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アニマル浜口さんとキラー・カーンさんについて
- アニマル浜口さんとキラー・カーンさんの経歴やエピソードについて詳しく知りたいです。
- アニマル浜口さんが長州力さんと結託した真意や最初の引退を決意した事情、キラー・カーンさんが維新軍団に加わった事情、単身で渡米した事情について知りたいです。
- アニマル浜口さんとキラー・カーンさんに関する古いエピソードを追憶したいです。
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そうゆう書籍は無いと思います。私があらかた事情を知っているので回答させていただきます。 (1)アニマル浜口さんが長州力さんと結託した真意。 =アニマル浜口は元々「国際プロレス」の選手でした。で、国際プロレス崩壊後、メンバーは散り散りになるのですが、浜口さんは寺西勇、ラッシャー木村との3人で「はぐれ国際軍団」として新日本のリングに登場します。1981年の事です。で、長州はというとそのほぼ同時期に海外遠征から帰国し、藤波に対しライバル心を燃やします。猪木・藤波・長州と外人レスラーとの試合中に仲間割れを起こし(実際はそれ以前から伏線はあった)、浜口・寺西・小林・谷津らと共に維新軍団を結成。肝心のラッシャー木村はこれに加わらず、外人と結託します。浜口はあくまでも新日に対抗したい意識があり、長州が藤波にはむかった時期と丁度重なり、尚且つ、長州は浜口を心の師として維新軍に加わる前から固い仲間意識はあったわけです。浜口は長州のブレーンとして参戦。長州‐浜口組では浜口は長州の良い所を上手く引き出し、名脇役として活躍する訳です。 (2)アニマル浜口さんが最初の引退を決意した事情。 =1987年にジャパンプロレス分裂→長州らの新日復帰に合わせ、浜口は現役を引退します。浜口の引退は新日からジャパンプロレスに移籍する際に交わした、「トラブルを起こした場合は引退する」という約束を貫くため(キラー・カーンも同様)です。また体調を崩しシリーズ欠場中でもギャラを支払ってくれたジャイアント馬場への恩義に背く事は出来ないという事情もありました (3)キラー・カーンさんが維新軍団に加わった事情。 =自らが師と仰ぐタイガー戸口が維新軍団に加わるという事になり、カーンはそれについていった形です。しかし戸口はすぐに離脱。カーンはそのまま維新軍団に残留します。カーンにとって恩師はタイガー戸口であり、長州ではありませんでした。しかし戸口の離脱後も長州はカーンに何かと面倒を見てきましたが、維新軍には谷津・浜口というメインイベンターがおりアンドレの足を折った実力が発揮できないままジャパン軍にいるのが耐えられなくなり、長州を裏切ります。 (4)ジャパンプロレス勢分裂後、単身で渡米した事情。 =元々カーンは外国人大型レスラーとの互角の対戦で話題を集め、アメリカでは有名だったんです。アンドレの足を折った事でますます著名になります。ところが日本ではその力を発揮する機会も無く、アンドレとの対決も実現させてもらえませんでした。それでWWFと再契約し、アメリカに単身渡り、自分の一番活躍できる場を確保したかったわけです。カーンが本気になればブロディーやハンセンにも勝てる要素はありました。新日、ジャパンプロレスと所属してもメインイベンターとしての要素が無く、大試合の出番が無いからアメリカに渡ったという訳です。
お礼
ご意思を察し致しました。 再度閲覧経験を積み重ねて、「善し」と思えるまで投稿は控えようと思います。 PCから改めて確認しましたが、補足の内容以前に、「改行」、「段落毎のスペース空け」という 初歩的な部分に対して、意識が欠けていると実感しました。 折角の善意に対して、改めてお詫びいたします。
補足
素性のわからぬ一見の者に、とても丁寧な回答をしてくださり、ありがとうございます。 補足の質問をしてもよいのか?慎むべきか?回答を頂いてからずっと迷っていたのですが、 叱責も無視もうけとめようと決め、追記しました。 本文の質問動機ですが、当時は意識が欠けていた「お人柄」を踏まえて、遡って再考したかったためです。 (3)については、タイガー戸口さんとのパイプと知って、すんなり呑み込めました。 (2)についても、おふたかたともそういう約束事が始めからあったとわかり、理解が深まりました。 馬場さんは勿論、全日本プロレス全体に対しての義理、社会人としてのモラルという点でやむを得なかったと再認識しました。 ただ、長州さんの決断に対しても反目したくなかったという点と重ね合わすと、改めてとても切ないご英断ですね。 浜口さんの一時的復帰に対して、異論を聞いた覚えがない点を切り取るだけでも、十分に解りました。 (4)についてですが、 既にアメリカでTOPヒールの地位も収入も手に入れていて、新日本に戻ったら格も身入りも明らかに堕ちることは、カーンさんご自身が誰よりも解っていたと思います。それでも帰国命令に応じたのは、私レベルでは知り得ない何かがあったのでは?と憶測してしまいます。 試合では見せることがない引出しは沢山あったと思います。キャラに頼らずとも、日本人離れした体躯と相撲出身という背景だけでも、小沢正志や小澤正志としての試合の組立て位できたと思います。 これも憶測ですが、事情により階段を降りたのだと思います。そうでなければ、新日本を離脱する時点で長州さんに追随せず、単身渡米すると思います。向こうのリングのブランクが短い方が、お客さんの記憶により残っています。 タイガー戸口さんは、馬場さんがTOPにいる限り、全日本には上がれなかったのだから、長州さんに追随しなくても不義理にあたらないと思います。 憶測の乱立ですが、 >大試合の出番が無いからアメリカに渡ったという訳です。 この点については、私は異なる解釈をしています。(2)の浜口さんと同様の切ない事情で単身渡米を選択したと解釈しています。 (こういったブレが沢山ありそうなおふたかたなので、ギミックでもいいから物差しがあればいいなぁと発想しました) (1)については、長州さんが浜口さんを心の師としたのは、出戻り後にUインター絡みで山崎さん、安生さんを高く評価した点と通じて、理解できます。 しかし、浜口さんが長州さんに賛同した理由が、正直言ってよくわからないです。 はぐれ国際軍団として参戦した3名は、吉原さんへのお義理を最優先させた方々と理解しています。 心無い一部の新日ファンから数々の実害を受けて、「義理より実利が大切だ」と考え方をシフトチェンジしたのなら、長州さんのサポートする方が美味しい、と考えられます。しかし、そう考えると(2)が理解できなくなります。 長州熱にほだされたとしたら、寺西さんは?と思います。 またも個人的な解釈ですが、そもそも3名はハートやご恩に篤い方と理解しています。あくまで義理を通し続けたラッシャーさんをほかしてまで、長州力を御輿にかついだ理由が理解できないです。 そうすると、いちばん見たくも聞きたくもない事ばかり頭にひっかかります。 超長文で申し訳ないので、「回答文を唯丸呑みしておしまいにしろ!」など、簡潔で構わないのでベクトルを示していただけたら幸いです。