仕事に役立つからです。
中学の数学は実はビジネス特に経済を理解するのに役に立ちます。
たとえば連立2次方程式、
これは同じ結果にたどり着くために、必要な解が複数あり、相互に関連していることを意味しています。
ということは、仕事上ある目的を達成するのに必要な手段・方法は複数あり、その代わり相互に関連して取捨選択が必要になるということになります。
方程式から導かれるグラフ、
x=yの比例曲線とか反比例と双曲線などがあります。たとえば双曲線で見ると時間投入量と売上げの減少(コストの増加)の反比例を具体的に見ることが出来ます。
これを意識した上で、方程式の変数(xやy)を変えてみる、ということでビジネスが成り立つ、ということを考えられるようになります。
ベクトルと面積と方程式
最初、中学の数学ではベクトル(行列)・面積・方程式は別々のものとして教えられます。しかし、実際にはベクトルは連立方程式の解の集合ですし、それをグラフ化すると分布は面積として表現されます。
これは、ある商品を市場に投入した際の投入量とシェアの関係性などを、ミニマムな精度ですが予想することに繋がります。そこからシュミレーションを起こせば売上げアップにも繋がりますし、コストの増大とリスク管理を予想することもできます。
何を書いてあるのかチンプンカンプンだとしたら、こう考えていただければいいと思います。
「数学的に考えることで、現在の仕事の将来性を見通すことにつながる」
「数学を知ることで、新しいビジネスチャンスとそのリスクを認識することができる」
「数学を使えることで、指示を待つだけの仕事から、先を見通した指示を与えることができるようになる」
ということです。
もちろん現実社会は、簡単ではありませんし予測が可能というほど甘いものでもありません。しかし、数学的に考えることが出来れば、確実性の担保されるところと不確実性の高いところを見分けることもできるようになりますから、何もないところから確実性を高めチャンスをより確実に手に入れることが出来るようになるということです。
お礼
中学、高校程度の基礎的な数学を勉強?教科書を眺めなおすというのもよいのかもしれませんね。