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電力会社の供給電力について。
各電力会社原発をとめた時の電力供給能力についてに質問ですが 夏場は毎年ダムの貯水率のニュースとかで水力発電は必ずしも期待できるとは 思いませんが。 夜間の余剰電力で揚水をすればと言うかもしれませんが、すべてのダムが設備しているわけでなく 又発電に使う水も水利権で決められています。 火力発電も全ての発電所で稼働すればと言う意見もあると思いますが。 定期点検が決められているために365日稼働は無理ではないでしょうか? それとも余剰電力を本当に考えてのことでしょうか 一部の政治家及び評論家は電力会社の発電能力の数字だけで十分電力は賄えると言ってるようにしか思えないのですが。 いかがでしょうか。
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私もmekuriya様に同感です。 よく火力発電をフル稼働させれば・・・というのを目にしますが、私も「そうはいっても燃料は足りてるの?」という疑問が出ないのが不思議です。火力発電所はよく故障しますし、稼働率も年間通してのもので、夏のピークに合わせて発電所をフル稼働させてますから、電力需要の少ない春・秋などは休ませています。これを一律で”稼働率はこうだから”と計算してしまうのは乱暴です。 「電力は足りる」は現場を知らない「デマ」と言ってよいレベルのものです。スペック計算は所詮机上の空論でしかありません。 「原発は不要」ありきから都合のよいデータを都合よく解釈しているだけで、実際は電力は逼迫しています。 核燃料の輸入量はたしか年間800億円程度、火力発電用の燃料の輸入額は昨今の価格の高騰で10~11兆円にもなります。輸入国もウランなどは豪州、カナダなど政情が安定した国が多いことも理由の一つです。 また、最近はトリウム原発も出てきていますし、燃料輸入を抑えるための核燃料サイクルでした。もんじゅは失敗では・・・と思いますが、他の方法も開発されています。ビル・ゲイツはそれを採用するようです。 同じエキサイトの質問「電力不足による工場海外移転 何処に移転?」も企業が「電力の安定供給」についてどのように考えているのか、大変参考になります。 http://soudan.qa.excite.co.jp/qa6862079.html 「海外に移転すると、いろんなコストが安いというのは周知の事実だと思います。では、電力不足でなぜ今まで頑張ってきた国内工場が出て行くか、それは(その他もろもろのコストが高いうえに)「品質の良い電気が手に入らなくなったから」です」 日本のエネルギー自給率は4%です。まともな政治家であれば大変危機感を抱くはずです。 電気自動車が実用化されつつあります。企業が省エネ技術の開発に一生懸命だったのは、電気自動車のための電力の席を空けておく意味もありました。電気自動車によりガソリン等の輸入に頼る燃料への依存率を下げ、原発+自然エネルギーによってやはり輸入燃料に頼る火力発電への依存を下げることを目的としていました。「エネルギー自立」です。「エネルギー自立」と「食糧自立」を果たせば、どんな小さな集落でも一つの国ができると言われています。 オイルショック時に、エネルギーを他国に依存する恐ろしさを日本は経験しました。原発推進したのは、決して安易な目的からではないのです。
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- kantansi
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電力会社以外で発電能力を持っている企業がたくさんあります。 ただし、電力会社の権益を保護して、その甘い蜜を吸おうとする政・官・財・学の売国奴たちによって、現状電力小売事業(PPS)が簡単には展開できない仕組みになっています。 例えば、電力小売事業者が送電するには電力会社の電線を借りねばなりませんが、その賃借料が非常に高く設定されています。 電力事業を完全に自由化すれば、原発なんか無くても電気が不足するなんてことはありません。
お礼
ありがとうございます。
補足
発電能力を持つた企業の事は知ってます。 製鉄会社、精油所などは冷却機能のため海水を取り入れる設備が初めからあります。取水口です。 諸外国との競争のために製品コストなど下げる為に今まで使わなかつた熱を自家発電に回してます。 余剰な熱源のない企業は自家発電はジーゼル発電で病院などのような施設だけです。 考えてみたら分かるでしょう休日を振りかえるとか言うニュースなどで。
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お礼
ありがとうございます。 もう少し日本人は冷静に考えなければいけませんね。 誰の言葉を信じるもそれは自由でしょうが・・・評論家、マスコミ、政治家、一部の過激派の言葉だけを鵜呑みにしないことでしょうか。 出来る事なら自分で調べる事も必要ではないでしょうか。