オトコのきもち

質問

30代女性です。
仕事上で、数年間同じ部門にいっしょにいる職場の先輩がいます。
仕事のできる人ですが、男性として意識したことは全くありませんでした。

とある仕事で、つらい立場に立たされた私を、
日頃のやさしい面倒見の良い性格から、食事にさそってくれ、
いろいろと励ましてくれました。

で、体育会系ののりで、まったく男女の云々はなく、宿泊している
ホテルまでおくってもらい、お茶をだし、その後、
おれはここで寝る、といって、ツインルームの片方のベッドで寝てしまいました。
考えれば、いい年してそもそも部屋にいれること自体軽率ですが、
男女の気配がないからこそ、断るのもへんな感じで、何事もなかったように
私も寝たふりしました。

で、彼は私が今にも泣いてしまいそうで、守るべき対象とみえたのか
（実際にはそうでもなかったけど）、
「ベッドにおいで」といいました。
こりゃめんどくさいことになった、と、なんとなくかわしたところ、
むこうからベッドに入ってきたあげく、
こういうつらいときは、誰かがそばにいてくれると暖かいとかなんとか
いって、むりやりだきつかせ、腕枕して寝始めました。

そして、本当にそれだけで寝たのです。

ほとほと困った私は、寝息が深くなったタイミングで、
そろそろっと、うでからはなれようと何度も試みましたが、
本当に、夢うつつの中でも、しっかり抱き返して、ぎゅっと、寄り添い
続けてくれました。朝まで。手を離さずに。
明け方ちょっとまどろんで目がさめかけたころには、
これ以上ないくらい、やさしーーーーーく、いかにも大事に、
大切に抱きしめられました。

で、夜明け前、やっぱり最後に「抱きたい」と言われましたが、
どうしても「好き」とは思えない関係であったため、それはダメと
断りましたが、かといって腕をふりほどいてベッドを立ち去ることは
できませんでした。（実際、こころ細い時に人のあたたかさは心強く
ありがたかったし・・・）
そういうやりとりが数回続きました。

で、やろうと思えば、いくらでもできたと思いますが、あくまで彼は
セーブして、ぎりぎりで一線は超えずに、
ちょっとすねぎみで帰っていきました。

私は、それなりに大人の恋愛も経験してきたとおもいますが、
こんなに、無意識のうちにも「なぐさめる」という目的に忠実に、
大事にしてくれたその心意気は、人としてすごい、と感動したし、
おとこらしいし、そして、衝動に対しても、「嫌だ」という私の気持ちを
尊重してくれたその人に、感動すら覚えて、惚れてしまいました。

同じ仕事をしていて、お互い真剣に、真摯に取り組んでいる姿勢を
認めてくれたからこそ、純粋に親しみを感じ、面倒みてあげたくなり、
手を差し伸べたのかもしれない。
でも、飲み食いだけでなく、居眠りしながらそこまで、
できるものなのでしょうか。

「やりたい」はそういうシチュエーションの男女であれば、当然にして
ついてきたおまけかもしれませんが。

ちなみに、その後、私のほうから、彼のほうへ歩み寄り
そういう関係になりました。

はじめてしたときは、それこそ一晩中、何度も、という感じでしたが、
かといって、日常生活で私を特別に扱おうとしたり、普通以上の
関係を求める気もないようです。

べつに何も期待する気はないですが、
ここに至って、やっぱりオトコの気持ちって、とても不可解です。

いわゆる、セフレという感じなのかなあ、とあらためておもったり。
でも、まったく相手にされてなくても、瞬間でも、
あんなふうに心から抱きしめられる経験って、恋愛している男女でも
なかなかないし、ありがたい経験だったなあ、などと、思います。

不覚にも、惚れてしまって、別に後悔はないし、セフレみたいに
なっても大人ですから自己責任ですが、
まがりなりにも、瞬間でも、特別に愛されたのではなかったのか、と
錯覚したくもなります。

それとも、男って、ただ、したいという欲求のために、そこまで
長いしかけをして、獲物を得ようとするものなのでしょうか？

だとしたら、その副産物として、ちょっといい思いさせてもらった、
って、ことかな？

私は、好きな人としかできないし、やったことないですが、
世の中はそればかりでないこともわかります。
ひょっとして、私もそれがわかる人間、ということで
誤解されたとか？

