかなりフラットです。 このあたりは文章よりも周波数特性グラフを見たほうが早いのですがどちらにしても、トーンコントロールの緩やかなカーブとはまったく違う特性です。 トーンコントロールで低音をある程度以上持ち上げると中音域もそれに従って少し持ち上がってしまいます。これは音声がいわゆる「洞間声」になりかなり不自然なものです。 小型スピーカーの低音は構造上ある程度以上は出ません。これをカバーするのは周波数特性をいじるよりはサブウファーをつけたほうが簡単で確実です。これなら単体でレベルを自由に変化させられしかも中音域に影響を与えません。
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#1です。 サブウーファーこ事を書こうとしたら、誤って投稿してしまいました。 失礼しました。 #2の回答者様の回答の通りです。
お礼
こちらこそ、せっかく答えていただいたのに失礼致しました。 質問ももう少し、疑問点がはっきりわかるようにするべきでした。
団扇を例に・・・ 大きな団扇で仰ぐと風量は上半身くらいまで感じますが、 小さい団扇で仰ぐと顔の周りくらいしか感じません。 重低音の40HZ以下(ピアノの一番低い音付近)を再生するには スピーカーの口径が最低でも直径が30Cm以上なければ量感を 感じる低音は出ません。 小さい口径のスピーカでは、ほんの少しの量しか出ません。 ゼロではないのでトーンコントロールで補って量感を増す事 は出来ますが、ほんの少々です。 その事により音のバランスも変わってしまうので、元の音楽とは 違った聴きずらい音楽になると思いますが。 音楽ソースで40HZ以下が入っているのは、パイプオルガンや 一部のシンセサイザーを使用した物くらいで、極少数です。 低音ばかりでは音楽として楽しく聴けない?ですね、 音楽再生には80HZくらいがでれば充分で、低音から高音まで、 バランス良く再生出来る事が重要なのです。 大きなスピーカーを使用すると、価格と置き場所が問題になります。 ブックシェルフ型は両方の問題が解決出来、量販が期待出来ます。 各メーカーはバランス良く再生する為に凌ぎを削っているのです。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 せっかくなのですが、質問の文では、サブウーハーとブックシェルフスピーカーの組み合わせの場合について質問していると思います。 サブウーハーでもあまり多くありませんが、VictorやYAMAHAから30cm口径のものが出ています。 できれば、それを考慮に入れた上でご回答をお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、トーンコントロールというのは足りない音量を補足するというよりも、出来上がったシステムのニュアンスを変える程度といったものなのですね。 周波数特性のグラフは見ていますが、サブウーハーで補足してフラットにしても、サブウーハーの低音は締りがないというので、どこまでの低音がのびているものがいいのかやはり買う前にしっかりみきわめておかないといけないということがわかりました。