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HDDの論理フォーマットと物理フォーマットの違いとは?
- HDDの論理フォーマットと物理フォーマットには大きな違いがあります。論理フォーマットはOS上から行われ、データを消去することができますが、実際にはデータが残っているため復元可能です。一方、物理フォーマットはデータを上書きし、セクタの配置をし直す方式であり、一般人には復元がほぼ不可能です。
- HDDを換装する際にはHD革命を使用してデータを引越しすることがありますが、HD革命の説明書には「復元はHDDのフォーマット後に行ってください」という記載があります。これは物理フォーマットを指していると考えられます。
- 論理フォーマットと物理フォーマットの違いは、単なる防犯対策だけでなく、データの完全な消去やデータの復元可能性にも関わっています。個人情報の保護を考える場合は物理フォーマットを行うことが推奨されますが、個人使用や家族使用のパソコンであれば論理フォーマットだけでも問題ありません。
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整地と区画整理で考えることができます。 区画整理された地域を論理フォーマット済 (ファイルシステムの作成が行われている) と考えると、物理フォーマットという作業は その土地を更地にすることを意味します。 すべてを無くすという積極的な理由で行なうこともありますが… 土砂崩れ、地割れなどによって、利用不能になった土地を 整地しなおして、利用可能にするという場合もあります。 つまり、ファイルシステムの不具合やウィルスなどのトラブルで 正常に利用できないストレージ装置 特に論理フォーマットをやりなおしても正常に扱えない場合や ディスクの管理から正常に認識されない場合などに 物理フォーマットの効果が得られる場合があります。 HDDには先頭部分に512bytesの管理領域があります。 これをMBRと呼びますが、このMBRの中には パーティション分割に関わるパーティションテーブルという領域と OS起動に必須の起動プログラム、ブートローダーが収納されています。 たとえば、DBANのような完全消去ツールでの処理を中断すると パーティションテーブルにありえない数値が記録された状態になり ディスクの管理などのツールが異常終了することがあります。 そういった場合には、改めて完全消去ツールを完走させるか… 単純に物理フォーマットやゼロクリア/ゼロフィルと呼ばれる処理が必須です。 UNIX系のOSでは、そういった作業はddという小さなツールとして OSの標準機能と言えるくらうあたりまえに備わっています。 MBRだけの消去やバックアップや移し替えもできます。 Windowsにはそういうツールが付属していないようですから… なんらかのプロダクツがフォーマットを行った後…と支持するなら 当然Windowsに付属しているツールで行える論理フォーマットを意味します。 そうでなければ、物理フォーマットツールが添付 あるいは、具体的な入手手段や利用方法の説明が明記されているはずです。
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- deadend
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現在の流通しているOS上でHDDを利用する場合、フォーマットと書かれていたら「論理フォーマット」だと思ってくださって結構です。 「物理フォーマット」は、物理フォーマット用プログラム(各HDDメーカーのHP等からダウンロード可能)を使えば一般のユーザーにも行えますが、本来、HDDを『恒温槽』等の温度を一定に保てる環境内において行うもので、一般のユーザーが頻繁に行うようなものではありません。 #1の >物理フォーマットは通常新品のハードディスクを購入した場合必ず行わなくてはいけません は、完全に間違っています。 現在流通しているHDDは工場出荷時に物理フォーマットが行われていますので、ユーザーが行う必要はまったくありません。
>「復元はHDDのフォーマット後に行ってください」という説明書きがありました。これって論理・物理どちらなのでしょうか? この場合はどちらでもかまいませんよ 物理フォーマットは通常新品のハードディスクを購入した場合必ず行わなくてはいけません 新品の場合ただの金属板でしかありません 宅地整備と住所録によく例えられますが 宅地整備して区画分けするのが物理フォーマット 一度使用した物をフォーマットする場合建物も道路もすべて壊して区画整備するって感じ 住所録を消してしまうのが論理フォーマット 区画や建物はそのまま残っていても住所録には記載されていないのでそこには誰もいないことになっているという様な感じ トラブルが起きた場合代替えセクターと言って予備の場所を使用する機能があります 物理フォーマットをするとこの機能がうまく働くのでシステムを入れ直すのであればその方が良いでしょう 頻繁にやる必要はありません