とすれば、関係もったあとで、距離を置こうとするのも理解できます。

でも、だとすれば、人間の世の中というのは、なかなか
せつないものですね。

回答No.4

cacaliaruby

はじめまして。

あなたが何を求めているか？が大事なんじゃないですか？

＞、日常生活で私を特別に扱おうとしたり、普通以上の
＞関係を求める気もないようです

と仰っているという事は日常生活の中で特別に扱って欲しかったという事ですよね。

ただ、それを相手がしなかったから、彼の気持ちが分からないって感じている。

彼の紳士的な態度にいたく感動したようですが
結局は「そういう関係」を求められたという観点から見ても
「下心」はいくらかはあったのだと判断すべきでは？

ひと肌恋しい時に側に居てくれる人に惚れるってよくある事ですよね。

しかも数年にも及んで、あなたは彼の事を男性という意識で見て来なかったのですから
意外性というか、ギャップに惹かれてしまったという事でしょうか。

これからあなたがどうしたいか？って事が大事だと思いますよ。

彼とお付き合いしたいのか、それとも良い思い出として残しておくのか。

いつでも受け身でいるような恋は、もうそろそろ終わりにしたらどうですか？

受け身の恋は自分自身が行動を起こさないので
結局、結論は相手次第って事になり、それが悪い方向へ向けば相手のせいに出来る。
自分は何も悪くないと言い張る事も出来るし、そう思う事で自分の事も肯定出来るけど
今のようにあやふやな関係になり、どっちつかずな関係にもなってしまうのです。

あなたがこの関係をどうしたいのか？によって今後のあなたの行動も決まってくるのでは？

相手にすべてを委ねるのでは無く、自分で自分の人生を切り開いてはどうでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、特別におもってほしかったのに、
なぜ、ということです。

質問させていただいたのは、私を特別におもったわけでは、なかったのね、という、確認作業のようなものですね。

そして、すでになんとかアプローチしてみた結果、思いのほか反応がないことについて、若干恨み節で男性心理をお伺いした、というところです。

何より、あなたはどうしたいのか？何を求めているのか？という問いかけは効きました。

「特別」扱いにしてほしい、できれば特別なパートナーでありたい、結婚したい、と、いろいろありますが、おっしゃるとおり、そこが漠然としていて、今更ひとにいえませんが、いい歳してどうしたいか自分でもはっきり説明できません。

ただ、自分が大切にしたいと思った人から、認めてもらって、理解してもらって、必要とされて、さらに愛してもらえたら、と、考えているのですが。

能動的に、働きかけているつもりですが（今回もその後私のほうから歩み寄っていろいろ働きかけました。）、ひょっとして、自分ができているとおもっていることと、男性からみて「働きかけられた」という温度差があるのでしょうか。
逆に男性が心を動かされるのは、どういうときなのでしょう。
興味ない相手だったら、擦り寄ってきても、カラダの関係で終わってしまい、積極的に何かしたとしても、と受け取ってもらえない、ということもあるのでは？

そうですね、＃１さんがおっしゃるように、後悔しない恋愛したいですし、そのために、どういうことができるのかも、よくわかりません。
うっとおしいとなれば、問題ですものね。そうなる前に、安全装置が作動してしまうし、それもあながち間違ってないんじゃないかと直感します。

何をしたら、負担なく、伝わるでしょうか。

またまた、逆質問となりもうしわけないです。

いずれにしても、皆様私の愚問に誠意をもってお応えいただき、ご回答頂戴した皆様に心から、感謝申し上げます。ありがとうございました。

回答No.3

kcbcgtnhim

異性の気持ちはいつだって難解なものですよ。いくつになってもね。
質問文拝読し感じたのは、恋愛を通じ男性を選ぶハードルを下げに下げた
あなたの目線に対する違和感が最も印象的でした。

彼があなたに対して行った一連のことは、確かに女性に慣れた手練れであれば
誰しもが思いつくものでもあるのですが、その実、弱みを見せずにいられない程に
打ちひしがれた女性に対して誰しもが行える優しさの一端でもあるのです。

＃２さんとはまた違った捉え方ですけれども、純粋に優しさや配慮に
裏打ちされた行為であったとしても、本当に「よくある話」なのですよ。

だからこそ感じた、あなたが男性に対し求めるものの少なさや基準の低さでもあります。
誰しもが彼のように振舞える訳ではありませんが「多くの男性が出来ること」に対し
それほどまでに心酔してしまえるのは少し、危険なのではないか、と感じました。

彼が善人か悪党かなんてどうでもいいでしょうから、ご自身仰っておられるように
良い経験として取り込んでしまって、以後は彼の振る舞いを基準値として
男性をふるいにかけてください。

お礼

ありがとうございます。人生観をあらためてゆさぶられるご回答でした。

ハードルを下げる、という意味がすぐにはピンとこないのですが、確かにそのようなところあるのかな、と人生を振り替えりました。
求めるところが少ない、というご意見、私は結構願望もつよいはずだし、好きな人につくしたいし・・・、と自分に言い訳しながらも、実は本当の意味でこころからパートナーの存在を切望しているわけではないのかな、と、思い当たるふしもあります。

