全然大丈夫ではない。各電力会社は燃料費コストの増大で赤字転落です。これが続けば電力会社は破綻します。火力発電所の稼働率増大は、温室効果ガスを排出増大となり、地球温暖化を促進させます。火力発電所が排出する窒素酸化物・硫黄酸化物は温室効果ガスであり、酸性雨・光化学スモッグの原因となり、オゾン層を破壊し、皮膚癌になる可能性を高めます。石炭・石油・天然ガスの輸入が増えれば貿易支出が増えます。一方で節電を強いられた輸出産業の輸出量が落ちれば、貿易収入が減少します。すなわち貿易収支が赤字になります。これが続けば、日本は海外から輸入するお金が無くなってしまいます。日本は食糧自給率が40%しかありません。つまり60%を輸入に頼っている。食糧を輸入できなくなれば、国民の60%、すなわち8000万人の国民は餓死してしまいます。石炭・石油・天然ガスが輸入できなくなれば全ての産業は壊滅します。
今、世界では地球温暖化問題が深刻で、食糧危機・資源危機・電力危機が地球規模の問題となっています。日本は幸い、円高なので高くても石炭・石油・天然ガスをなんとか輸入できています。しかし日本が一人でかき集めれば、貧しい国は輸入できず窮地に追い込まれます。
一時しのぎでは意味がありません。こんな異常な状態は決して長続きできません。資源を独り占めしている日本はいつ貧しい国から宣戦布告されるかも知れません。
お礼
これからももっともっと節電しましょうね。 僕も協力します。