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震災で壊れたタワーパーキングの補修費用負担について
横浜のタワーマンションに住んでいます。 先日の震災でマンションに付属のタワーパーキングが激しく損壊しました。 ツインタワーのマンションですが、隣の棟のタワーパーキングは無傷で、 近隣のマンションにも被害は出ていません。 先日、デベロッパーと駐車場設備会社が住民説明会を開きましたが、 事業者側に責任は無く、修理費用(1億円以上)は住民負担とのことで、大変困っています。 責任の無い根拠として、法律どおり、震度5強までは耐えられるように作っているとの説明。 当日の横浜の震度は5弱~5強でしたが、 この場所だけ「特に大きく揺れて」震度6強だったと推定されるので、 だから壊れた、想定外の揺れだったので事業者側は責任無いと、 意味が分からない説明をされています。 なぜ、この場所だけ大きく揺れたのか?と問うと、地盤がゆるいからとの回答、 では、建築当初から知っていたにもかかわらず、耐震補強もせずに供給したのか? 社会的責任は無いのか?と聞くと、社会的責任は無い、との回答でした。 この場所だけ「大きく揺れた」と言うのは、デベロッパーの言い分で、 客観的には震度5弱~5強なので、 私は震度5で壊れるような耐震性の低い製品を提供したデベロッパーに責任があると 考えていますが、詳しい方いらっしゃいましたら、教えていただけませんか? 管理組合にも詳しい方がいないようで困っています。 知り合いに聞いた話ですが、他のデベロッパーでは、デベが負担して修理するとのこと。 その後、デベロッパーが駐車場設備会社に求償する、とのことでした。 一流デベロッパーを信頼して裏切られた気持ちで、どうも納得が行きません。 また、駐車場設備会社は、別件で行政指導されているので、 粗悪品の駐車場だったのでは?と疑念を持っています。 なにとぞ、よろしくお願いします。 ★行政指導の内容 http://www.mlit.go.jp/report/press/cab11_hh_000032.html ★デベロッパー 三菱地所、他4社(新日鉄、関東菱重興産、平和不動産、トーヨーカネツ) ★駐車場設備会社 三菱重工パーキング
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- tai-yu
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ANo.3です。 1981年以前とか古い建物では無いですよね?念のため。 古い建物は計算方法が違うから私の言っていることはあてはまらないので、ご注意を。 >三菱地所側の説明では、この駐車場は水平震度0.3の基準で作っており、 >これを最大化速度に置き換えると約300galで、 >更に震度に置き換えると6弱とのことです。 水平震度0.3で計算するのは構造計算のルート1で中小規模の建物で行われますが、これを震度6弱と解釈するのは見解が分かれるところです。一般的にはあくまでも震度5弱程度と考えると思います。 >つまり6弱程度であれば損傷しないが、 >今回は、この場所だけ6強と推定されるので壊れた、ということです。 >駐車場は適切に作られていて問題ないが、 >地盤がゆるいので、揺れが増幅され、 >さらにタワーパーキングの高さによりさらに揺れが増幅された、 >結果、震度5から震度6強になった、とのことでした。 震度6強という推定は強引です。 高さにより増幅されたという話はおかしな話です。構造計算では高さによる地震力の増幅は見込んでありますので、これが言い訳になることはありません。 >私は、そもそもタワーパーキングに本来の耐震性が無かった、 >と思っていますが、三菱地所の説明を聞くと、 >建築当初から知っていたのに、耐震補強もせずに分譲した、 >企業姿勢を正したい気持ちで一杯です。 当初から知っていたというのは、間違いです。ただ担当者の言い訳が苦しいだけです。ルート1の構造計算で具体的に震度いくつまで耐えれるかとか具体的に計算しているわけではありません。これくらいの力(水平震度0.3)に対してこれくらいの安全率を見込んで部材を決定すれば、今まで安全だったという計算をしているだけなのです。