もちろん、やみくもに誰でも同じ行動されれば、ということではなく、バックグラウンドがあって、筋が通っていて、（主に仕事を通したフィルターとなってしまいますが）自身の信念に基づいた行動が、私の求めるとものと合致した相手に対して、抱く感情です。

よろしければ、ぜひおしえていただきたいのは、
例えば今回の相手は「相手にされてない」として、
では男性は、庇護してあげたくなるよう相手に対して、性的欲求で応じる場合と、本当に、自分の人生をかけて守ってあげようとおもいきる（＝人生の伴侶として選ぶ）のと、どのように違いがあるのでしょうか。
または、同じやさしさをかけようとした場合、何が、自分のパートナーたる相手かの判断基準になるのでしょうか？

もっと言うと、私はそこまで悲壮感を全面に押し出していたつもりはないです。守ってほしい女性の心理と、守って抱きしめようという男の心理が合致するのは、男女のじゃれあいということで、そのときそのときのゲームのような感じで、古今東西存在していることだとおもいます。大人同士であれば、なおのこと。
でも、相手から期せずしてそいういうカードをだされたら、多少なりゆさぶられるのは誰しも同じでしょうし、これまたありきたりな演歌にでもありそうですが、たとえ下心ありとしても、真心つくされて、ほろっとしない人はいないと思います。そこから、本当に（？）恋愛に発展し、夫婦となるケースもあると思います。
では、そこで本当の恋愛に発展するのと、そうでないのと、何が違うのでしょうか。または、入り口から、まったく別のものなのでしょうか？

説明が悪くて申し訳ないですが、決して、何も感じていなかったけど、やさしくされたら即恋におちる、ということではないです。すでに、一定の日常行動の中で、言葉わるいですがふるいにかかっているともいえます。
相手に対し、善意・悪意の有無は別として、何か働きかければ、相手の心もそれに呼応して動くということを、あまり考えずに、カラダの衝動にまかせて動くものなのですか？それによって一ミリでも動いた相手のこころは、無視するのでしょうか。見てみないふり？それとも、オトコの気持ちとして、本当に気づかない（気が回らない）のでしょうか？

やはりすごくナゾで、わかりません。

男のひとは、何をみているのですか？

（お礼だけでなくてすみません）

補足

すみません。下記の「結構願望」は「結婚願望」のあやまりです。

回答No.2

kyoneko

申し訳ないですが、良くある話だと思いました。

どのようなエピソードがあろうと、仰るように「長いしかけにかかった獲物」でしかなかったのです。
既におわかりのようで冷静です。

男と女は多かれ少なかれこういうものでしょうね。
どちらかのわなに落ちた獲物は、おとなしくするしかない。
相手の思うツボか瀕死の状態でわなから逃げます。

お礼

ご回答ありがとうございます。

シニカルですが、ご意見、本当にこころからありがたく受け止めております。よくあるはなし、ということ、よく理解しました。

女性とすれば、たとえ良くあることでも、たとえ下心のもとでも、ここまでやる男性の心意気は、尊敬に値するものだとおもいます。

女性も、うまれながらに男性のやり方を見ている部分があるとおもいますが、どんな人であれ、それは男と女しかいない世の中で、
直感的に目をひからせており、「やり方」を冷静に観察しています。
それは、決して安くない男性のすばらしい側面なのではないかともおもいます。

キャンディーズの歌を思い出しました。
ねがわくば、わなにかかったと思わせて、実はがんじがらめに
してしまいたい、というのも女心、ですね。

いずれにしても、大変参考になりました。

回答No.1

chikutakuchiku

関係は1度きりなんですか？？

初めて同じ部屋で寝た時、そこまで彼がセーブできたのは、あなたを大事に思ったからと

あたしは思えたんですが、同じ職場だし、無理にしてしまえば仕事場で会いづらいとかも考えたんでしょうか・・

正直男の気持ちは分かりません・・男にしても女の気持ちは分からないと思います。

でも相手が結婚しているわけではないのなら、あなたからどんどん歩み寄っていいのではないでしょうか？

それがもし、彼に相手にされなければそれで終わり・・でも彼も、もしかすると。あなたを必要としているかも・・

あたしは後悔しない恋愛をしてほしいと思います。

偉そうにすいません。

お礼

ご回答ありがとうございます。

歩み寄った結果、どうも現時点ではまさに「相手にされてない」状況のようです。

でも、後悔しない恋愛、というのは、ほんとうにそうですね。
女性として、それを忘れずに、素直なこころでへこたれずに歩んでいきたいです。

ありがとうございます。