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<水槽>2つのフィルターの使い方
60×30×30の水槽でコリドラス10匹オトシン3匹を飼っております。 フィルターはエーハイム2232のみ使用していたのですが、 サブフィルターもつけたいと思いエーハイムクラシック500を購入しました。 サブフィルターといいつつ電源付きのものを買ってしまいました。 そして、このエーハイム500、2232の使用方法について現在検討中です 検討内容については主に、 2232と500を連結させた方がいいのか、それとも、 別々に使用した方がいいのか ということです。 連結させた場合、 物理ろ過重視と生物ろ過重視で分けた際のフィルターとろ材の配分。 また、互いの電源を入れたほうがいいのか、片方の電源のみでいいのか。 連結させない場合 水流が魚に影響を及ぼさないか(500の方はシャワーホースが付いております) それぞれのフィルターとろ材の配分 みなさんだったらどの様に使われるでしょうか。 アドバイスいただけたらと思います。 よろしくお願いいたします。
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コリドラスは、浅い弱流域の砂地で暮らす魚ですから、水槽内水流が強い飼育環境は不向きです。 従いまして、2232と500を個別に運転するのは、コリドラスには厳しい飼育環境になるのでオススメできません。 コリドラスの飼育ならば、二つの外部濾過器は連結させる事になります。 エーハイム500は、インペラー部分の部品を取り外せば、サブフィルターとして使用できます。 連結させる事になると、問題が一つあります。 現在、外部濾過器に接続できるサブフィルターを販売しているのは「エーハイム社」だけです。 なぜ、他社は販売しないのか? その秘密は、ポンプモーターにあります。 ドライバーとなる外部濾過器は、トルクの太い、通水抵抗に負けないポンプが条件です。 サブフィルターをドライブできる外部濾過器は、エーハイムクラシックフィルターと一部のプロフェッショナルフィルターだけなのです。 残念ながら、2232などのエコシリーズは、他社の外部フィルターと同じ、通水抵抗に弱い「根性なしポンプ」を使用しているため、サブフィルターのドライブポンプには向きません。 2232でサブフィルターをドライブした場合、通水量は70%程度に激減します。 設置直後は調子よく動いていても、一ヶ月~二ヶ月程度で、通水量は50%以下に急激に減少する可能性があります。 それならば、、、 直列に接続した、2232と500の両方のポンプを回せば良いじゃん! と、思われるかも知れません。 ですが、直列に接続した、両方のポンプを回すのはアウト。 濾過器のポンプの汚れは、最初に給水側のポンプ、次に排水側のポンプの順番です。 時間の経過とともに、2台のポンプの間に負圧(陰圧)が発生します。 負圧が発生すると、水中の二酸化炭素や窒素が気化(ガス化)します。 そのため、二次側の濾過器内にガスが溜まり、ガーガーと異音を発生させたり、インペラー軸の変心などの故障の原因となります。 「2232をドライプポンプ」「500をサブフィルター」として直列連結させる場合、以上の注意点を理解した上での使用となります。 水替え時など、通水量の減少をマメにチェックする事を忘れずに。。。 エーハイム500は2232よりも動作騒音が大きいフィルターです。 「500をドライプポンプ」「2232をサブフィルター」とする組み合わせは、動作騒音的にやめた方が良いでしょう。 参考:エーハイム社のドライブフィルター(取説P3) http://www.eheim.jp/pdf/sub-filter_4type_manual.pdf
お礼
詳しいご説明どうもありがとうございました。 非常に参考になりました。 通水量は我慢して2232をドライブポンプにしてみようと思います。 ありがとうございました