だから震度がいくつだったから壊れたとかの話をすると非常に説明が困難になるのです。 >住民側で施工ミスを証明すべきとのことですが、 >三菱地所は、大企業で、建物のプロなのですから、 >むしろ、図面上、駐車場が本来の耐震性を有していて、 >施工ミスもなかったことを、消費者側に証明するべき、と思っています。 裁判になったら、訴える側が証拠を出さないといけないので住民側が用意が必要と言ったまでです。デベ側は消費者に対する説明責任はあっても証明は困難でしょう。デベ側が検証しても信じられないのでしょう?第3者に検証してもらう必要がありますので、そういった場合、なかなかデベ側の負担で行うのは難しいでしょう。 >また、なぜ、ゆるい地盤と知っていたにもかかわらず、 >震度5が震度6に増幅される可能性があると知っていたにもかかわらず、 これは根本的に解釈が間違っています。震度はその場所ごとの揺れの大きさを測っているのですから、震度5が6に増幅したという解釈は間違いです。今回の地震で最寄の観測地点で震度5だったが、この場所では震度6強だったというだけです。デベ側は増幅したことが言いたいわけではなく、この場所では6強位揺れたのではと言っているだけです。この言い分も根拠が無くておかしいですが。 >耐震補強もせずに、売ったのか?その判断根拠を示して欲しい、 >と話をしようと思っています。 本当に震度6強程度の揺れだったら、地盤がどうとか関係無しで、建物が損傷してもおかしくありません。前回の回答通り。 >震度5程度で壊れると事前に知っていれば、 >多くの住民はこのマンションを買わなかったでしょうから。 震度5強なら、損傷は十分にありえます。「想定内」です。もちろん被害が出ないように設計してはいますが、何も壊れないというのはなかなか難しいことです。 >裁判ではなく、三菱地所が自らの落ち度を認めて、 >円満に解決できれば良いと思っていますが、 >なかなか難しいようで、三菱に対してがっかりしています。 震度いくつで壊れたからミスだというのは非常に難しい問題です。どれくらい壊れたか何が壊れたか知りませんが、一方的に非難するのは相手を怒らせても問題がこじれるだけなのでまずいと思います。ましてやネットで名指しは・・・。また設計ミスなのか、施工ミスなのか、ミスではないのか、「想定外」の揺れだったのか、結果論だけではなく、どの部位が何故壊れたか説明を求めていきましょう。出来れば知識がある第3者同席の上で。
- tai-yu
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タワーパーキングも確認申請が必要な建築物です。そのため建築基準法に基いた構造計算が行われています。 大雑把な話をすると、現行の法律の計算は震度5弱程度の地震に対して建物が「壊れない」ように、震度6強程度の地震に対して建物が「倒れない」ように計算しています。 これはあくまでも構造体(柱・梁等)の話であり、仕上げ材に対してはこれ以上に損傷が「許容」されています。また法では震度5弱まで壊れないようにとか明文化してありません。法には「震度」という言葉は出てきません。 以上の話をまとめると、法的には「震度いくつで壊れたからおかしい」とは明確に否定することは出来ません。また5強なら多少建物が壊れても「想定内」とも言えます。 近くの観測地点で「震度5弱」で、タワーパーキングのところで「震度6強」という言い分は十分に考えられる現象です。地盤が弱ければそうなります。但し、根拠はないでしょう。誰かが測定していなくてはわからないので、業者の説明としては乱暴です。 >知り合いに聞いた話ですが、他のデベロッパーでは、デベが負担して修理するとのこと。 >その後、デベロッパーが駐車場設備会社に求償する、とのことでした。 普通なら考えにくいです。何か理由があってのことでしょう。 業者の非を問うなら、壊れたから非があるでは勝てません。被害状況を建築士等に調査してもらい、設計図と構造計算書を精査してもらい、業者の設計ミスもしくは施工ミスを証明するしかありません。 とりあえずは専門の建築士に見てもらいましょう。見て所見くらいなら10万円以内でやってくれると思います。構造計算書の精査で60万円。調査で200万円もあれば、しっかりした報告がもらえると思います。(金額は建物規模で大きく変わります)
お礼
