貨物の扱いがあったからですね。
通常、車扱貨物は、駅の貨物側線で積み込みをした後、やってきた貨物列車の所定の位置に連結するために、機関車を使って入れ換えをしました。当然この「入れ換え」にはある程度の時間が掛り、その間貨物列車は線路を占有します。
一方、旅客列車は貨物とは違って、客扱いが終わると即座に発車します。また、旅客列車同志の交換もあるかもしれません。上り・下り本線に貨物列車が支障していると、これらの扱いに問題が生じますので、始めから「遅い貨物列車を逃がす」ために、もう一本の線路を敷いたんですね。
こういう場合、構造上「駅本屋前」にホームを作っちゃうと、後の2線はホームの両面に自動的になってしまいます。結果的に2面3線になっているだけで、深い意味はないと思いますよ。駅本屋前にホームが無い1面2線の駅でも、調べると貨物用の側線のあったという駅は多いですしね。
お礼
あー確かに ありがとうございました。