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福島第一原発の3号機の爆発は核爆発だったのか?
- 福島第一原発の3号機の爆発は核爆発だったという見方もありますが、真相は10年後に明らかになるでしょう。
- 一部の人々は反原発の連中が大げさに騒いでいるだけだと考えています。
- 核爆発についての真偽は議論が分かれており、信じるかどうかは個人の判断に委ねられています。
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私は、4)だと思います。 これまでの東電のやり方を見れば想像がつきます。私は素人なので科学的な根拠があるわけではないのですが、少なくとも今までの東電の説明を聞いていると、うそとごまかしの繰り返しでまったく誠意が感じられません。自社の責任逃れのために、その場しのぎの回答をしているだけです。そのいい例が東電の説明で「想定外」という言葉をよく使うことです。どこが「想定外」なのか、津波の大きさにしても、想定できる根拠が十分あったにもかかわらず自己判断で安易で安価な方向に進めた結果ではないのでしょうか。確かに原発は、会社側にたってみればこれほどいいものはないでしょう。原料が豊富にあって安く買える、効率は水力、火力、その他の発電に比べれば抜群に良いのだから、東電にしてみれば原発は続けたいという魂胆は見え見えです。したがって今回の事故の被害を過小して伝えて人々に原発反対の気運を高めたくない。そのために農家の方、畜産農家の方、漁業の方、一般住民を犠牲にしてまで原発に固執する東電だからこそ人々が一番恐れる核爆発が起こってそれを必死で隠していると疑われても当然です。
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- wr_limited2004
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あなたが指摘する「核爆発」の定義が不明です。 原発はもともと核反応熱を発電力に変換しているのですから核反応が起きているのは事実です。 臨界値を超えているか否かという質問でしょうか?
補足
私の言う核爆発とは、核エネルギーを直接の爆発のエネルギー源とした爆発です。水素と酸素の化学反応から生じるエネルギーを爆発のエネルギー源とする爆発は水素爆発です。水蒸気の熱膨張を爆発のエネルギー源とする爆発は水蒸気爆発です。この質問でいっている核爆発とは、核分裂反応のエネルギーを主な爆発のエネルギー源とする爆発のことです。 3号機の爆発は、水素爆発とそれに誘発されて起きた核爆発が合わさって生じた爆発だったとしか考えられない事実が沢山あるということを私は言っているのです。
- cigardansyak
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選択肢 6)を選びます。 核爆発の定義にもよると思いますし、定義というのも人間が定めたことなので、10年後に爆発に相当すると定義されれば、爆発したことになるのでは。 そもそも、選択肢に「核爆発ではない」が含まれていないのが、設問としては不十分だと思います。
補足
核爆発ではないという人は(2)だと思います。 核爆発ではないと合理的に証明する根拠は現在は何もないので、従来の説に従ってないと思っているという以外は理由はないと思われます。 私も最初は核爆発はないと思っていたのです。しかし、それではどうしても説明出来ないことが沢山あるのです。それで、どうもよく分からないなと思っていたのです。ところが、ガンダーソン博士の説明を聞いてそれらのモヤモヤが全て一気に合理的に説明できることがわかったのです。 核爆発でなかったら、何爆発なんでしょうか。水素爆発で、燃料プールの中にあるものがあんなに高くまで噴き出してくるということは有り得ないではないですか。それこそ非科学的ではないですか。
- ttnnkkyy
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6)そのほか 東電や国等の発表は信じていないが、核爆発が起こったとは思っていない。 「反原発の連中」は大袈裟に騒ぐのが仕事だろう。 コンビニ店員がお釣りを間違えないのと同じように、彼らも自身の職務を遂行している。 今回は核爆発が起こるような状況ではなかったと思う。 少なくとも、核爆発の条件を整える方が非現実的だ。
補足