専門家の方でしょうか? 詳しいご意見、誠にありがとうございます。 地盤がやわらかいと「揺れ」が増幅するのは一般的のようですね。 三菱地所側の説明では、この駐車場は水平震度0.3の基準で作っており、 これを最大化速度に置き換えると約300galで、 更に震度に置き換えると6弱とのことです。 つまり6弱程度であれば損傷しないが、 今回は、この場所だけ6強と推定されるので壊れた、ということです。 駐車場は適切に作られていて問題ないが、 地盤がゆるいので、揺れが増幅され、 さらにタワーパーキングの高さによりさらに揺れが増幅された、 結果、震度5から震度6強になった、とのことでした。 私は、そもそもタワーパーキングに本来の耐震性が無かった、 と思っていますが、三菱地所の説明を聞くと、 建築当初から知っていたのに、耐震補強もせずに分譲した、 企業姿勢を正したい気持ちで一杯です。 住民側で施工ミスを証明すべきとのことですが、 三菱地所は、大企業で、建物のプロなのですから、 むしろ、図面上、駐車場が本来の耐震性を有していて、 施工ミスもなかったことを、消費者側に証明するべき、と思っています。 また、なぜ、ゆるい地盤と知っていたにもかかわらず、 震度5が震度6に増幅される可能性があると知っていたにもかかわらず、 耐震補強もせずに、売ったのか?その判断根拠を示して欲しい、 と話をしようと思っています。 震度5程度で壊れると事前に知っていれば、 多くの住民はこのマンションを買わなかったでしょうから。 裁判ではなく、三菱地所が自らの落ち度を認めて、 円満に解決できれば良いと思っていますが、 なかなか難しいようで、三菱に対してがっかりしています。
- OldHelper
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阪神大震災の被災者です。 阪神地区では同じ敷地内に、同じ工法で同じ施工者で2棟並んで建てた高層マンションの、片側だけが傾き全壊、片側は無傷だったという例があります。当然建替えになりましたが、建て替え費用は無傷だったマンション住民も等分に負担しています。 地震は地盤の底から揺さぶりますので、素人にはわからない、専門家でも結果から推測するしかないような現象が起きます。 ご自分の財産の一部ですからご自分で負担して治すのは仕方のないことだと思います。
お礼
阪神地区の事例、ありがとうございます。 心中お察しいたします。 実は、知人にも同じようなことを言われましたが、 今回は阪神地区と事情が異なると思っています。 まず、近隣の建物やタワーパーキングで、 このような被害が出ているケースがないこと。 これは三菱重工パーキングも認めています。 次に震度5弱~5強であったことです。 さらに、このマンションは阪神大震災以降の建築で、 耐震性を売りにして分譲したマンションでした。 確かに建物はビクともしていないようですが、 付属設備の駐車場の耐震性はお粗末であったと言わざるを得ません。 このような客観的な事実から、 そもそも本来の耐震性を有していないタワーパーキングであったと 考えるのが自然と思っております。 つまり施工ミス等の可能性が高いのでは?と思っています。 また、三菱地所が言うように、 横浜は震度5であったが、ここだけ局所的に6強揺れた、 それは地盤がゆるいので仕方ありません、ということであれば、 三菱地所は、震度5程度で駐車場が壊れると知っていたのに、 適切な耐震補強もせずに、分譲したことになります。 法律の基準は守っているかもしれませんが、 消費者を無視した言い分だと思っています。 かつて、六本木ヒルズの回転ドアやシンドラーエレベーターなど、 人命にかかわる事故もおきています。 今回は、怪我人もなく無事でしたが、もしあのとき、 タワーパーキング内に誰かいたら、と想像するとぞっとします。 今頃はマスコミも大騒ぎでしょうし、三菱地所の対応も違っていたのでは? と思っています。 事象が同じでも、多数の車が壊れた程度では、 何も対応しないというのは、大企業としての姿勢を疑いたいです。 企業は環境問題に力を入れるのも良いですが、 本業をまっとうして、社会的な責任を果たして欲しいです。
- MOMON12345
