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- gategardens
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NO.5様がものすごく大きな勘違いをされているので、訂正を。 原発のベント問題であるが、訪問以前に官邸から東電にベントの指示は出していた。 それを、「東電側」が「大気中に微量であるとしても放射性物質を放出する事の批判」を恐れ中々現場に指示できなかった。 当日、原発に乗り付けた管総理が「直接」「所長に」「ベントしなさい」と指示を出した。 国の代表ではあっても、「企業に指示を出す」のと「工場長に指示を出す」のでは訳が違う。越権行為と東電側の反発を招くのは必定であり、事実、官邸と東電間の情報の伝達は十分には行かない状態となった。 これを、「単なる政権交代のカード」としてしか見れなかった自民党、公明党、そして民主党が嫌いな大手マスコミがいいように利用し、現在の混乱の基礎を作った。 もちろん管総理自身にも責任はある。 今の、体制を確保しようとあがくがゆえに産まれる俗に言う行き当たりばったりな言動だ。 元々管総理自身は党内に大きな支持地盤を持っている訳ではない。 いくら民主党が衆議院過半数であっても、民主党が分裂すれすれでは意味がない。 いきおい右往左往する羽目となった。 特に、小沢氏のグループは元々「完全なるマニフェストの実施」を掲げており、政権与党となって初めて知らされた自民党が隠し持っていた情報により、路線の訂正が必要となった後も固執し続け、最大派閥であるがゆえに民主党政権発足直後から足元を揺らし続け、検察審査会の強制起訴によって半ばお荷物となりつつも小沢氏は影響力の保持に注力しつづけ、結果的に内部分裂しかけている。 これにより、円滑な党の運営が非常に難しい状況に「震災前」からすでにあったのだ。 最初は、自衛隊投入量や運営の判断、原子力対応、諸外国への調整などに「ぶれ」はなかった。 歯車が狂いだしたのは「東電の隠蔽体質による事故発生」からのように思う。 東電はメーカーである東芝にさえも原発の情報を渡していなかった。 東芝は震災直後、技術者、機材をかき集め、準備を整えていた。だが、東電からの「情報」も「要請」もなく、事故は起こった。（我々が初動に動いていればこうはならなかった。とはとある東芝関係者の弁） かくして、「異常の歯車」が回りだす。 「直接政権に関与できない者たちのそれぞれの身勝手な思惑」によってバランスが崩れ始め、「ベント遅れを総理の責任にする」という国会質問がいつの間にか真実と化し、政争のおもちゃにされた現政権はいつしか現場からの情報や提言を管理する官僚の情報に踊りだす。 党が党として機能してないがゆえに情報ソースが十分に得られていないのだ。 だが、官僚は自己の所属する省のことしか考えない。 情報、提言はばらばらとなる。 管総理は「政治家個人としては有能である」と思う。 だが、ばらばらな情報をまとめて「管理する能力」が総理や官邸、内閣に無い。そのくせ管総理は即断を好む節がある。 結果「場当たり的」と評される言動に走り、ぶれた情報に総理自身が振り回され、閣僚からも批判される有様となり、これを連日大手マスコミが「良いネタ」として配信し、国民も踊る。 これが、本当の「現実」だ。 私としては、「落ち着け」と言いたい。国全体にだ。 管総理は「自ら泥をかぶること」を嫌がらない。昔の薬剤エイズの時の様に下げるときに下げる頭は持っている。 ここまで狂った歯車はもう戻らないであろう。「新しい歯車にはめかえる」のも方法だろう。 だが、小沢氏ベースの歯車は国民の反感も強く、また、自民党、公明党も次の選挙に有利になる協力しかしないのは眼に見えている。 管総理の目線の先にあるのは「東北だけでなく、日本の復興の青地図」を完成させること。そのためになりふり構っている状況ではない。 情報の正確性、正当性をアドバイスできる古参の元総理はいない。自民党と違って。 現在の状況は、自らトライアンドエラーを繰り返している状況ともいえる。批判を承知で。 そうでなければ現状の「一貫性の無いようにみえる状況」は説明が付かない。 今の我々が本当にすべきことは、閣外の全国会議員に「ちゃんと総理を支えなさい。今だけでいいから。正確で適切な情報さえあれば総理はちゃんと立つ事ができる」そう叱咤を檄を飛ばすことだと思う。 青写真さえ出来上がれば、おのずと管総理は道を後進に開くであろう。 だがしかし、前回答者様が言われるとおり、現在の日本に「これぞリーダー」と呼べる逸材が存在していないのが事実だ。 この異常事態は一過性のものではない。「総理になりたい」という人間は多い。だが、どれも国会を纏め上げる力はない。旧自民党の持っていた「総理候補」を育てるというシステムも瓦解している。 ならばどうする？ 現総理を鍛え上げるしかないではないか。 とにかく民主党政権を排除したい大手マスコミの報道を鵜呑みにしてはいけない。 自民党と記者クラブが結託した情報統制の時代に戻してはいけない。 今の政治の混乱状況を作ったのは自民党と公明党、民主党の非主流派、そして大手マスコミ。 これを忘れてはいけない。 様々な情報のソースを開示するべきであろうが、ここは一つご自身で調べてみて欲しい。 いつ、どのようなタイミングで管総理が辞任するのがベストなのか、幅広く情報を集め、ご自身で考えてみて欲しい。 まあ、総理自身が言っている、「メドが立った時点」で辞任するわけで、そういう意味では無駄な議論をせず、とっとと「補正予算」「特措法」といった形で成立させて、一方通行の花道を用意するのも手ではある。
お礼
すいません！間違いました。本当はこちらがベストアンサーです。菅さんの思いは最近良く分かって来ました。彼のこだわりと意地、りっぱなものですがそれが総理大臣としては・・・。 彼に政治力があれば、どれほどすばらしかったことか。政治家として肝心の何かが欠けている。 というコメントも、あなたに向けてのものでした。すいません。酔っていました。 最近の雑誌の単独インタビュー記事を読んでも、あなたの言っていることがとても納得がいきます。
- tomichan
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- kurokuro115
- ベストアンサー率45% (9/20)
お礼
菅さんの思いは、最近よくわかってきました。彼のこだわりと意地、りっぱなものですがそれが総理大臣としては・・・。 彼に政治力があれば、どれほどすばらしかったことか。政治家として肝心の何かが欠けている。