(1)
時刻t = 0において回路OPQRは三角形OQRをなす.
三角形OQRの面積は
S = W・(W/√3)・1/2 = W^2/(2√3) = (√3)W^2 /6.
BはSを垂直に貫くので
Φ = BS = (√3)B W^2 /6.
(2)
導線棒QRの速度はvなので,磁束の単位時間当たりの増加量は
dΦ/dt = v W B.
したがって,誘導起電力の大きさは
e = v W B.
向きは時計回り.
(3)
(2)より誘導起電力は時計回りなのでR→Qの向きに電流が流れる.
(4)
QRをOPと平行にしても,単位時間当たりの磁束の変化は60°のときと同じなので,誘導起電力は(2)と同じである.
v W B.