- ベストアンサー
クラスタリングとグリッドコンピューティングの違い
タイトル通りです 参考書を読んでも2つとも同じようなことを書いてあって分かりませんでした 違いをお願いします
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
http://ja.wikipedia.org/wiki/分散コンピューティング の「5.5 コンピュータクラスター」「5.6 グリッドコンピューティング」を参照。 いずれも分散処理に該当する概念なので > 2つとも同じようなことを書いてあって というのもいたしかたないかなと思います。 私ならこんな風に説明するでしょうか。 まず,クラスタ(cluster,房)という用語は,片手で数えられるほど少数(例えば2台)のサーバで構成されたシステムでも用いられていたはずです。複数サーバが同時稼働して負荷分散するシステムもクラスタと呼んでいましたし,サーバ障害時に即座に予備サーバに切り替えるフェイルオーバーシステムでもクラスタの呼称を用いたものがありました。地理的にも,クラスタを構成するサーバ群は物理的にとても近い場所に配置されているイメージです。 それに対して,グリッド(grid,格子)という呼称は,数百以上のCPUパワーを集めてスーパーコンピュータに匹敵するような計算能力を発揮させるものというイメージが強いです。クラスタとの違いは,グリッドを構成するコンピュータの数の多さと,主としてCPUの処理能力を高めるのが目的だという,2点だと思います。 ついでに,クラウド(cloud,雲)と呼ばれるようになると,数百以上のコンピュータの集合体という点はグリッドと変わらないのですが,単にCPU処理能力が目的なのではなく仮想的なシステムを提供することが目的になります。それに伴い,利用者が必要とするだけのCPU能力・メモリ容量・ディスク容量をクラウドを通じて提供して,提供した資源分に対してだけ課金するという,グリッドには無かった特徴をもつようになります。
その他の回答 (1)
- dscripty
- ベストアンサー率51% (166/325)
ざっくりめに、 クラスタ → 個々サービスの物理サーバへの依存度が高い。サービスをなにがなんでも継続させる方向。 グリッド → 物理サーバと個々のサービスが分離していて、他のサーバでサービスを再開しやすい。個々のサービスは、少しぐらいダウンしても、すぐ再開できればいいんじゃない?方向。