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茨城の方でもありましたね。 複数件の建て売りの中で、その方の家だけが壊れた例が。 大手建築会社の物件ですが、ご質問者様のケース同様に建築会社に責は無しとの判断だったようです。 液状化などの被害も同様に、震度自体は設計値内だったにもかかわらず液状化によって傾くなどしたマンションがあります。 道路一本隔てた建物は無事なのに、みたいな例もあります。 地震は全ての場所が同じように揺れるわけではないからです。 それを覆して、あるいは証拠を見つけて裁判に勝つのは相当大変だと思います。 おそらくは適当な段階で費用負担の話しになるのかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 公式発表は震度5で、デベは震度6だったと言っていますが、 これも証拠は無いですよね。(過去には戻れないので) また、デベは地盤がゆるいとゆれやすいと言っていました。 ここが問題で、揺れやすい地盤と知りながら、 耐震補強もせずに消費者に売りつけたのは、 大企業としていかがなものか?ということです。 ちなみに、補修の見積もりには、耐震補強工事も入っていました。 であれば、最初から補強して売るべきだったと思います。 マンションは丈夫に作ってあるようですが、 当然、付属設備も丈夫に作ってあると思いますよね。 良心的なデベは補修に応じている、との話も聞きましたので、 どうにも納得がいきません。
お礼
たびたび、ありがとうございます。 >1981年以前とか古い建物では無いですよね?念のため。 まず、このマンションは阪神大震災以降の設計、建築で、 耐震性を「売り」にして分譲されたマンションです。 >水平震度0.3で計算するのは構造計算のルート1で >中小規模の建物で行われますが、 >これを震度6弱と解釈するのは見解が分かれるところです。 >一般的にはあくまでも震度5弱程度と考えると思います。 これは三菱地所自らが、住民説明会で配布した資料に記載されています。 水平震度0.3=6弱相当だそうです。 また、他社のホームページに同様の記載があります。 http://www.shinmaywa.co.jp/parking/products/products_er_4.htm 震度6でもパレットが落下しないように設計するそうですが、 今回は震度5でパレットが落下しました。 >震度5強なら、損傷は十分にありえます。「想定内」です。 >もちろん被害が出ないように設計してはいますが、 >何も壊れないというのはなかなか難しいことです。 隣地や周辺のマンションは無傷でした。 震度5強程度で大規模に損傷するのは、珍しいと思いますし、 震度5で壊れるなら、それを事前に説明すべきでしょう。 そうすれば、このマンションを買う人も少なかったでしょうね。 ただし、三菱地所の説明は、震度5強で壊れるような設計はしておらず、 この場所だけ、局所的に震度6強だったから壊れた、ということなので、 納得できないのです。 >一方的に非難するのは相手を怒らせても問題がこじれるだけなので >まずいと思います。ましてやネットで名指しは・・・。 >また設計ミスなのか、施工ミスなのか、ミスではないのか、 >「想定外」の揺れだったのか、結果論だけではなく、 >どの部位が何故壊れたか説明を求めていきましょう。 >出来れば知識がある第3者同席の上で。 なぜ壊れたかの説明を求めた結果を書いています。 事実関係については、 三菱地所の配布した資料に基づいて記載しています。 つまりガセや推測で書いたものはなく、 私の推測の部分は、そのように分かるように記載しているつもりです。 また、「地盤」と「揺れ」の関係、「高さ」と「揺れ」の関係も、 住民説明会資料に明記されているので、 建築当時から分かっていたのは明らかと思います。 私の感想の部分は、迷惑を蒙っている者として、 常識の範囲内かなと思います。 企業はマスコミの取材対象にもなり社会的に影響が大きい存在です。 ましてや今回は、あわや人命にかかわる事故だったので、 第三者の方の感想やご意見を広く集めたい考えです。 欲を言えば、この内容が三菱地所の方の目に触れて、 社内で再検討していただくきっかけになれば、と思っています。 何もなければ、訴訟や調停を選択するか、 行政(監督官庁)への苦情申し立てか、 仲裁を依頼しなければなりませんが、 いずれにしても住民の負担は増すばかりです。