私も最初はどう間違っても原子炉で核爆発は絶対に起きないし、起こそうと思っても不可能だと思っていたのです。なぜならば、圧力容器には逃し弁というのがついてていて、一定圧力以上になると自然に蒸気がぬけるようになっていて核爆発に必要な「爆縮」という現象が起きえないと思っていたからです。ところが、今回それが圧力容器内ではなく、使用済核燃料プールという「そんな馬鹿な!」と思われる場所で起きてしまった可能性があるのです。 そもそも、最初に「核爆発」の可能性を指摘したのはアメリカのガンダーソン博士であり反原発の人ではありません。ガンダーソン博士の説明は非常に科学的合理性を持った説明であり、非の打ち所はないです。
- P0O9I
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あの程度の小規模な核爆発が起こすことができることが分かったら、革命的なことです。核爆発は大きすぎて使えないのが、米軍等の悩みの一つです。 もし、あれが核爆発なら、今時分はなんらかの理由をつけて、米軍が占領して研究に入っているでしょう。
補足
核爆発の原理というのは、臨界量の核物質を急速に圧縮する爆縮という状態にして、臨界超過の状態をある程度の時間圧力で押さえこんでおくことで実現できます。 濃度が低いと核爆発は起きないと思っているひとがいますが、これは明らかに間違いでして、濃度が低いと臨界量が多くなるだけで、その分核物質を多く一カ所に集めれば同じことが起きうるのです。 恐らく濃度が高くないとできないというのは、核兵器への応用はできないという意味だと思われます。1000トンものウランを使って3号機で起きた程度の爆発力では兵器としては使いものにはならないでしょう。 しかし、今は兵器利用としての核爆発を議論しているのではなく、事故のプロセスの中で起きる一現象としての核爆発を議論しているのです。爆発力は核爆発としては陳腐かもしれませんが、圧力容器を破壊するだけの破壊力はありそうです。その意味では、この原発事故の一局面で起きる核爆発というのは非常な脅威となりうるということです。
- RTO
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核燃料中の濃度から考えれば臨界反応は起きても核爆発は起きない http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E6%BF%83%E7%B8%AE%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%87%83%E6%96%99 ヤカンから水蒸気が出て フタが踊ったら 「水蒸気爆発だ!」と騒ぐくらい 非科学的な考えですね
補足
「低濃縮ウランでは核爆発は起きない」というのが間違った既成概念であることが今回の事故でわかったのです。原爆には1000トンもの核物質は搭載されていない。使用済核燃料プールには1000トンもの核物質が入っているものもある。これが溶けて一カ所の集まったら、これまでも核爆発は無いにしても再臨界は起きうると考えられていた。 しかし、今回再臨界が起きている所にさらに水素爆発が重なって起きた可能性がある。これだと、いくら低濃縮でも気泡が潰れると反応度が急激に上がり絶対にないはずの核爆発がありうるのだ。 つまり、あらゆる文献資料の情報というのは既に古い。福島第一原発3号機ではこれまでは絶対にないといわれていたことが起きた可能性が高い。 そうでないと説明できないことが沢山ある。一方でそうだとすると非常にすべてが合理的に矛盾なく説明できる。
お礼
沢山の回答ありがとうございました。 私には、ガンダーソン博士が日本の反原発運動を煽るために単なる嘘話をでっちあげているようにはどうしても思えません。 世界中で誰も核爆発は起きないと思っていたなかで、核爆発かもしれないと科学的論理的に説明したガンダーソン博士の見識に私は敬意をひょうします。
補足
核爆発だったらどうするかを考えると、核爆発だったにしろ水素爆発だったにしろ住民はどっちにしろ逃げるしかないので同じことです。核爆発だった場合にやるべきこと(できること)というのは水にヨウを加えて再臨界を起こさせないことだけです。東電は使用済核燃料プールに加える水にヨウ素を何回も追加しています。 東電が核爆発は起きていないと考えていると発表していますが、ヨウ素はたびたび添加しているので用心だけはしているようです。 東電が仮に核爆発を疑っていたとしてもマスコミに追求されて追い詰められない限り核爆発だとは発表しないと思います。マスコミは原発推進側に立って安全デマを流しているくらいですから、間違っても核爆発ではないかなどと追求することはないでしょう。このようなことで核爆発だったのかどうかはだれも追求しないという流れになっているのだと思います。 しかし、今後も原発を続けるつもりならば、この核爆発の問題は絶対に避けては通れません。原発の安全の根幹にかかわる問題です。いずれはこのことについての国際的な論争が起きると思われます。