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悪が完全勝利する映画

こんな時代だから、悪が完全勝利する、あるいは正義が悪の前に完璧に屈して終わる映画を観たいです。紹介してください。 悪の高笑いで終わるものの、その後に悪の凋落を匂わせるような演出のあるものは NG です。あくまで、悪の完璧な勝利です。 また、ホラー、オカルト (スーパナチュラル)、宇宙人ものなどはお避けください。現実的なものがよいですが、ただしドキュメンタリはお避け願います。

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  • isoiso0423
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回答No.6

正義が悪の前に完璧に屈して終わる映画 「Z」 政治権力が”悪”なんですが、まさにそんな映画です。 1969年の作品でリアルタイムで見たら、もうどうしようもないくらいの後味の悪さだったと思います。ここまで政治権力という巨悪を追いつめたのに、そんなのありかよぉって感じ。でもって実話です。監督はじめスタッフは亡命し、中には時の権力側に死刑宣告された方もいました(フランス政府が政治介入して、その方は国外永久追放になりましたが、70年代に入ると政府が転覆し自国へ帰郷できました) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12748 「魚が出てきた日」 やっとDVD化されました。原発問題に揺れるいまの日本の現状にぴったりの内容と言えそうです。下記の解説では異色SFとなってますが、世界中で起こり得る話しなので、SFと言うわけではありません。舞台はこの映画製作の5年後くらいの設定(1970年代初頭の地中海のある国)です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8525 「ラブリーボーン」 最後の最後に悪は蛇足的に始末されるのですが、主人公とはまったく無関係な状態での最後なので、後味は悪い作品でした。 殺された主人公が浮かばれないなぁと。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334855 「ミッシング」 上記「Z」の監督がアメリカで撮った作品です。これも実話で悪はUSAの政治組織。 無辜なる人間とその関係者の無念だけがのこる映画です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22843 「告発のとき」 イラク戦争を舞台にした実話です。2007年の映画でこちらももう、無念としか言いようのない作品でした。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328843 「プラハ!」 チェコのミュージカルです。青春映画のノリで物語は展開するのに……。史実だとしてもこんな終わり方は、あまりにも……と劇場で見たときには放心しました。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324577 「かくも長き不在」 もっとも後味が悪く、ショッキングな映画は?と問われたら、迷わずこれを挙げます。 ただ悪は過去の記憶の中で、実態としては出てきません。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4390 「バルタザールどこへ行く」 ごく一般的な人間たちの中に潜む悪に翻弄されるロバの話しです。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18646 「少女ムシェット」 社会そのものを悪として取りあげたといえる作品です。 薄幸な少女の絶望的な人生を描いています。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10773 「尼僧ヨアンナ」 戒律や宗教心といったものが人間を狂わせていく様を描いた作品です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16926 「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」 反ナチス運動により処刑された女子大生の実話です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323822 「闇の列車、光の旅」 中南米の貧困という社会情勢を悪として描いています。光りを求めた旅の終わりは・・・です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335745 「橋」 悪にあたるものが何かと言われると断定できないのですが、終戦間近のドイツで実際に起こった少年兵たちの実話です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17962 「中国の植物学者の娘たち」 悪に相当するのは一党独裁の中国共産党です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329040 「中国、わがいたみ」 中国人ながらフランスを拠点(中国ではこういう作品は作れないので)にしている上記の作品のダイ・シージエ監督のデビュー作です。  http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14722 「殺しが静かにやって来る」 マカロニウエスタンです。こんな終わり方じゃ困る!とプロデューサーがラストの改変を強要しましたが、日本公開版は監督の意向通りで、無念なエンディングとなっています。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8130 「ゾディアック」 「セブン」のデビットフィンチャー監督が2006年に作った作品です。1969年に端を発した連続殺人事件の映画化で、2006年の時点でもまだこの事件は未解決のままで、そこまで描かれています。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=326201 「殺人の追憶」 2003年の韓国映画です。80年代に10人の犠牲者を出した未解決連続殺人事件を描いています。これも今日(2000年代)の様子が出てきます。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319522 「コレクター」 1965年版の方です。こういう内容の映画はもうゴールデンタイムの洋画劇場ではぜったいに放送できないと思います。むかしは日曜洋画劇場なんかで何回もやってましたけど。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8123 「ソドムの市」 第二次大戦末期のイタリアに実在した新国家”サロ(イタリア社会共和国)”の権力者たちが欲望の赴くままに、各地から集めた美男美女をやりたい放題の変態嗜好の映画です。 世界的な巨匠だった監督パゾリーニは、この作品の完成直後に惨殺。30年後の2005年に真犯人説が浮上し話題になりました。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18957 邦画も何本か 「真昼の暗黒」 冤罪事件を扱った実話です。この映画の製作時、主人公となった人たち4名は死刑の判決を受け、再審中でした。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E6%98%BC%E3%81%AE%E6%9A%97%E9%BB%92 「証人の椅子」 徳島ラジオ商殺しを扱った実話です。犯人とされた女性は裁判費用がなく服役しました。 女性の死後、無罪判決が出ました。 http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD17493/index.html

