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エンジンオイルの粘度変化について
自動車のエンジンオイルは、使用する前のきれいな状態と、使っていって汚れた状態では粘度が変化するのでしょうか? また変化する場合は、どんな原理なのでしょうか?
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判りやすくオイルの状態を説明すると、炭素や水素などが沢山結合して、ひも状になったものが水に浮いている状態です。 長いひも状の物が、バネの様にクッションになったり、他の潤滑成分や、さまざまな機能を持った成分を維持したりする機能を果たします。 逆に絡まりあって粘性を出したりもします。 使用するにしたがって、この紐は短くちぎれて、粘度が下がり、機能を持った成分を上手く維持できなくなってきます。 長く使用することで、ひもを浮かせる水の役割をする成分が減少したり、細かい異物の増加により粘度が高くなります。 また、熱などの影響で変質し機能が劣化します。
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- oska
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>使用する前のきれいな状態と、使っていって汚れた状態では粘度が変化するのでしょうか? 汚れた状態?が、どこまでの汚れを意味するのか分かりませんが・・・。 一般的に、無色透明(若干着色あり)のエンジンオイルが「ススが混じって濁った状態」では基本的に問題ありません。 エンジンオイルが、正常に機能を果たしている証拠です。 最近の車は、「15000キロ走行でオイル交換」を推奨している車種もありますよね。 何故か? エンジン自体の進化とオイルの進化の結果です。 但し、化学合成オイルに関しては例外です。 オイルが入った容器の封を開けた時点から、劣化が始まります。使用有無は、関係ありません。 >また変化する場合は、どんな原理なのでしょうか? 他の回答の通りです。 が、別途化学合成油に関しては高い吸湿性・浸透性があります。 高音多湿の日本では、特に吸湿性が問題になるのです。 空気中の水分を、化学合成油が吸い取ってしまうのです。 となると、エンジンオイルの成分表で「水分が多くなる」事が分かりますよね。 コーヒーが、自然にアメリカンコーヒーになるのです。^^; ですから、使用の有無に関係なく「容器の封を開けた時点で、粘度が変化」するのです。 ある実験では、約3ヶ月で粘度が変化していたようです。(某月間自動車雑誌記事) 余談ですが・・・。 化学合成油仕様で無い車に化学合成油を用いると、高い可能性で「オイルにじみ・漏れ」症状が発生します。 これは、高い浸透性が原因です。 つまり、何でも新商品を用いるな!という事ですね。
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