シラミツブシと言っても、「持続係数」を端から計算するだけ
というもの何だか悔しい。手計算で少し喰い下がってみましょう。
49→36→18→8 が例示されていれば、77→49 には
気がつくので、二桁の数で他に持続係数が4になるものを探します。
この問題の「→」で、数の桁が増えることはありません。
一桁の数 n 個の積は 9^n 以下だからです。
よって、「→」を逆にたどってみるとき、一桁の数2個の積に
分解できない数が出てきたら、そこから先は行き止まり or 三桁以上
なので、もうたどらなくてよいことになります。
この一点だけを手掛かりに、1~9 から逆にたどってみます。
1←11
2←12←26
2←12←62
2←12←34
2←12←43
2←21←37
2←21←73
3←13
3←31
4←14←27←39
4←14←27←93
4←14←72←89
4←14←72←98
4←41
5←15←35←57
5←15←35←75
5←15←53
5←51
6←16←28←47
6←16←28←74
6←16←44
6←16←82
6←61
7←17
7←71
8←18←29
8←18←92
8←18←36←49←77
8←18←36←94
8←18←63←79
8←24←38
8←24←83
8←42←67
8←42←76
8←81←99
9←19
9←91
これで全部。
二桁の数で持続数4のものは77だけであることが確かめられました。
お礼
ありがとうございます。地道に計算するしかないようですね。二桁の整数でこれだけ大変なのですから、三桁、四桁・・・となったら、想像を絶しますね。この問題は、別名「ポセイドンの数列」とも呼ばれているようです。数列である限り、漸化式があるはずです。なんとかしてそれを発見したいですね。ありがとうございました。