その他の回答 (6)

回答No.7

 「殺しがやってくる」  ガキの頃に、昔懐かしい西部劇だと思って何となく見たら大ショック。  善男善女全滅。  ラストの雪の中を、賞金稼ぎたちが無人の町を離れるシーンは忘れられない。

参考URL:
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/makawk2/masuw7.htm
  • stc2
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回答No.5

隣人は静かに笑う http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_613pcbh50076/ 真実の行方 http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_608phne104242/ ワイルドシングス http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_606opl26590/ ワイルドシングス2 http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_606spb35118/ ワイルドシングス3 http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_606tsdd37640/ ワイルドシングス4 http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_606tsdd80076/ 「隣人は静かに笑う」と「真実の行方」は、かなりの名作です。 「ワイルド・シングス」シリーズも名作ですが、シリアス度は低いかな・・・という気がします。

noname#147162
質問者

補足

まとめてで失礼します。 ここまでの回答、ありがとうございます。 実はほとんどのものが観たことあるものなのですが、世間一般的にも犯罪者であるとはいえ、演出上の実質的な相手が別の犯罪者、警察、弁護士などの場合が多く、今回想定しているのとはちょっと違います。 最初に言葉が足りなかったのですが、無辜の市民や弱者などが悪にさらされる対象であって、もっと後味の悪いものを想定しています。

  • RX-8TypeS
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回答No.4

『ナチュラルボーンキラーズ(1994)』…痛快なほどに殺しまくる、実在した殺人カップルの物語です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16651 『ユージュアル・サスペクツ(1995)』…僕の名作です。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28680 以上の2つは完全な悪の勝利だと思います。 『ソードフィッシュ(2001)』…悪の完全勝利だけど、“完全な悪”では無いかも http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=235964 『ダーク・ナイト(2008)』…クリストファー・ノーラン監督のバットマンは、今までのバットマンと違い、 現実的な、何か人間味のある作品なのであげてみました。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329605 以上の2つは、他の方が挙げられている『セブン』と同様、完全に悪の勝利ではあるものの、“悪”の質、 “勝利”の質に於いては、ご要望の内容からいってちょっとグレーゾーンかな?と思います。 でも、2作品とも悪の勝利です。

noname#163573
noname#163573
回答No.3

「セブン」はどうですかね。 最後まで犯人の筋書き通りですし。

  • motshair
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.2

私としては善悪の判断が立場によるもので、結局正義も悪も曖昧に存在している感じが、悪を認めたようで好きなのですが。。。 あなたが一般的な善悪の判断の持ち主であれば、今悪と語られているものが蔓延った頃のプロパガンダ映画がいいと思います。 個人的には、民衆を「操作」したと言われるくらいの影響力を持ったメディアとして興味があるんですが。 『意志の勝利』(1935)

noname#152554
noname#152554
回答No.1

★「悪い奴ほどよく眠る」 http://www4.point.ne.jp/~kirisame/henshoku/kurosawa/warui.html ↑ 古い作品ですが「名作」です。

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